ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
なんか、中身がない話ですが(苦笑)
二人がイチャイチャしてれば良いな(笑)
社宅じゃなくてもいいけど…まぁ、前の続き(笑)
季節はずれだが…。
どうやら、彼女も花粉症らしい……。
「ただいま…」
「あ、お帰りなさい」
帰宅すると、やはり目が赤かった。
「……擦るなよ。目が赤いぞ。」
「うん。分かってるんだけどね……」
目をしょぼしょぼさせている晴香がそういった。
「目薬は?」
「さしてるよ…。ご飯にするね。」
「あぁ」
そう返事をして…思い出したようにキスをしたあと…リビングを後にした。
風呂上がりの晴香が…目を擦っているのを見て…八雲は声をかけた。
「目薬、さそうか?」
「ん…いいよ、自分でさすから。」
晴香はそういったが…八雲はすでに目薬を持って…ソファーに待機していた。
どうやら譲る気はなさそうでc晴香はそれに従った。
「…目薬さすのってこわくない?」
ソファー。八雲の隣に座って晴香は聞いた。
「そうだな。人に射されるのはなおさら怖いな。」
「………。」
「まぁ…信じろ。」
不安げな晴香にそういって…八雲は太股を叩いた。
「うん。」
なんだか少し、うれしそうな表情を見せて…。
おずおずと、八雲に膝枕、してもらった。
見上げた八雲は…なにやらうれしそうに笑っていた。
「なに笑ってるの?」
「なんでもない。」
そういいながら…。蓋を開けた。
「擦ったな?…目が赤いぞ。」
「…八雲君と一緒だね」
晴香はえへへ…っと笑ってそういったが…八雲は渋い顔をした。
「種類が違う。」
こつっと、額をげんこつで軽く叩いた。
「痛いなぁ…もう。」
さほど痛くなさそうな反論だった。
「さすぞ。」
少し晴香は唸ったが、八雲はかまわず目薬を差した。
「終わったぞ。」
「ありがとう。」
しょぼしょぼと瞬いて…晴香は起きあがろうとした。
が、八雲に阻まれてできなかった。
それどころか…また、八雲の顔が見えた。
「もうすこしくつろいでいいぞ」
「…くつろいでって…」
戸惑う晴香に…ふっと…優しく笑って見せた。
八雲が笑うのは…二種類あって、意地悪く笑うのと…優しく笑うのと…。
今は…後者だった。
「じゃぁ…甘えちゃおうかな…」
そういうと…膝枕のまま、テーブルの上に手を伸ばしてリモコンをとった。
「テレビつけるのか?」
「天気チェックしないと。」
「…………。」
「天気が良かったら大きいもの洗濯したいし…梅雨の前に。」
そういいながら…天気予報を見たが…幸いにして明日は晴れのようだった。
むしろ、汗ばむぐらいの気温になるでしょう…っと…聞こえてきた。
「明日暑いみたい…体調気をつけてね。」
八雲を見上げて晴香はそういった。
「あぁ。」
八雲は笑った。
優しい笑顔から……たくらみの笑顔に。
「さて、夜は長いからな…。そろそろいこうか。」
「えー……っと…八雲君?」
苦笑いぎみに晴香は笑ったが…
「明日は洗濯日和なんだろう?」
八雲は誤魔化されなかった。
END
うちの子の
「目、痛いでしょう?」から
目が痛い→花粉症→赤い目なら八雲と一緒だね!
っというネタ。
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