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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年11月15日 (Fri)
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2006年08月10日 (Thu)
天理勝った~!
我らが山口の南工は負けたけど。いい試合でした。うん、頑張った。
青春っていいよね。
しかし…中国勢見事に初戦敗退ですね…(苦笑)
あとは広島の如水館だけです…頑張れ!如水館

っと…
高校野球でテンションあげあげしましたが、根本的には昨日のを引きずってます。
……しっかりしなきゃ!(ぺちぺち)

今日母校へ行って来ましたが、相変わらずの古さです(笑)
あぁ、でも懐かしかった……。


拍手お返事
 13時:
あぁっ……。ありがとうございます(涙)
頑張りますので、お付き合いくださいませ。

………あり来たりなお返事ですみませんっ!嬉しいんです。
嬉しすぎてどうしましょうってぐらい嬉しいんです(笑)


元気、頂いたところで今日は続き頑張ります。





八雲が帰ってきた。

深く呼吸をしながら晴香はそう思った。

これは夢じゃないよね?

私の願望が現れた夢じゃないよね?

消えたりしないよね?

それを確かめたくて、八雲を抱きしめる腕に力が入る。

トクン…トクン…と耳に感じる現実の証。

肌で感じる…生のぬくもり。

…夢じゃない。本物だ…。

それが…嬉しくて更に八雲にしがみ付いた。



ほんの数分だったんだろう。

晴香を抱きしめていた八雲の手の力がふっと…緩まった。
そして、晴香が止めるまもなくずるずると八雲の身体が重力に引っ張られる。
「や、八雲君!」
慌てて身体を屈め、八雲を支える晴香。
「あぁ…すまない…。」
半分以上閉じてしまっている目を晴香に向ける。
「大丈夫!?」
「…眠いんだ…」
そう言うと…ゆるゆるとその瞳を閉じていってしまう。
「や、八雲君!ベッドまで頑張って?」
「………そう…だな…」
頭を押さえながら…ふらりと立ち上がる。
「頭、痛いの?」
「…いや、大丈夫だ。…だから…もう寝かせてくれ。」
ふらふらとした足取りで、寝室へ向かう八雲。
そしてそのままベッドに倒れこむ。
「八雲…君…。」
「…説教は…起きてからに…して…く……」
言葉の途中で完全に瞼を閉じてしまった八雲。
スースーと寝息が聞こえる。
「…ほんとに…寝ちゃった…。」
ここまで見事に眠りに入られると、起こすに起こせない。
結局、晴香は八雲に布団をかけてから寝室を後にした。


八雲が帰ってきた喜びですっかり忘れていたが、今は朝。
しかも出勤はいつもどおりの時間である。
「寝癖が…おなんないっ!」
鏡の前でそうぼやいたかと思うと、ヘヤーアイロンをセットしてキッチンへ向かい朝食を作る。
ばたばたと騒がしく出勤の準備を整える晴香。

いつもより、10分ほど遅い準備完了。
出勤する前に顔が見たくなって寝室のドアを開ける。
「…八雲君?」
そろりと部屋の中に入ると…先ほど見たときと変わらない格好で八雲は寝たいた。
「…仕事行って来るね。」
耳にそう囁くが反応はまるでない。
それでも、ここに八雲が居るという事実、それだけで…充分だった。
「いってきます」

笑顔で…晴香は寝室のドアを閉めた…。



もうちょっと続きます。





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