ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
今日、携帯からのアクセスが多いことに気づく
よって裏に携帯からでもいけるようにしました。
以前、問い合わせがあったのでまだ見てくださっていればと思いここでご連絡。
以上業務連絡(?)
さて、こっちに戻ってきてからPCをするときのBGMがないのでセーラームーンのCDを引っ張り出す。結構覚えてて上機嫌、ノリノリで熱唱してる18歳(笑)
私は、アニメセラムン世代です。(なので実写化は少し引いた。)
高校の友人とそれについて討論しましたよ。(笑)
原作は、このときに読ませてもらったのが始めですがアニメは無印からスターズの始めまで見てました。
そういえば、どのシリーズかは忘れましたが、セラムン見て泣いたなぁ…。
ラストシーンで…ぼろぼろ泣いた記憶があります。
(どうでもいいんですが、ポケモンでも泣いた記憶が…。)
どれだけ涙もろいのよ!(笑)
まぁ、それは、置いといて。
私の乙女思考はセラムンから来るんだろうな~っと思ったのです。
まもちゃん大好き!(笑)
余談ですが、フィッシュアイは2,3年前までずーっと女の子だと思ってました…。(服脱ぐシーンがあったけど…貧乳だと…・笑)
オタクトークでごめんなさい(汗)
拍手お返事。
ナツヲさん
きゃ~っ!ナツヲさんだ~…と狂喜乱舞したのは秘密です(笑)
みんバト。楽しくやらせていただきました!
寂しがりやのツンデレはキュンです。キュン(笑)
私、二面性のある人が好きらしくって…普段はそんなそぶり見せないのに、二人っきりになると弱い一面(甘えたりとか、泣いたりとか)や、不意打ち気味に優しかったり、惚気たりするのを見せられるともうダメですね。(はっ!…涎が。)
なので、ナツヲさんちの「キスについての20のお題」の泣かないでがもう、大好きです!(告白)
バトン。ありがとうございました!
大学同棲設定。
「まずいな。」
八雲はそう呟きながら、早足で校内を歩く。
携帯には見ると着信とメール。いずれも安否を訊ねるもの。
「…まったく、心配性だな。」
とそう呟く八雲。呆れ気味に言うのとは対照的にその表情が穏やかなものだった。
だが、その表情はすぐに気難しいものに変わる。家で不機嫌になっている晴香の姿が目に浮かんだからだ。
一度機嫌を悪くすると、なかなか治さないのは今までで分かっている。
さて、どうやって機嫌を治そうか…?
八雲はそんな事を考えながら、歩く足を速めた。
「ただいま。」
ガチャリと鍵を開けて家に入る八雲。
来ると思っていた「遅い!」も「どこ行ってたの!」も聞こえて来ず。少し拍子抜けの八雲。
「?」
不思議に思いながらも家に入り、リビングのドアを開ける。
晴香はそこに居た。居るには居たが、うつ伏せで動かない。
「…帰ったぞ」
そういいながら近寄るがまだ動かない。
顔を覗き込むとその目は閉じられて居た。寝てる。
「…馬鹿だな。泣くことなんて何もないだろう。」
晴香の頬に、残っていた涙の筋をそっと指で撫でる。
「……僕が君の元に帰ってこないなんて事は…ないんだから。」
鞄を置いてゆっくり晴香を抱き上げ、そして寝室のベッドまでゆっくり運ぶ。
ベッドにそろりと下ろし、布団をかける。
「ん……。」
もそっと…身を捩り寝返りをうつ晴香。
「…オヤスミ。晴香。」
聞こえるか、聞こえないかの声でそう囁いて。ゆっくり寝室のドアを閉めた。
レンジの中の夕食を暖め、リビングのテーブルに運ぶ。
家に帰ってきて、夕食がある。
『おかえりなさい』と迎えてくれる人が居る。
こんな僕にも、帰りを待っていてくれる人が居る。
そう思うと頬が緩んでしまう。
そして思う、これが幸せか……と。
少し、くすぐったいような幸せ。
けして人に自慢できるような幸せではないが…。
僕にはこれで充分だ。
この幸せを…失いたくない。
「八雲…君?」
小さな幸せに浸っていた八雲はその声で現実に引き戻される。
どんな小さな声だって、彼女の声なら聞き逃さない自信が在る八雲。
「起きたのか…寝てよかったのに。」
顔を上げると案の定、ドアから顔だけ出している晴香がそこに居た。
「おかえり…その、ごめんね。寝ちゃってて。」
「そうだな。あんなところで寝たら風邪を引く。」
つい咎める口調になってしまうのは直らない。
彼女もそれは分かってるはずなのに、表情が沈んでいる。
どうやら今は、虫の居所が悪いらしい。
「だが、そこまで待たせたのは僕だ。悪かった。」
そう口にすると、一瞬きょとんとする。そして、
「ううん。無事に帰ってくれたならいいの。」
と柔らかい笑顔で答えてくれた。
「…待っていてくれて…ありがとう。」
それに、つられるように笑って、素直な気持ちを口にする
「…八雲君…。」
一気に表情を明るくしてダッと走り寄ってくる。
そのままぎゅうと八雲に抱きつく。
「いきなりだな。君は。」
そんな晴香をしっかり抱きしめながらそう言う八雲
「えへへっ」
満面の笑みで八雲の胸に顔を埋める晴香。
「…ほんとに君は…。」
…可愛いな…とは。素直に言えない八雲。
「…本当に君は…いきなりだな。僕はまだ食事中だ。」
「いいの!」
ぎゅっと抱きついて離れそうにない晴香。
「…まったく、仕方ないな。」
そう言うと自分の脚に晴香を横向きに座らせる。
「これでいいな?」
「うん」
またえへへっと笑って八雲に身体を預ける晴香。
「ね。食べさせてあげる。」
「は?」
「はい、あーんして?」
「自分で食べれる。」
「えーいいじゃない。させてよ。」
「…君は大人しく僕に抱きついてればいいんだ。」
「え~。食べさせてあげたいのに…。」
たわいのない会話。
それが幸せだと思える。
大きな幸せなど望まないから…。
どうかこの小さな幸せが…続きますように
END
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Re:無題
こんにちは。始めまして、ですね。
過去の作品へのコメントありがとうございます
コメントをいただけたという事は気に入ってくださったということだと
ちょっと自惚れたりします(笑)
小さな幸せを幸せだと思えることが…本当の幸せなのかなぁ~っと思って
書きました。
それが少しでも伝わっていれば嬉しいことこの上なしです。
過去の作品へのコメントありがとうございます
コメントをいただけたという事は気に入ってくださったということだと
ちょっと自惚れたりします(笑)
小さな幸せを幸せだと思えることが…本当の幸せなのかなぁ~っと思って
書きました。
それが少しでも伝わっていれば嬉しいことこの上なしです。
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