ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
うぉ~~~。
ネタがない。見事にない、何にもない!(爆)
お題でも探してくるかなぁ…
拍手お返事
とらじまさん。
きゃあぁっ!(テンション一気に上昇)こんばんは!お久しぶりです。
まず、お祝いの言葉ありがとうございます!
そうです、ついに10代最後の年が始まりました。兄貴君はもうハタチだと思ってたみたいですけどね(苦笑)
拍手のお礼話、そろそろ追加せねばと思いつつ、進んでません(苦笑)
ですが、喜んでいただけたのなら幸いです。
一応、恋人設定で。
「八雲君、元気?」
満面の笑みと共に、晴香が入ってくる。
「なんだ。また君か。」
お決まりの台詞を言って本を閉じる八雲、もちろん大あくびも忘れない。
「相変わらず、ひどい言い草!折角いいもの持ってきたのに」
頬を膨らませて、
「いいもの?トラブルの間違いじゃないだろうな?」
「……そんなに言うならいいわよ、もう!」
いくら慣れたとはいえやっぱり八雲の皮肉は痛い。
晴香は手に持っていたチケットを八雲の前の机にばんっと叩き置いてから、立ち上がった。
「……おい?」
戸惑いを含んだ八雲の声。
「忙しいから帰る!」
「……帰るのはいいが、これの説明ぐらいしてくれ。」
晴香の腕を掴んでそう言う八雲。
「…。オーケストラサークルのコンサートのチケットと、模擬店の券」
「ちょっと待て、コンサートは分かるが模擬店?どこでやるんだ?」
不思議そうな顔でそう訊ねる八雲。
「学校の中央棟の1階」
「…………。」
まだ分からないといった表情の八雲。
「…八雲君。ひょっとして、学園祭あるの…知らない?」
やっと振り返って晴香がそう訊ねる。
「…学園…祭。」
「知らなかったんだ…」
「興味ないからな。」
しれっとそう言う八雲。だが、晴香が目に見えるほどしょげた見て。
「だが、暇つぶしには丁度いい」
と…らしくもない分かりやすい言い訳をする。
にこりと笑った晴香をみて胸を撫で下ろす八雲。
「君は…学園祭はそれだけか?」
「え?」
「…それだけしか仕事がないのか?って聞いたんだ。」
「ううん。子供向けのお菓子売ってる模擬店も。」
「…こっちの、サークルの模擬店は何するんだ?」
「ジャズ喫茶…じゃなくてクラシック喫茶?かな。音楽に親しんでもらいたいって部長の思いからそうなったんだって。」
凄く嬉しそうに話をするのは、やはり楽しみだからだろうか。
「部屋の中をね中世ヨーロッパにしてるの。椅子も机もすごいでしょ?定期的に演奏会もするんだって。」
「君は裏方か?」
「ううん、接客。衣装も凄いんだよ。中世のお手伝いさんの格好するの。」
満面の笑顔でそう言うが今、八雲の中ではものすごく重大な事を聞いたような気がした。
「……………。」
「よかったら、来てね。」
まだ満面の笑みを湛えてそう言う晴香。まったく無邪気に。
「おい。それは……」
普段の彼からは想像もできないほど小さく沈んだ声
「じゃぁ、今日は帰るね、八雲君。また来るから」
すでに力の入っていない八雲の手を解いて
晴香は映画研究同好会から出て行った。
残された八雲はなんともいえない表情をして…そのドアを見つめていた。
END
学園祭シーズンなので(笑)
続きは書きません。私が書くと絶対八雲が危ない方向に走るからです(爆)
でも見たい(笑)
「八雲君、元気?」
満面の笑みと共に、晴香が入ってくる。
「なんだ。また君か。」
お決まりの台詞を言って本を閉じる八雲、もちろん大あくびも忘れない。
「相変わらず、ひどい言い草!折角いいもの持ってきたのに」
頬を膨らませて、
「いいもの?トラブルの間違いじゃないだろうな?」
「……そんなに言うならいいわよ、もう!」
いくら慣れたとはいえやっぱり八雲の皮肉は痛い。
晴香は手に持っていたチケットを八雲の前の机にばんっと叩き置いてから、立ち上がった。
「……おい?」
戸惑いを含んだ八雲の声。
「忙しいから帰る!」
「……帰るのはいいが、これの説明ぐらいしてくれ。」
晴香の腕を掴んでそう言う八雲。
「…。オーケストラサークルのコンサートのチケットと、模擬店の券」
「ちょっと待て、コンサートは分かるが模擬店?どこでやるんだ?」
不思議そうな顔でそう訊ねる八雲。
「学校の中央棟の1階」
「…………。」
まだ分からないといった表情の八雲。
「…八雲君。ひょっとして、学園祭あるの…知らない?」
やっと振り返って晴香がそう訊ねる。
「…学園…祭。」
「知らなかったんだ…」
「興味ないからな。」
しれっとそう言う八雲。だが、晴香が目に見えるほどしょげた見て。
「だが、暇つぶしには丁度いい」
と…らしくもない分かりやすい言い訳をする。
にこりと笑った晴香をみて胸を撫で下ろす八雲。
「君は…学園祭はそれだけか?」
「え?」
「…それだけしか仕事がないのか?って聞いたんだ。」
「ううん。子供向けのお菓子売ってる模擬店も。」
「…こっちの、サークルの模擬店は何するんだ?」
「ジャズ喫茶…じゃなくてクラシック喫茶?かな。音楽に親しんでもらいたいって部長の思いからそうなったんだって。」
凄く嬉しそうに話をするのは、やはり楽しみだからだろうか。
「部屋の中をね中世ヨーロッパにしてるの。椅子も机もすごいでしょ?定期的に演奏会もするんだって。」
「君は裏方か?」
「ううん、接客。衣装も凄いんだよ。中世のお手伝いさんの格好するの。」
満面の笑顔でそう言うが今、八雲の中ではものすごく重大な事を聞いたような気がした。
「……………。」
「よかったら、来てね。」
まだ満面の笑みを湛えてそう言う晴香。まったく無邪気に。
「おい。それは……」
普段の彼からは想像もできないほど小さく沈んだ声
「じゃぁ、今日は帰るね、八雲君。また来るから」
すでに力の入っていない八雲の手を解いて
晴香は映画研究同好会から出て行った。
残された八雲はなんともいえない表情をして…そのドアを見つめていた。
END
学園祭シーズンなので(笑)
続きは書きません。私が書くと絶対八雲が危ない方向に走るからです(爆)
でも見たい(笑)
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