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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年11月15日 (Fri)
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2006年08月08日 (Tue)
うぅっ……。
某お人に…SSを送り付けたい衝動に駆られております。
送り付けたい…送り付けたい…送り付けたい(ぶつぶつ)

………覚悟っ!!(え?)



まぁ、独り言はさておいて…。
昨日の続きです。






ピピピピピ………。


定刻になる目覚まし時計。

起きなきゃ……

そう思って身体を起こす。


相変わらず、隣に人のぬくもりはなくて…。

ため息を付きながらリビングへ通じるドアを開ける。


「遅いお目覚めだな。遅刻するぞ」
懐かしい声が…聞こえてくる
「え…?」
寝起きの頭ではそれを理解するまで数秒かかる。
「…それとも今日は休みか?」
それは他でもない八雲の声で、それを発する人が…目の前に居た。
寝癖はいつも以上に酷くて、それで居て全身で疲れたと訴えかける様に感じた。
「や…雲……くん?」
「…なんだ?それ以外の誰に見える?」
「そう言う意味じゃなくて!」
「…わかってるよ…。」
先ほどまでのとは違う、優しい声。
「ただいま…」
晴香を抱き寄せて、そっと額にキスをする八雲。
「………お帰りなさい。」
それに答えるように…頬にキスを返す晴香、その後ぎゅうっと八雲に抱きつく
「お帰りなさい…」
微かに声が震える晴香。
「あぁ。…」
「心配…して…」
「悪かった。…だから」
晴香の頭を自分の胸に押し付けるようにして抱きしめる八雲。
「……泣かないでくれ。」
そういわれた途端涙が零れ落ちた。
「おか…えり…お帰りっ…。」
「…だから、泣くなって…。遅くなって悪かった。」
ぽんぽんっと頭を撫でる。
「ぅ…ん…。」
晴香の嗚咽が治まるまで…もう少し時間が必要だった。
八雲の手が、ゆっくり晴香の髪を撫でていた




短くてすみませんっ

まだ続きます
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