「恐くて…私を確かめたかっただけでしょ？」

８月３０日です。
明日で夏休み最後です。
………妹は（笑）
切羽詰ってそうです、頑張れ（苦笑）

アンケート、３１日０時で締め切ります～。
だったのですが…操作ミスでＰＣ用のほうはすでに締め切ってしまいました（汗）
携帯ようでも…投票できるのでまだの方はぜひ。


あと、バトン。
熱く回答してるのでもう少しお待ちを（笑）


拍手お返事

連城さん。
今日は打ち間違えませんでしたよ（笑）
冬のサナギ習性はありますか！よかった。じゃぁ、脱皮習性は私の特殊な習性ということで（笑）
私はどっちかといえば暑がりかな、寒いのはわりと平気なんですよ～。
ふふふ、読心術ならぬ読気分術（笑）もし、そうなった暁には古谷検定準２級を進呈しましょう（爆）
何故準２級かというと私が漢字検定準２級だから（安直な…）

昨日のは読み返して…暗いなぁ～っと…しみじみ（苦笑）
でも、八雲って無表情の下で感情がごちゃごちゃしてそうなイメージなのです。
そして同時にいろんな事を考えてそうなんですよね～。
嫉妬の炎はめらめらとです（笑）
嫉妬八雲になるとどうしてもＳの気が入るのは…私だけ？（苦笑）

追試は…もう、ガンバリマスの一言デス（苦笑）
連城さんも課題ファイトです！


古谷検定準２級って…くくく（←つぼにはまったらしい）

昨日の続きです。



『君は、僕のものだ。』

あなたは…

『他の男に触れさせるのは許さない』

何を恐れているの？

私は…

どこにも行ったりしないのに…

『僕は君が居なくてはだめなんだ。そうしたのは君だ…責任取れよ。』

私こそ、あなたでなければ…駄目なのに

身体が…重い…それに痛い

八雲が…そこに…
ベッドの端に座ってる。


「八雲…」

「え？」

驚いたような、あなたの声。

私のほうを見ている…薄暗い部屋の中でもそれは分かる。

そういえば…「君」を付けずに読んだのは、初めてかもしれない。

「…何を…恐れてるの？」

目に見えるほど…八雲の表情が変化した。

赤い瞳が…ゆれている。

「ねぇ…、何をそんなに恐れてるの？」

知ってるんだよ？

八雲の頬に手を伸ばす。

八雲は優しいから…

拒まれるかと思っていたそれは…予想に反して目的の場所にたどり着く。

今、自分を責めてる

「私…。どこにも行かないよ？」

後から自分を責めるのに、ああせずには居られなかった

ゆっくり頬を撫でながら八雲に笑いかける。

それほどまでに…

　　　　　　　　　「何が恐いの？」


「バカ…だな…。君は」

八雲の顔は、はっきり見えない…。

でも。その赤い瞳と…

そこから流れる真珠は…はっきり見えた

ついで、指先にも感じる。それ

「…あんな事をされたのに…まだ僕に…笑いかけるのか？」

涙が流れているのを分かっていないかのように、自嘲気味に笑いそう言う八雲。

「あなたは、恐かった…だけでしょ？」

「！？」

警戒にも似た視線を向ける八雲

何度も、何度も私を呼んでいた

「恐くて…私を確かめたかっただけでしょ？」

普段呼ばない…名前で…

「ねぇ…何が恐いの？」

再度問いかけるが…返事はなかった。



「……居なく…ならないでくれ。」

随分たって、八雲が絞り出すようにそう言った。

「僕を一人にしないでくれ…！」

身体を丸めて…項垂れる八雲。

そんなこと、できるわけないのに…

心配しなくても、いいのに…

「どこにも…誰のところにも…行かないでくれ…。」
止まることのない…涙

「頼む…」


それはまるで…


母親が居なくて泣いている


子どものようだ


「大丈夫…。ここに居るよ。」

重い身体を起こし八雲を背中から抱きしめる。

「どこにも…誰のところにも…行かないから…。」

しゃくりあげながら泣いている八雲。

「ずっと…そばに居るから」

こんなに泣いたのを見たのは…初めて。

「は……る……か」

「ここに居るよ…八雲君。」

抱きしめれば、抱きしめるほど…体温が溶け合い

鼓動が一つになる…。





八雲は分かってない

私のほうが…あなたが居なくてはいけないのに

私のほうがあなたに依存してるのに


自分は好かれていないと思いこんでるあなた。


どうやったら…あなたに私の好きは伝わるの？

私は

何をされたって…

あなたになら…許せるのよ…？



続く。