「どうして…泣いてるの？」

昨日の“欲”話。
個人的には好きなんですが反応はイマイチ（爆）
独占欲とか大好物なんですけど……。

やっぱりマニアック過ぎですか？（苦笑）


そんで、やっぱり私は中間がない（笑）
極端に甘いのか
極端に暗いのか
極端にギャグに走るか
極端に…危ない方に走るか（爆）

原作みたいな友達以上恋人未満のあの感じは…出せない。


うーん。今後の課題。


そんで今、脳内で八雲がやっちゃいけないことに手を出しそうです。

これは絶対ここでは書けないな（苦笑）


何とか軌道修正して…。


でも、暗いです（おい）

「八雲君。…大好き、よ」


　　　　　　巻きついてくる腕。

硬直する僕の身体。

　　　　　　大きくなる君の顔。

逃げてしまう頭。

　　　　　　閉じられた君の瞼。

閉じられない瞼。

　　　　　　押し当てられる唇。

塞がれた出口。

とまどい…

どうしたらいいんだ

分からない

　　　　　　離れる唇。

開かれた出口。

　　　　　　開かれた君の瞼。

まっすぐ見れないその瞳。

「…キスするときぐらい、目閉じてて？」

「…すまない。」

謝罪の言葉を口にすると
少し微笑んで
また押し付けてくる唇。

閉じる瞼


どうしたらいいんだ？

どうするべきなんだ？

僕は…。


「……八雲君。」

　　　　　　解かれた腕

肩に乗せられた手

「座って？」

　　　　　　押さえられる肩

ベッドに下りる身体。

「……。私、あなたが好きよ。」

スキ？

　　　　　　押される肩

倒れる、身体

「あなたは？」　　　　　

はっきりと見えない君の顔。

ちゃんと、見たい

「好き…だ。」

どう言ったらいい？

言葉が見つからない。

思いが伝わらない

「っ………。」

どう接したらいいんだ

「？」

不思議そうに見下ろしてくる。君の顔

どこまで…触れていいんだ？

「八雲、君？」

どうしたらいいのか、分からない。

こんなにも、君が好きなのにっ

この思いは、どうやったら伝えられるんだ

「どうして…泣いてるの？」

僕も君が好きだと。

「いや……。」

愛して…いると



誰よりも。君を愛していると

「なんでも、ないんだ…。」


目じりから涙が流れ落ちるのも構わず。
少しだけ、八雲は笑ってみせた。
ひどく悲しい笑顔を。


END


八雲は愛し方が分からない気がします。
愛され方も、分からない気がします。
自分は愛されてないと思っていた時間が長い分…。
愛情を素直に受け止められない分…。

行動も起こせないで言葉にもならない。
こんな時、どうしたらいいのか分からない…そんな気がします。
感情を自覚してる分。もどかしくて堪らないんではないかと…。