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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年12月20日 (Wed)
議題:エロスのない黒八雲は書けるか。
回答:私には無理です。

というわけで(笑)
いい加減、このピンク色から脱せねばと思っている古谷です。
うん。私みたく黒い人ばかりじゃないですし。
まっさらな白いピュアピュアな人もいらっしゃいますもんね。
といいつつ、嬉しいメールを頂いて再発しそうな予感(苦笑)
いかんいかん、そういう事は裏でやります(笑)

……。昔は真っ白だったのに、いつから黒くなったんだ私(苦笑)
まぁ、そんな昔話は置いといて。


拍手お返事

れんじょ~さ~ん!(うっとおしいから止めなさい)
こんばんフォーエバ~!
え?いいんですか?離しませんよ?人の本質は闇ですよ(何)
と、まぁ、それは置いといて。(笑)
またまた、要注意だって言ったのに…でも、相変わらず黒八雲好評のようで嬉しい限りです(にやり)
ほんとに、そのモードのときは(笑)黒八雲書き易いです。
うん。好きだ(笑)
そう言う波は不意にやってきて不意に去っていくのでいつも唐突です(笑)
呆れずに、お付き合いくださいね(汗)


さて、小ネタを2つ(+小ネタにもならないようなもの1つ)。6巻後設定。



1.Sweeter than chocolate.(恋人設定。)


映画研究同好会のドアを小沢晴香は開けた。
「………君か。」
皮肉じゃなく飛んできたのはそんな、ちょっと元気のない声。そしてそれから先が続かない。
「久しぶりに来たのにそれだけ?」
「…。今、僕は考え事をしてるんだ、招かれざるのに接客してる暇はない。」
そう言うと、もう喋らないといわんばかりに口を噤む八雲。
らしくない、その様子に晴香は不安を覚えた。
「……。大丈夫?」
八雲の傍まで歩み寄ってその顔を覗きこむ。
「………。」
晴香を真正面から見返す八雲。
「…気にするな。少しナーバスになってるだけだ。」
八雲は、自嘲気味に笑ってそう言った。
「……余計な心配は無用だ。僕は、大丈夫。だから」
八雲がそう言っても晴香の表情は優れない、が何を思ったのか鞄を漁り始める。
「…今日はどうした?」
流石にここでトラブルがどうのこうの言っては余計晴香をへこませる事になるのは分かっている。
「…僕に、何か用」「はい。」
八雲が言おうとした「か?」は晴香の声と、何かによって遮断された。
それは舌の上でゆっくり溶け始め甘味を与えていった。
「…チョコ…?」
「ぴんぽーん。」
笑いながら自分の口にもひとつ放り込む。
「………。」
晴香の不可解な行動に頭を悩ませる八雲。
「甘いもの食べたら、元気出るって言うでしょ?」
無邪気に笑いそう言う晴香。
「……。」
なるほど、そう言うことか。
彼女らしい発想というか、子どもっぽいというか…。
八雲はチョコの中に入っていたアーモンドをかじりながらそう思った。
「これ、新発売だったんだけど、美味しいね。」
そういいながら、二つ目を頬張る彼女。
「どれだけ食べる気だ?チョコレート3欠片で80kcalだぞ?」
「もーまたそんな事言う。そんな事言ってたら元気でないよ?」
いつもの調子の八雲に戻ったことが嬉しいのか言葉は怒っているがその口調は穏やかなものだった。
「…事実だ。…って言ってるそばから食べようとするな。」
「いいじゃない。私が買ってきたんだよ?」
「…太るぞ。」
「…どんな私でも好きって言ったのはどこの誰ですか?」
そういえばそんなことを言ったような言ってないような…。
そんな事を思っているうちにもチョコが口の中に消えていく
それに続くように八雲の舌もその中に消えていく。
「っ…!」

「ご馳走様。」
カリッと…アーモンドを噛み砕いて八雲がそう言った。


END
最初、ナーバスをナイーブとまちがえた事は秘密です(苦笑)
そして、80kCalは自転車で20分近く走らないと消費しません。距離で言うと7.5km(授業でやりましたが。キツイ)
えぇ、それが書きたかっただけです(爆)


