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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2010年06月10日 (Thu)

ファンブック読んでー書きたくなった八雲の心情。

ひょっとしたら前に似たようなの書いてるかも(苦笑)



八巻後かな。





二人の関係は?
そう問われても即答できなかった。

何度も何度も自問自答しているが…答えはでない。

大事な人…という言葉は間違ってはいないが軽い気がする…。
愛…というのは漠然としている。

言葉は…難しい。

だが、言葉にしなければ伝わらない。


今は…


ここにいると…やってくる。彼女。

口ではいろいろ言うが彼女が居てくれると安心できる

彼女がこないと…不安になる…。


今は学生で、今の時間が当たり前だと、思っている



それでも…人生の岐路はすぐそこ…である。


まず、大学を卒業したらどうするのか…。

実家に帰るのか、東京に残るのか…


望むなら、今のままで居てほしい。

僕のそばにいてほしい…


けれど…

たとえば、彼女が結婚したら?

誰か、僕ではない誰かを見つけて…彼女が結婚したら。


彼女は僕の…友達、で居てくれるのだろうか。

男性として付き合いがなくなっても…

君は僕を忘れないでくれるのだろうか…。



そんな心配を、しなくていい…関係がほしい。


君をつなぎ止めておける…言葉がほしい。

縛り付けるのではなく…つなぎ止める…


言葉が、ほしい。



「晴香…」

「え?」

「…………。」

「八雲君?」

「……僕の…」


恋人、なんて甘い関係がほしいんじゃない。

夫婦…なんて大それた肩書きもほしい訳じゃない。



「僕のそばに、居てほしい…」



「………。それだけ?」

「え?」

「それだけでいいの?」

「…………。」

あまり…彼女の負担にはなりたくない。

彼女の夢は彼女の夢だ。
彼女は彼女の夢を叶えてほしい。

そばにいて…彼女を見ていたい。

彼女が僕を支えてくれたように…

僕も彼女を支えたい…


縛りたいんじゃない、つながっていたいんだ…。


「一緒に、住もうか…」


「うんっ!」


あぁ…

ひょっとして、彼女はわかっててくれたのかもしれない…


「…私も、一緒に居たい。」

少し、頬を染めて…彼女はそう言った。


そう、言ってくれた。


手を伸ばして…体にふれた

一瞬…ぴくっと…体がふるえたが…照れ隠しのように笑った。

それが…


愛おしくて…


ぎゅっと抱きしめた。



END


ソウルメイト…ってまさに、その通りだなぁっと…

落ち着きところは…こうかなぁっと…。


八雲と晴香は純粋に、側にいたい…と思ってるかな

そのためには形にはこだわらなさそう。

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