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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年10月25日 (Wed)

ちょっと今、長編で良いこと思いついてニヤニヤです(笑)

これは良い。ふふふ…



拍手お返事

0時:
八雲は強い人ですから、実際にはあんなにはならないとは思いますが、どうしたらいいのかわからない戸惑いは多少なりともあると思います。

描写を少なくしたので、想像しながら読んでもらえれば嬉しいです。それで、リアルに思い描いてくださったのであれば、SS的に成功したことになります。


拍手ありがとうございました。


さて、ちょっと嗜好を変えて(?)


喧嘩話。新婚OR同棲 設定。



午後、23時45分。そろそろ寝てもいい時間である。
リビングの電気は消え…寝室の電気もすでに消えている。



「…………。」


「…………。」



だが、まだ眠っていなかった。


八雲はベッドの左に壁の方を向いて、ドアに背を向けて寝ていた。
晴香はベッドの右にドアの方を向いて、壁に背を向けて寝ていた。


「……………。」




「………。」


いつも、腕の中にあるぬくもりがない。
いつも、包んでくれるぬくもりがない。


何故かそれが、無性に寂しかった。



「…………。」


「…………。」


そろりと、身体を少しだけベッドの中央へ動かす。

とんっと…背中が触れる。

『!』

お互いが驚いたが、背中を離す事はできなかった。


背中から感じる柔らかい暖かさ。
背中から伝わる優しい暖かさ。


何故かそれが、たまらなく愛おしかった。


まだ、お互いは見られないが、背中をぴったりくっつける。

骨ばった八雲の背中と、華奢な晴香の背中。





「…晴香」



「……なに?」

「その…悪かった。」


「…私こそ…ごめんなさい。」


「……そっち、向いてもいいか?」


「うん。」



八雲はドアの方を向いて壁に背を向けた。
晴香は壁の方を向いてドアに背を向けた。


「……。やっぱり」
「?」
「やっぱり…君を抱き締めているのが一番落ち着くな。」
体の下に手を入れて、ぎゅっと抱きしめる八雲
「やっぱり八雲君に抱きしめられるのが一番落ち着く。」
八雲のパジャマをぎゅっと握って八雲に抱きつく晴香。

「……。やっと、寝れるな。」
苦笑しながら八雲がそう言う。
「うん。おやすみなさい。」
「オヤスミ…。」

言葉を交わし終わった時


丁度“今日”が始まった。



END



背中合わせって、よくないですか?(笑)

喧嘩の内容は、聞いちゃ駄目です(苦笑)

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