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カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
図書館戦争より、小牧×毬江。
ふと思いついた…。
お買物中です。
………超短編。
手柴も書きたいな。
ふと思いついた…。
お買物中です。
………超短編。
手柴も書きたいな。
「小牧さん。」
買物に一緒に来ていた時のこと…袖をくいっと引っ張られた。
「どうしたの?」
隣に居る毬江を見下ろして、小牧は問うた。
「靴、見てもいい?」
毬江はそういいながら、お店のほうを指差す。
「いいよ。」
小牧は笑って率先して店に入っていった。
「何を見るの?」
「ミュールが欲しいの…小牧さん一緒に選んでくれる?」
「もちろん」
そう言うと、どんなのがいいのか相談しながら…店の中を見て回った。
「これにしようかな…。」
毬江がそう言って手に取ったのはシルバーのミュールだった。
「うん。毬江ちゃんには似合いそうだね…履いてごらんよ。」
「うん。」
その返事に目を細めて笑った小牧。
そう、毬江にはきっと似合うだろう。似合うぐらいまで成長した。
ここ数年でどんどん大人になった。それに伴って…どんどん綺麗になっていく。
嬉しいような複雑な気分。
ふと…小牧は怪訝な顔になった。
「いいの?毬江ちゃん」
「え?」
「随分、踵が高いけど歩くの平気?…」
靴を履いた毬江の手を取って立たせると…。やっぱり、さっきより顔が近い。
「学校に履いていくならもう少し低いのでもいいんじゃない?」
「でも、少しでも小牧さんに近付きたい…んだもん。」
背伸びしていたのを見抜かれて…毬江は少し頬を染めた。
あぁ、参ったな…もう子供じゃない事分かっているのに…。
その動作の一つ一つがかわいらしくてしょうがない。
「もう大人だよ。背伸びしなくてもいいんじゃない?」
重ねている手を…ぎゅっと握って小牧はそう言った。いろいろ、葛藤はあるのだが耐えた。
「そう…かな」
「そうだよ。まぁ、しばらく履いたら慣れると思うから、それがいいならそれにしようか。」
「うん。」
そう頷いて…ミュールを脱ぐべく、再び椅子に座る毬江。
靴を履き替え…小牧を見上げた毬江は少し躊躇ってから口を開いた。
「小牧さんの横に立ってて、お似合いだなって思われたかったの」
「…充分だよ。毬江ちゃん。」
小牧は腰を折って靴を手に取った。
「小牧さん?」
不思議そうに小牧を見上げた毬江に彼女の鞄を返した。
そうして毬江の手を引いてレジに向かう。
「俺にプレゼントさせて。」
「そんな…。」
「いいから。」
毬江は困ったような…申し訳ないような顔をした。
「コレ履くたびに、俺の事思い出して。」
小牧はそう言ってレジを済ませた。
靴を見なくても、いつでも小牧さんの事思ってます。
寮へ帰る途中、そんなメールが送られてきて。
またしても小牧を悩ませることになる………。
背伸びして、必死に小牧さんに追いつこうとしてる毬江ちゃんが可愛いんです…。
買物に一緒に来ていた時のこと…袖をくいっと引っ張られた。
「どうしたの?」
隣に居る毬江を見下ろして、小牧は問うた。
「靴、見てもいい?」
毬江はそういいながら、お店のほうを指差す。
「いいよ。」
小牧は笑って率先して店に入っていった。
「何を見るの?」
「ミュールが欲しいの…小牧さん一緒に選んでくれる?」
「もちろん」
そう言うと、どんなのがいいのか相談しながら…店の中を見て回った。
「これにしようかな…。」
毬江がそう言って手に取ったのはシルバーのミュールだった。
「うん。毬江ちゃんには似合いそうだね…履いてごらんよ。」
「うん。」
その返事に目を細めて笑った小牧。
そう、毬江にはきっと似合うだろう。似合うぐらいまで成長した。
ここ数年でどんどん大人になった。それに伴って…どんどん綺麗になっていく。
嬉しいような複雑な気分。
ふと…小牧は怪訝な顔になった。
「いいの?毬江ちゃん」
「え?」
「随分、踵が高いけど歩くの平気?…」
靴を履いた毬江の手を取って立たせると…。やっぱり、さっきより顔が近い。
「学校に履いていくならもう少し低いのでもいいんじゃない?」
「でも、少しでも小牧さんに近付きたい…んだもん。」
背伸びしていたのを見抜かれて…毬江は少し頬を染めた。
あぁ、参ったな…もう子供じゃない事分かっているのに…。
その動作の一つ一つがかわいらしくてしょうがない。
「もう大人だよ。背伸びしなくてもいいんじゃない?」
重ねている手を…ぎゅっと握って小牧はそう言った。いろいろ、葛藤はあるのだが耐えた。
「そう…かな」
「そうだよ。まぁ、しばらく履いたら慣れると思うから、それがいいならそれにしようか。」
「うん。」
そう頷いて…ミュールを脱ぐべく、再び椅子に座る毬江。
靴を履き替え…小牧を見上げた毬江は少し躊躇ってから口を開いた。
「小牧さんの横に立ってて、お似合いだなって思われたかったの」
「…充分だよ。毬江ちゃん。」
小牧は腰を折って靴を手に取った。
「小牧さん?」
不思議そうに小牧を見上げた毬江に彼女の鞄を返した。
そうして毬江の手を引いてレジに向かう。
「俺にプレゼントさせて。」
「そんな…。」
「いいから。」
毬江は困ったような…申し訳ないような顔をした。
「コレ履くたびに、俺の事思い出して。」
小牧はそう言ってレジを済ませた。
靴を見なくても、いつでも小牧さんの事思ってます。
寮へ帰る途中、そんなメールが送られてきて。
またしても小牧を悩ませることになる………。
背伸びして、必死に小牧さんに追いつこうとしてる毬江ちゃんが可愛いんです…。
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