『僕に触れていい女は、一人だけだ。』

髪を…切りました。
ロングがショートになりました…。
こんなに切るんだったら切る前に写真を撮っとけばよかったというぐらい…。
肩甲骨の下２センチぐらいまであった髪が襟のところぐらいまで…２０センチ近くばっさり……。
もうなんか、笑いたくなります（笑）頭が軽すぎて。
髪の毛が多い上に長かったんで切ったら軽すぎです。
約１０年に、ショートにしましたよ。
でも父は気づかなかった（苦笑）

アンケート、集計結果はまた後日。


拍手お返事

15時:コメントありがとうございます。
確かに、連城さんは常連さんでいらっしゃいますよね。嬉しい限りです。
なので「じょうれんたん」でも間違ってはいないのですがやっぱりお名前ですからね。(間違えた本人が言うなよ)
ちゃんとお呼びしなければ（苦笑）

昨日の続き（っぽいかも…）


がちゃん！と家の鍵が空く音、ついでどたどたと廊下を走る音

「？八雲君？」

ひょこっと顔を出した晴香の前を無視する形で八雲が通り過ぎる。

「……………」

八雲が向かった先は浴室でバタンとドアが閉められてから１分もたたないうちに、水の音が聞こえてくる

「…八雲…君…よね？」

帰ってくるなり、「ただいま」もなしで風呂に入られたのは初めてで…

しばらく、唖然として洗面所のドアを見つめていた




なんなんだ…あの女は！


　八雲は頭からシャワーを浴びながら心の中で叫んだ。

『私…ずっと前から斉藤さんが…好きでした』

顔も、名前も、学年さえも知らない奴だった。

『もし…よかったら。お付き合いしていただけませんか？』

付き合う？誰と、誰が？

馬鹿馬鹿しい、時間の無駄だ。


こんなことに時間を裂くくらいなら、さっさと帰ってあいつと喋ってる方がいい。

　返事をせずに踵を返し歩き出す。


『斉藤さんっ！』

　掴まれた、腕

一生の不覚だ。

『お返事、聞かせてく『止めろ』

　腕を振りほどいて立ち止まる。

『え？』

『僕に触れていい女は、一人だけだ。』

そう、僕に触れていいのは、彼女だけ。

なのに…

あぁっ！くそっ！！

　触れられた場所をタオルで洗う


あれだけ彼女に、他の男に触れさせるなと言っておきながら。


僕は……。




結局…。

どれもこれも、僕の我侭か…。

僕は、彼女を縛るのに

僕は、彼女に縛られていない。

………。

そんなの、身勝手だ。


僕に、彼女を縛る権利はない…な。


　シャワーを止めて…浴室を出た。


出てくるのを待っていたのかドアを開けるとすぐ、晴香が居た

「八雲…君。」
「なんだ？」
「その…大丈夫？」
心配そうに八雲を見る晴香。
「…あまり、大丈夫じゃない。」
「…え？…。どこか、具合が悪いの？」
心配そうに八雲の顔を覗き込む
「そうじゃない…が。君に謝らなければいけないことがある」
「へ…私…に？」
「そうだ……。」
そう言うと晴香の腕を取り例の場所へ押し当てる
「……何？」
八雲の行動が…掴めない晴香
「ここを触られた…。すまない。」
「え？…」
「それと、束縛…しすぎてすまない。」
「…八雲…君？」
「僕は君に触れさせるなといったのに、僕は触れさせてしまった。」
絞り出すような声でそう言う八雲
「…触らせたくて、触らせたわけじゃないでしょ？…なら、いいよ？」
「…………。」
「それに…」
腕をゆっくり撫でながら晴香が言う。
「それに？」
「…消して…あげるから…」
「え？」
「触られた、感覚。…八雲君が、私にしたみたいに…」
「………。」
「でも、先にご飯かな？お腹空いたよね。もうできてるよ」

踵を返す晴香の腕を捕まえる。数十分前、そうされたように…。
「いや…」
「え？」
「…君が、いいんであれば…今すぐに…消して欲しい。」
「八雲、君」
「嫌なんだ…君以外の…女の感覚が残ってるなんて」
まっすぐに晴香を見る。
「…いいよ。消してあげる。」
晴香は微笑んで…そっと腕にキスをしてから。

唇を重ねた。


ＥＮＤ


一昨日からのシリーズは…
今日のが書きたいがためのものでした。