ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
やっぱり…。自分の部屋が一番落ち着きます。
広島から帰ってきました…疲れた。
帰りにアルパークなるところに寄ったんですが…
見つけてしまいました…『民芸食事処 八雲』
や、八雲だよ!妹よ!八雲がいるぞっ!!と、妙にテンションが上がる姉(今まで車酔いだったくせに)
しかもそこ、同じ階に本屋がありまして…八雲&山猫が平積されておりました。
あぁっ!八雲だよ、八雲だらけだよ~(笑)
HPで検索してみると…「やぐも」でしたが……(苦笑)
きぃっ!おしいっ!
近々やっときたいこと。
連載物の更新
この前の続き…
お盆ネタ
浴衣ネタ(!)
サイトいじり
未来斉藤家夏休み
………よし。(何)
拍手お返事
パール様
コメントありがとうございます。
正解は明日の小説で、ってことで(笑)
広島から帰ってきました…疲れた。
帰りにアルパークなるところに寄ったんですが…
見つけてしまいました…『民芸食事処 八雲』
や、八雲だよ!妹よ!八雲がいるぞっ!!と、妙にテンションが上がる姉(今まで車酔いだったくせに)
しかもそこ、同じ階に本屋がありまして…八雲&山猫が平積されておりました。
あぁっ!八雲だよ、八雲だらけだよ~(笑)
HPで検索してみると…「やぐも」でしたが……(苦笑)
きぃっ!おしいっ!
近々やっときたいこと。
連載物の更新
この前の続き…
お盆ネタ
浴衣ネタ(!)
サイトいじり
未来斉藤家夏休み
………よし。(何)
拍手お返事
パール様
コメントありがとうございます。
正解は明日の小説で、ってことで(笑)
『あと、事後処理は抜かりなくやっといた』
さっき聴いた言葉が頭の中をぐるぐる回る…。
それと共に湧き上がってくる不安。
朝から同じ格好で眠り続けている八雲。
“死”という漢字が頭から離れない。
どくどくと心臓の音が大きく聞こえる。受話器を持ったままの手が震える。
顔が見たい。
身体に触れたい。
声が…
声が聞きたい。
ガシャンっと少し乱暴に受話器を置いて寝室へ掻け戻る晴香。
「八雲君!ねぇ。起きて、八雲君!!」
声をかけてもピクリとも反応しない八雲。
「八雲…君」
自分でも、声が震えるのが分かった。
「八雲君。起きて!起きてってば!!」
肩を掴んで揺らす晴香。
寝てるほうにしてはたまったもんじゃないが、今の晴香にはそんな事は関係ない。
が、そんな事をされても八雲は起きる様子はない。
「お願いだから…起きて…。」
八雲の首に抱きついて…声を絞り出す。
「起きてよぉ…」
腕を解いて…ずるずるとベッドの横に座り込んでしまう晴香。
自分で自分の肩を抱きかかえて俯く。
その目から流れ落ちる涙を止める術はない。
『泣くな…』
困ったような表情で見下ろしてくる人。
『…君には、泣き顔は似合わない』
そう言って涙を拭ってくれた人。
皮肉屋だけど、優しくて…温かい人。
私にとって誰よりも大事な人。
ココに居るのに……っ!
居てくれるのに感じる不安
一緒に居る時は不安なんて感じなかったのに…
どれだけそうしていたのか。
「そんなに泣くと」
不意に聞こえる声。この部屋には2人しか居ないのだから…自分ではないのならこの発声源はただ1人…。
「…身体から水分が無くなるぞ。」
顔を上げた晴香の頬を八雲の指が撫でる。
ゾクリとするほど…冷たい指先だった。
「や…く…」
涙で滲んではいるが確かに八雲がこちらを見ている、ちゃんと両目を開けて。
生きてる…よね?
