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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年12月18日 (Mon)
脳内は完全にエロスに突っ走っております。古谷です(爆)
もぅ、黒八雲が好評で嬉しいです(笑)
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが。
カテゴリーに小説:注意!が追加されました(笑)
注意です。


拍手お返事、随分溜っててすみません(汗)

倖さん。
お久しぶりです&ただいまです!
ふふっ黒八雲、お気に召して光栄です(笑)
そして、それ!それいいですね!!使っていいですか!?ってか使います!(おい)
確かに、めったに言わないような事を言わせるのは楽しいです、いろいろと(笑)

連城さん。
こんばんフォーエバー!エバーエバー(エコー)
こちらこそやっほぃ!って感じです(笑)いつものノリでノリノリ~(なんだそれは)
テンションがアレなのはいつものことということで(苦笑)
いらっしゃい、私の連城さん(違)
もうね、そんなに嬉しいことばっかりおっしゃると調子に乗りますよ?
美樹は結構ああやって晴香のことからかっては遊んでそうなイメージなんですよ!
そして、納得ですか!よし!(ガッツポーズ)
結局ね。惚れた方が負けなんですよ!(笑)
よし、じゃ心置きなく一緒に暴走しましょうね!(違)
というか、沈んでらっしゃいますが…大丈夫でしょうか?

パールさん
あのお2方はいい仕事をなさいます。ほんとに。
なんど日記ブログを見てにやけたことか(爆)


たわらさん。
妄想が膨らむのはたわらさんの日記の方です!!(告白)
あの不敵な笑みが素敵すぎです――っ!!(しょっぱなからすみません・汗)
だって、たわらさんちの黒八雲、素敵なんですもん!黒八雲漫画!期待してます(おい)



黒八雲暴走中(苦笑)


倖さんの拍手&たわらさんちの素敵黒八雲から。



珍しいことに…。
先ほどから八雲が晴香を凝視している。
いつもの位置に座って、コートに包まって、思考顔で…。
「な、なに?」
晴香が若干引きつった笑顔でそう訊ねる。
「……別に。」
対する八雲はそう答えるものの凝視するのを止めなかった。
「別にじゃないでしょ!さっきからじっと見て。何なの?」
「……少し、気になってることがある。」
至極真面目にそう言う八雲。
「わ、私のこと?」
「そうだ。」
自分に興味を持ってくれることは嬉しいが、それと凝視とどう関係するのか…晴香には分からない。
「何?見てるだけじゃなく、言ってみてよ。」
「………。」
渋い顔をする八雲。そんなに言いにくいことなのか。
「…失礼な質問じゃなきゃ答えてあげる。」
「質問しろと言ったならどんな質問でも答えろ。」
「…失礼な事は誰だって答えたくないでしょ。」
「例えば?…どんなものだ?」
「例えばって…」
そんな、該当するような質問なんだろうか。
「例えば…体重とか…?」
「…それぐらい知ってる。50」「わーっ!何で八雲君が私の体重知ってるのよ!」
慌てて晴香が立ち上がり、八雲の口を塞ぎながら抗議する。
「…どれだけ恋人やってると思ってるんだ君は?」
晴香の手を退けて八雲がそう言う。
八雲の口からめったに聞けない“恋人”の単語が出たが今はそれどころじゃない。
「そ、それでも!それは知ってる理由にならないでしょ!」
「…スリーサイズも知ってるぞ。」
「知ってても言わないでよ!」
晴香の顔が赤いのは怒っているからか、照れているからか。
「……この様子じゃ、君に質問するよりやってみたほうが早いな」
八雲がそういったかと思うと晴香の青いマフラーをするりと外す。
「な、に?」
「少し、事実確認を…な。」
そう聞こえたかと思うと首にひやりとしたモノが触れる。
「…っ!」
それが八雲の指だと認識するのにそう時間はかからなかった。
「つ…めたい…よ」
八雲の手を離そうとその手を両手で掴むが上手く行かない。
「や、くも、くん。や、めて…よ。」
妙に色っぽい声の晴香。
「ふぅん…。」
と、それだけ言うとようやく手が離れる。
慌ててその部分に手を当てる晴香。
「君の弱点は首か……なるほどね…。」
ふっと…笑ってそう呟く八雲。
「なっ…なに!?」
「いや、別に。間違ってなかったと思ってな。」
別に…じゃない笑顔を湛えて八雲がそう言う。
「…………。」
その笑顔は晴香にとってまずい笑顔だった。いろんな意味で。
危険警報発令。
頭では逃げないと、と思っていてもすぐには身体が動かない。
そうしてる間にますます逃げられなくなる。
「晴香」
八雲がめったに呼ばない名前を呼ぶ。
この時点でもうアウト。たとえ身体を拘束されていなくても、逃げられない。
押さえてる首とは逆の首に手が伸びて顎を引き寄せられる。
「愛してるよ。」
めったに、いや。今まで聴いたこともないぐらい甘い…妖艶な声がすぐ近くで聞こえた。
吐息が耳に、首にかかってふるりと、身体が震えた。
もう、駄目。
晴香はへなへなと座り込んだ。それをいいことに八雲が晴香に覆いかぶさる。
「…そうじゃないかとは思ってたんだ。」
またそう囁かれ耳たぶを甘噛みされる。びくりと震える身体を八雲は面白そうに見る。
「ここにキスすると君は喜ぶからな。」
そう言うと首にゆっくりキスを落としていく。
「んっ…っ…。」
その八雲を引き離そうと腕を突っ張る晴香。
最初はびくともしなかったか、ふとした拍子に八雲の身体が離れる。
いやいやするように頭を振る晴香。
「…嫌?」
何故か楽しそうにそう訊ねる八雲。
「や、だ……よ。」
「嘘はいけないな。」
ゆっくり静かに笑う八雲。
「…嫌じゃないくせに。」
「ま、だ…夜じゃない…でしょ」
精一杯の晴香の抵抗。もはや口でしかそれを表現できない。
「…愛し合うのに、時間なんて関係ない。」
底心、楽しそうにそういい再び晴香にキスの雨を降らせる八雲。
「もぅ…。馬鹿っ…。」
諦めたようにそういい八雲のその癖のある髪を撫でる晴香。
「たまには素直に言ってみろよ。」
「?」
「『もっと沢山、愛してください』って」
耳に甘く囁かれた言葉を言えるはずはない。真っ赤な顔をして晴香はかぶりを振った。
「どうしても?」
尚も楽しそうな八雲。八雲の術中にずるずる嵌るのは分かるがそれから脱却する術を晴香は持っていない。
「なら、言わせたくさせるしかないな。」
くっくと笑い声が聞こえてきそうなぐらい笑みを浮かべてするりと手を滑り込ませる。
やはりその冷たさに身体が震えた。
「可愛いよ。僕の晴香…。」
愛撫に身体を震わせている晴香に八雲は精一杯の愛情を込めて
そう、囁いた。


END


黒っ!



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