2.条件があります。

八雲の要望どおりに煙草を止めてから1週間後。
奈緒は相変わらず家で預かっているがそろそろ、奈緒の事を正式に認めてほしい。
そんな思いを胸に後藤は庫裡のドアを開けた。
「八雲。いるか?」
「なんだ。後藤さんですか。」
意外な方向から声がした。
振り返ると本堂の廊下に八雲が座っていた。いつの間に。
「いつからそこに居た?」
「…さっきからずっと居ますよ。後藤さんが見逃しただけです。」
よくもまぁぬけぬけとそんなことが言える。
危うく怒りそうになるがここはぐっと我慢する。
「話があってきた。」
「…大体予想はつきますよ。」
ふぁぁっと欠伸をしながらそう言う八雲。
「奈緒のことでしょう?」
「そうだ。正式に、奈緒を養女として引き取りたい。」
なんだか、妻の両親に結婚を許してもらいに行った時のようだと思ってしまった。
「期間限定。で手を打ちますよ」
「何?」
「期間限定だといったんです。戸籍はそのままで、ただ預かってほしいんです。」
「なんで、そんな回りくどいことを…」
「…奈緒は、おじさんと先生が残した…たった一つの宝物です。…その成長を見守るのは、僕の責任だと思うから…ですよ。」
「………。」
「なんと思われようが、構いません。これが僕の意思です。だから…期間限定です。」
「…その期間ってのは、何時までなんだ?」
「僕たちが結婚するまで、です。」

END

だったらいいなと思うんですが…八雲は絶対そんなこといわない(笑)
別バージョンとして…。
「そんなに奈緒を家族にしたいなら、さっさと息子作って嫁にもらえ」
ってのを…考えてましたが、こっちは却下。



3.私だけ…?(笑)

【「いいから出して」
八雲が語気を強めて言う。
そんな――。ちょっと見るだけでもダメなのだろうか。】
(298ページ抜粋)


「…石井さん。言っておきますが」
「は、はい?」
「アレ(晴香)は僕のですので。」
「え?」
「百歩譲って人の目に曝してますが、本来なら僕だけのものですので」
「…………。」

↑の石井の問いに
「うん。ダメ」って即答したのは私だけ…?(笑)
だってあそこの八雲、見られたくないオーラ出してた気がするのですが!!どうです?

うん。こういう八雲の思考が黒くなると危ない方向に走るんだよね。(笑)
嫉妬&独占欲は大好物なんですがね(にやり)

お粗末さまでした。
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こんばんわ
綾さん初めまして!!ケイと申します!!
綾さんの八晴にとろけたのがかれこれ六ヶ月前・・・。
全部の小説を読破しました(笑)
素敵すぎですよぉ、綾さん!!最高です!!
これからも頑張ってください!!
ケイ 2006/12/21(Thu)18:54:16 編集
Re:こんばんわ
ケイさん。
始めまして、綾です。 
まず、読破おめでとうございますー!
初期の方の作品は…なにやら読み返すと恥ずかしい気もしますが、素敵と言ってもらえて嬉しいです!!
今年はどんな年になるか分かりませんが、
ゆっくりでも八晴を書き続けて行きたいと思いますので、お付き合いくださいませ。
初めてのコメントなのに、お返事遅くなってしまって申し訳ありません(汗)
【2007/01/05 15:21】
こんばんわ★
綾さんこんばんわ!
「晴香―。愛してるよ」にとろけた夜空です(笑)
黒八雲全開な綾さん最高です☆
「可愛いよ。僕の晴香」(…)綾さん!破壊力ありすぎです!(笑)
黒八雲ハマりました!
能はピンクのままで良いと思います!(笑)
そして…石井さん!あなたは見ちゃダメです!(笑)
晴香は八雲の物ですから!(笑)
私も嫉妬&独占欲大好きです!(笑)綾さんもっと書いちゃって下さい!!(笑)
夜空 2006/12/21(Thu)00:49:03 編集
Re:こんばんわ★
夜空さん。
あけましておめでとうございます。放置すみません…(汗)
とろけましたか!ふふふ…(怪)
そして黒八雲お気に召したようでっ!満面の笑みで何度もコメントを読ませていただいております(爆)
しかし…脳はピンクのままでいいとか、嫉妬&独占欲大好きとか…
夜空さんは私をその気にさせるのがお上手で(爆)
黒いのは好き嫌いがはっきりしていると思うので、そう言っていただけて嬉しいです。
ここでは黒いのを控えようと思っていますが、本館の隔離部屋にはわんさか増えていくと思います(爆)
よろしければお付き合いくださいませ(笑)
今年のしょっぱなから暴走気味ですが、よろしくお願い居たします。
【2007/01/05 15:21】
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