「何かあったのか?」
八雲はゆっくり上半身を起こすが痛みがあるのが、頭に手を添える。
「だ、大丈夫?」
涙を拭ってベッドの淵に座る晴香。
「大丈夫だ…それより、何かあったのか?」
「ううん、そういう……わけじゃないの。ごめんね。あんな起こし方して」
「いや、いいんだ。…シャワーに…掛かってくる」
そう言うと布団を捲り、ベッドから下りる。
「あ、うん。夕ご飯。食べれそう?」
「…分からないな。後から決める。」
そう言うと眠そうな欠伸をして歩き出す八雲。
「起こして…ごめんね。ほんとはまだ寝てたかった?」
八雲の後に続く晴香。
「…いや、構わない」
それだけ言うと、バスルームに消えてしまった八雲。
「……。ご飯、作らなきゃ」
暗い気持ちを払うように声に出す。
“不安”という名の暗闇は薄れたが…
別の闇が濃くなっていくのを晴香自身も感じてる。
その闇の名は“寂しさ”
たぶん明日でラストです
さっき聴いた言葉が頭の中をぐるぐる回る…。
事後処理って何?
八雲は一体…何をしてきたの?
危険な事はなかったの?
怪我はしてないの?
そんなことが次から次へと頭の中で浮かんでは消える。八雲は一体…何をしてきたの?
危険な事はなかったの?
怪我はしてないの?
それと共に湧き上がってくる不安。
朝から同じ格好で眠り続けている八雲。
“死”という漢字が頭から離れない。
どくどくと心臓の音が大きく聞こえる。受話器を持ったままの手が震える。
顔が見たい。
身体に触れたい。
声が…
声が聞きたい。
ガシャンっと少し乱暴に受話器を置いて寝室へ掻け戻る晴香。
「八雲君!ねぇ。起きて、八雲君!!」
声をかけてもピクリとも反応しない八雲。
「八雲…君」
自分でも、声が震えるのが分かった。
「八雲君。起きて!起きてってば!!」
起きてよ…
肩を掴んで揺らす晴香。
寝てるほうにしてはたまったもんじゃないが、今の晴香にはそんな事は関係ない。
が、そんな事をされても八雲は起きる様子はない。
「お願いだから…起きて…。」
起きて言ってよ
八雲の首に抱きついて…声を絞り出す。
『君は、一体どうやったらそんなに泣けるんだ?』
って…言ってよ
お願いだから……
って…言ってよ
お願いだから……
「起きてよぉ…」
あなたの声が聞きたい
腕を解いて…ずるずるとベッドの横に座り込んでしまう晴香。
自分で自分の肩を抱きかかえて俯く。
その目から流れ落ちる涙を止める術はない。
『泣くな…』
困ったような表情で見下ろしてくる人。
『…君には、泣き顔は似合わない』
そう言って涙を拭ってくれた人。
皮肉屋だけど、優しくて…温かい人。
私にとって誰よりも大事な人。
ココに居るのに……っ!
居てくれるのに感じる不安
一緒に居る時は不安なんて感じなかったのに…
どれだけそうしていたのか。
「そんなに泣くと」
不意に聞こえる声。この部屋には2人しか居ないのだから…自分ではないのならこの発声源はただ1人…。
「…身体から水分が無くなるぞ。」
顔を上げた晴香の頬を八雲の指が撫でる。
ゾクリとするほど…冷たい指先だった。
「や…く…」
涙で滲んではいるが確かに八雲がこちらを見ている、ちゃんと両目を開けて。
生きてる…よね?
「何かあったのか?」
あぁ、八雲の声だ
八雲はゆっくり上半身を起こすが痛みがあるのが、頭に手を添える。
「だ、大丈夫?」
涙を拭ってベッドの淵に座る晴香。
「大丈夫だ…それより、何かあったのか?」
「ううん、そういう……わけじゃないの。ごめんね。あんな起こし方して」
「いや、いいんだ。…シャワーに…掛かってくる」
そう言うと布団を捲り、ベッドから下りる。
「あ、うん。夕ご飯。食べれそう?」
「…分からないな。後から決める。」
そう言うと眠そうな欠伸をして歩き出す八雲。
「起こして…ごめんね。ほんとはまだ寝てたかった?」
八雲の後に続く晴香。
「…いや、構わない」
それだけ言うと、バスルームに消えてしまった八雲。
「……。ご飯、作らなきゃ」
暗い気持ちを払うように声に出す。
“不安”という名の暗闇は薄れたが…
別の闇が濃くなっていくのを晴香自身も感じてる。
その闇の名は“寂しさ”
たぶん明日でラストです
PR
この記事にコメントする
カテゴリー
最古記事
(04/21)
(04/22)
(04/22)
(04/22)
(04/22)
ブログ内検索