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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2007年06月23日 (Sat)
テスト終わりました~。
ふぅっ…。

拍手お返事。

amiさん
お久しぶりです♪
原作と同じぐらいだなんて恐れ多いですが。そう言っていただけで嬉しいです。
amiさんも、創作活動頑張ってくださいね!

パールさん
ご無沙汰しております。
キュンキュンきましたか!
それを聞いてにやっとしました。正しくはにたり。(苦笑)
ありがとうございます

やっぱり、甘い系のときは拍手が多いです(笑)
そして、嬉しい♪


で、公募事項

美雪姉ちゃん生存説&彼女だって誰かに愛されるんだ!っと言う意見に共感してくださる方大募集(詳しくはコメントの欄参照・笑)
モノカキ、絵描きどちらでもO.Kです。
基本としてはリレー小説のような形に出来ればなぁっと…企んでおりますがまだ未定です(笑)
私宛にメールいただければ折り返しご連絡いたします。…っということに。
メルアドは本館にのせてありますので。



で、メモ
・バカップルの喧嘩
・暗い話(←忘れた!)



二部構成。



 やぁ。八雲、久しぶりだね。

人声とは程遠い、音。

全身の毛が逆立つほどの嫌悪を与える音、だった。

 おまえは忘れているようだから…言っておく。

それが聞こえる、ということはそこに僕は居る。のだろう。

身体は見えない。

意識だけの…魂だけの存在…。


 おまえは、私の息子だ。

直接耳に響いてくる音。

 おまえに、関わるものは皆、不幸になる。

 おまえは誰一人として、幸せにすることなどできない。

声がでない。

 おまえは、呪われた存在なんだよ

 おまえの、本質は 誰よりも深い闇だ

「黙れっ!!」

ようやく聞こえた自分の声は暗闇に吸い込まれて消えていった。

はぁ…っと…いつのまにか止めていた息を大きく吐き出した。

それど同時に全ての身体機能が正常に働きだしたように感じた。思考がはっきりしだす。

今は夜。
念のため視線を部屋中にめぐらせるが視えなかった。

夢だ…っと。

寝袋から出ると寝汗で服がぐっしょり濡れていた。

深い極まりないそれを脱ぎ捨て、タオルで身体を拭う。
そして冷蔵庫の中からペットボトルを取り出し、人が居ない事を言いことにドアをあけた。
ひんやりと感じる夜の空気を肺いっぱい吸いこみ、吐き出した。
抜けてしまった分の水を補うように喉を潤す。
高ぶっていた感情が冷めていくのがわかる。
そして、冷静に考える。

あの夢を見たのは2度目だ。


そうして、感じるもどかしさ。


もどかしくてたまらない。


頭の中から消えてくれないその単語。

でも、決して口から先へはこぼれ出ない。

声にはならない。

行動に移せない。


忘れた頃に、この夢を見るのは何故なのか。

僕の心の問題か、それとも、直接あいつが関わってるからあのか…それは分からない

でも、もたらす結果は同じ。


いえない…

関係ないと、頭では分かっていても
夢だと、割り切っても

いえない…


素直に


好きといえたらどれだけ楽か…。


何も考えずに

ただその一言だけ…。

吐き出せればどれだけ楽か。

「君が、うらやましい」

まっすぐに感情をぶつけられる…君が。



続きます
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