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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年08月21日 (Mon)
おふぅうっ!!(何)

再試合だってよ!!?

1時の試合開始からずっとテレビで見てましたが、4時になっても終わらんかったよ(笑)
試合開始前に流れたスキマスイッチの「スフィアの羽根」
(テレビ朝日系の「熱闘甲子園」のテーマ曲らしい)の時から、泣くためのタオル準備してたのに…。
というかすでに、じんわり来てたんですよね……。
どれだけ涙もろいんだよ!私(笑)

まぁ、それは置いといて。
延長戦15回は車のラジオで聞いたんですがそのときの親子の会話。

母「斉藤君って、いいトコのお坊ちゃんって感じっちゃね。タオルで汗拭くところとか」
私「あー。そうだよね。かーいいよね~」(可愛いよね)
母「確かに、あの子可愛い顔してるね。でもマウンドじゃポーカーフェイスっちゃね。」
妹「ポーカーフェイス…無表情……」(暗に八雲の事を言いたいらしい)
私「だからこそ、笑顔が可愛いんだけどね~」(↑妹は無視)

どうやら私と母の趣味は一緒らしい(笑)

妹は「中学生みたいな顔しやがって、へッ」
…っと妙に悪者っぽい言い方でいってました………あんたも中学生でしょうが!

以上斉藤君トークでした。(笑)

ん?…○○っちゃねって…方言?
最近、博多弁が口を吐くようになってますます標準語が何か分からなくなりつつあります(苦笑)

……ま、いっか(笑)


今日はちょっと…晴ちゃんを暴走させてみようかと(え)



や、ノーマルにですよ。(笑)
珍しく、ギャグ風味?

でも、同棲設定で(笑)


晴香は寝室のドアを開け、椅子に座っている八雲に向かって叫んだ。
「八雲君に質問です!」「断る」
気持ちいいぐらい、すっぱりそう言われる。
いやにいい笑顔をして寝室に入っていた晴香がむくれる。
「もう、すぐそうやって言う前からダメって言う。聞いてくれるぐらいいいじゃない」
八雲の向かい。ドレッサーの椅子に座る晴香。
「……。聞くだけならな。だが、君の場合は聞いたらもれなく行動が付いてくる。だから聞かないんだ。」
「何よそれー。質問ぐらいいいじゃない」
更に膨れる晴香に対してはぁっと、ため息を吐く八雲。
「……。君がそこで独り言を呟くのは自由だ。」
「ほんと?」
「間違えるな、独り言だ。」
素直じゃないなぁ。っと思いながらも何だかんだで聞いてくれる八雲に感謝。
「じゃぁ、質問ね。」


