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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2010年07月04日 (Sun)


なんか、中身がない話ですが(苦笑)

二人がイチャイチャしてれば良いな(笑)



社宅じゃなくてもいいけど…まぁ、前の続き(笑)




季節はずれだが…。
どうやら、彼女も花粉症らしい……。
「ただいま…」
「あ、お帰りなさい」
帰宅すると、やはり目が赤かった。
「……擦るなよ。目が赤いぞ。」
「うん。分かってるんだけどね……」
目をしょぼしょぼさせている晴香がそういった。
「目薬は?」
「さしてるよ…。ご飯にするね。」
「あぁ」
そう返事をして…思い出したようにキスをしたあと…リビングを後にした。

風呂上がりの晴香が…目を擦っているのを見て…八雲は声をかけた。
「目薬、さそうか?」
「ん…いいよ、自分でさすから。」
晴香はそういったが…八雲はすでに目薬を持って…ソファーに待機していた。
どうやら譲る気はなさそうでc晴香はそれに従った。
「…目薬さすのってこわくない?」
ソファー。八雲の隣に座って晴香は聞いた。
「そうだな。人に射されるのはなおさら怖いな。」
「………。」
「まぁ…信じろ。」
不安げな晴香にそういって…八雲は太股を叩いた。
「うん。」
なんだか少し、うれしそうな表情を見せて…。
おずおずと、八雲に膝枕、してもらった。
見上げた八雲は…なにやらうれしそうに笑っていた。
「なに笑ってるの?」
「なんでもない。」
そういいながら…。蓋を開けた。
「擦ったな?…目が赤いぞ。」
「…八雲君と一緒だね」
晴香はえへへ…っと笑ってそういったが…八雲は渋い顔をした。
「種類が違う。」
こつっと、額をげんこつで軽く叩いた。
「痛いなぁ…もう。」
さほど痛くなさそうな反論だった。
「さすぞ。」
少し晴香は唸ったが、八雲はかまわず目薬を差した。

「終わったぞ。」
「ありがとう。」
しょぼしょぼと瞬いて…晴香は起きあがろうとした。
が、八雲に阻まれてできなかった。
それどころか…また、八雲の顔が見えた。
「もうすこしくつろいでいいぞ」
「…くつろいでって…」
戸惑う晴香に…ふっと…優しく笑って見せた。
八雲が笑うのは…二種類あって、意地悪く笑うのと…優しく笑うのと…。
今は…後者だった。
「じゃぁ…甘えちゃおうかな…」
そういうと…膝枕のまま、テーブルの上に手を伸ばしてリモコンをとった。
「テレビつけるのか?」
「天気チェックしないと。」
「…………。」
「天気が良かったら大きいもの洗濯したいし…梅雨の前に。」
そういいながら…天気予報を見たが…幸いにして明日は晴れのようだった。
むしろ、汗ばむぐらいの気温になるでしょう…っと…聞こえてきた。
「明日暑いみたい…体調気をつけてね。」
八雲を見上げて晴香はそういった。
「あぁ。」
八雲は笑った。
優しい笑顔から……たくらみの笑顔に。
「さて、夜は長いからな…。そろそろいこうか。」
「えー……っと…八雲君?」
苦笑いぎみに晴香は笑ったが…
「明日は洗濯日和なんだろう?」
八雲は誤魔化されなかった。


END

うちの子の
「目、痛いでしょう?」から
目が痛い→花粉症→赤い目なら八雲と一緒だね!

っというネタ。

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