この後八雲は


「八雲君が、一番くすぐったいところはどこですか?」


言わせなければよかったと後悔するはめになる………。


「1、脇腹。2、脇の下。3、背中。4、足の裏。さぁ、ど~れだ!」
「………………。」
満面の笑みで独り言を言う晴香に対し、八雲はやや引きつった顔でその独り言を聞いてしまった。
「ね?どれ?」
ニコニコ、キラキラした笑顔でそう訊ねれられる。
「…………。」
ガタンと立ち上がる八雲。
「?どうしたの?」
「用事を思い出した。後藤さんと待ち合わせがあるんだ。」
そういいながら寝室のドアへ向かう。
「え~。」
当然ながら不満そうな声を出す晴香。当然、八雲の後ろに付いて寝室を出る。
「夕方までには帰ってくるから…」「えい!」
言い終わらないうちに聞こえてきた晴香の声と、衝撃。
「おわっ!?」
妙な声を出してリビングの床に倒れる、八雲。
舌こそ噛まなかったが、思い切り鼻を床で打った。
「つ・か・ま・え・た」
ちょんっと、八雲に乗った晴香が底心嬉しそうにそう言った。
「何がしたいんだ。」
首だけ動かして晴香を見ようとするが殆ど見えない。
八雲の顔は不機嫌そのものだった。
「ねー答えてよ。」
「退け!」
「答えてくれるまで退かない。」
「……。答えても退く気ないくせに。」
「そ、そんなことないってば…」
どもって言われても説得力ゼロである。
「いいから退けっ!重い。」
「むー。じゃぁ。答えなくていいから、実験させて?」
「嫌だ!」
「身構えたらくすぐったくないらしいから?ね?身構えてみて」
「どこから仕入れてきたそんな情報!」
「さっきテレビでやってた。ほら、いくよ~?」
知らないうちにどんどん事態は悪化していく。
「ちょっ!待て!まてっ!!」
身体が硬いせいか両手を付いて、身体を起こしてもさほど後ろを向けない。
「身構えたよね?じゃ、実験開始!」
それを聞いて、冷や汗が流れる八雲。
「止めろ!やめっ!!…~~~っ!!!」
八雲の制止も虚しく、ガシッと脇腹が掴まれてコチョコチョと指が動き始める。
腕に力が入らなくなったのか床に伸び、足をバタつかせて悶える八雲。
床に足が当たってバタバタうるさい。
「やっぱり、構えててもくすぐったいんだ?」
くすぐるのを止めた晴香がそう言う、が手はまだ脇腹に乗ったまま。
「くっ…すぐったいに……決まってるだろ…」
はーはーっと…息を吐きながら弱弱しくそう言う八雲。
もう終わりだと思っていた八雲の耳にとんでもない言葉が飛び込んでくる。
「ついでだから、どこが一番くすぐったいかもやってみるね。」
止める間もなくガシッと脇の下に手が入れられ擽られる。
「くっ…くふ…くくくっ…」
なんとも文字にしにくい声を出して笑い声を我慢している八雲。
脇を閉めれば防げそうなものなのだが、それすら考えられないのか腕をバタバタさせるだけ。こちらもうるさい。
「次。背中ね~。」
鼻歌でも歌いだしそうな程ご機嫌な声だ。
背骨にそって項の辺りからツーっと指で撫でられる。
びくりと身体は反応するが、笑い声は出ない。
「…あ、あんまりくすぐったくない?…」
笑いすぎて、半ば呼吸困難に陥っている八雲。呼吸をするだけで精一杯で返事をする事なんてできたもんじゃない。
「ん~…直の方がいいかな。」
反応がなくてつまらなかったのかそんな事を言い出す晴香。
そう言うとシャツを捲りあげて、手を突っ込む。
そしてさっきと同じように撫で下ろすが反応は変わらず。
「き…み…は……」
呼吸の合間に聞こえる八雲の声。
「ん?なに?」
「たの…しい…のか?」
「うん。凄く楽しい。」
憎いぐらい楽しそうな声が返ってくる。
八雲からは顔が見えないが、満面の笑みである。
「……………。くそっ…覚えてろよ。」
すっかり床とお友達になった八雲がそう呟く。
「じゃ、次足の裏~。」
よいっしょっと…と声がして晴香が膝の辺りまで身体をずらす。
足を押さえてから指先でコショコショする。
「こっ、小刻みにするな!!」
と、勢いがよかったのはその台詞だけで、後はまた妙な笑い声を出しながらバタバタと抵抗をする。
「あんまり騒ぐと下の人に迷惑だよ?」
なら止めろ!と言いたいが相変わらず口から言葉は出てこない。

「うん。もういいや、実験終了~。」
と、満面の笑みで八雲の上から晴香が退いた。
ここまで、八雲にとって随分長い時間だった。
晴香が退いても八雲は起き上がる気配はない。ただ、深い呼吸をしてるだけ。
「実験の結果を発表します~。」
八雲が聞いていようといまいと関係なく晴香が話し始める。
「やっぱり、八雲君は脇腹が一番弱い。みたいです!」
何がやっぱりだ、分かってるならするな。と心の中で突っ込みを入れる八雲。本当なら、声に出したいところなんだがまだできないでいる。
そんなぐったりしている八雲をしばらく見つめていた晴香
「……ぐったりしてる八雲君が可愛いので、もう少しぐったりさせたいと思いまーす。」
誰に言っているのか声高らかにそう宣言する晴香。
身の危険を察するものの、瞬時に動けない八雲。
「や、やめっ!…」
とりあえず声で抵抗はしてみるが。その効果はない。
「八雲君。きゃー!」
とわけの分からない事を言いながら再び脇腹を擽る晴香。
「はぅっ…っ~~~!!!…」
晴香の手から逃れようと右に左に転がりまわる。
だがそれは、あんまり意味がない。
意味がないと分かっていてもやってしまうのが人情ってものだ。
しばらく八雲はバッタンバッタンしていた…。
それにピリオドを打ったのは玄関の呼び鈴。
「あ、お客さん。」
あっさり八雲への攻撃の手を止め玄関へ向かう晴香。
「っ……。」
助かったといわんばかりに転がるのをやめその場から動かなくなる八雲。
玄関の方から後藤の声が聞こえる。
痺れを切らして押しかけてきたか、と見当をつける…が、まだ起き上がれない。
「八雲君。後藤さんだよ」
そう、声がして足音が二つ聞こえるがまだ起き上がる気力はない。
「……なにしてたんだ?」
床にべったりねっころがって、ぜーぜー言っている八雲にそう声が降ってくる。
「秘密よね?八雲君。」
「……………そうだな。」
やっとの思いでそう言う八雲。

二度とこいつに脇腹を触らせるまいと誓う八雲であった。



END

いつか書こうと!くすぐったがってる八雲(笑)

のうたうちまわってる八雲がみたい(笑)


実験台・妹
ありがとね(笑)


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