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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年12月12日 (Tue)
万雷ばんらいとかどうですか?いえ、何がかと言いますとね。白川さんちでおっしゃってた親父殿の名前。
今日授業の空き時間にふと思い出して図書館で漢字辞書片手に考えてみました。(笑)
白川さんの法則、数字+雨冠で考えたところ一番しっくり来たのが↑
他の候補でまともなのが十雨とう(本当の読みはじゅうあめ)かな
人名考えるのは好きです(笑)そのセンスを問われると痛いですけどね。


さて、PCの前に座った時点で私の頭には今日の小説の元ネタが二つほどありました。
「…アダルティなのと、トラウマ系なのだったら…10人中9人は前者が読みたいよねぇ…」
と思いながらアクセス解析を覗いて見ると検索ワードの中にありました。

『黒八雲』

アダルティで行きます!(爆)
なんか嬉しかった(笑)

焦らすわけではありませんが(笑)
先に拍手お返事を…

しょうみさん。
わーっ!しょうみさんだ~っ!!(抱きっ!) ヤメナサイ( ̄ー ̄#)--C<≧◇≦)しょうみさーん
とまぁ、馬鹿なことやってないで(汗)お久しぶりです!
ご覧の通り(笑)元気に帰ってきました!!ただいま。です(にこり)

パールさん
えへ~っお久しぶりです。
とりあえず暫くは6巻から派生したものになると思いますが、お付き合いくださいね(笑)
これからも、よろしくお願いします!

恋々さん
改めまして、ただいま!です。
随分ご心配をかけてしまいましたがまたこうやってお返事することができています。
また、お話(チャット)しましょうね!(笑)


そして、こんばんフォーエバー。連城さ~んvv(ハートを飛ばすな!)
メールありがとうございます。お返事はまた後日になりますがこれだけはっ!
私も大好きですーッ!!(叫)


今、分かった…。(笑)
昨日のパロは楽さんちの日記「歪みの国のアリス」系の記事を読んでそれが脳内変換されたものと思われます!(予備知識はまったくないんですが・苦笑)
ね。「僕の晴香」とか言わせたかったんですよ!それで主従関係にしたかったんですよ!(これは私の趣味・笑)
ある意味、凄いな(苦笑)


さて、お待たせしました(?)
6巻派生ネタ。
後半からじわじわアダルティーに、最後は際どいです(苦笑)注意

恋人せってー



「やっほ~八雲君!」
ガチャリと音がして映画研究同好会のドアが開いた。
「…なんだ。君か」
いつもとかわらない位置に居た八雲は例の眠たそうな目で晴香を出迎えた。
「何だじゃないでしょ。もー折角遊びに来たのに」
「……ここは君の遊び場じゃない。」
大あくびをした拍子に出た涙を拭いながら八雲がぼやく。
その目はあの事件以来それぞれ違う色を見せていた。
「それで?何の用だ?」
「別に?ただ、逢いたくなったから来ただけ。」
さらりと聞こえた嬉しい言葉。
「そうか。相変わらず暇人だな。」
しかし、八雲の口から出てくるのはこんな言葉ばかり。
「暇人に暇人って言われたくないですよーだ。」
べーっと舌を出してそう言う晴香。
それで、険悪な雰囲気になることは、今となってはもうない。

ふとしたとき…
晴香の視線が一点に向けられているのに気が付いた。
顔の左側。赤い、左目に…。
「…なんだ?じろじろ見るな気色悪い」
眉間に皺を寄せて八雲がそう言う
「気色悪いって何よ!折角綺麗なんだから、見ててもいいじゃない。」
怒ったように膨れてそう言うがその視線の先は変わらない。
「…少しはマシになったかと思ってたが、僕の認識が甘かったみたいだな。」
大げさにため息を付いてやれやれといわんばかりのジェスチャーをする。
「何よー」
「こうしてからそんなに経ってないが、これを見た大概の奴が驚いたような反応をよこしてきた。」
悲鳴をあげられたこともあったがそれは言わない八雲。
言えばまた、あの悲しそうな顔をするに決まってる。
…コイツにそんな顔は似合わない…。
八雲は晴香を見ながらそんな事を思った。
「…………。」
それでも、今の晴香は先ほどまでの穏やかな表情が消えていた。
「綺麗だなんていう奴は、そうとう感覚がおかしいんだ。まぁ、僕の知る限りではどっかのウスラトンカチだけだがね。」
悲しそうな顔より、怒ってる顔のほうがよっぽどマシだ。
八雲はそう思って言葉を紡いだ。
「誰がウスラトンカチよ!」
案の定。キッと眉を吊り上げて晴香が怒鳴ってきた。
「さぁ、誰だろうな?」
あまりにも素直すぎる反応に微笑を浮かべながら八雲がそう返した。
「~~~~っ!!」
笑われて悔しかったのか むむむっと言うような表情を浮かべる晴香。
そして、無言で八雲の脇腹をちょんっと突いた。条件反射的にピクンと八雲の身体が跳ねる。
「…………」
睨む八雲と知らない!といわんばかりにそっぽを向く晴香。
「都合が悪くなる度に、人の弱みに付け込むのはどうかと思うぞ?」
「…誰のせいだと思ってるのよ!もう、こうしてやるっ!」
そう言うといきなり八雲に突進を始める晴香
「!?」
八雲が動くより早く、晴香が八雲を捉えた。
バタンと派手な音がして八雲が座っていた椅子が転がった。
「……な…」
背中が痛いが今は状況がそれどころじゃない。
「私怒らせると怖いんだからね!」
勝ち誇ったように八雲の足に馬乗りになっている晴香が言う。
「謝るなら、今のうちよ?」
にっこり笑う晴香だがそれはいつもの愛らしい笑顔とは程遠い。
「………………。」
渋い顔で晴香を見上げる八雲。
待っていた晴香の耳に入ってきたのは予想外の言葉。
「君だけが、いつまでも優勢と思うなよ」
「…………へっ!?」
いつの間にか渋い顔は消え…八雲は薄く笑っていた。
それを晴香が認識するのとほぼ同時。つーっと首に八雲が指を這わせた。
思わず身体が震える晴香。
「弱い…んだろ?」
ニヤリと笑いながら上半身を起こす八雲。
流石に身の危険を感じた晴香は逃げようとしたが腰をしっかりと抱きかかえられていた。
万事休す。
「…ちょっ…」
「…いつまでも、君しか僕の弱点を知らないとは思うなよ。」
そう言うと髪を掻き分け項へ。そしてまた項から首へと帰ってくる八雲の手。
ゾクッとする…一種の快感にも似たその感覚を感じていると思われるのがなんだか悔しくて
晴香はぎゅっと目を閉じ口を固く結んだ。
「…蛇に睨まれた蛙…だな。」
楽しそうにそう笑いその滑らかな肌の感触を楽しむように
ゆっくりじっくり全てに触れるように
触れていった。
「さっきまでの、威勢の良いのはどこに行ったんだ?」
うつむき加減だった晴香の顎に手を掛けそう問う八雲。
「…意地、わる」
微かに目を開けて、抗議の声を上げてみる。
「正当防衛だ。」
くっと笑って晴香の首に顔を寄せる八雲。
「…――っ!」
今度は我慢する訳には行かなかった。びくりと身体が震え、跳ねた。
「や…ぁっ」
あの時、でしか感じる事のできないその感覚に思わず、声が漏れた。
「嬉しいね。感度良好で」
悪びれた様子もなくそういい耳たぶを甘噛する八雲。
「…だ、め…。」
「僕をその気にさせて、何を今更。」
勝ち誇ったようにそう言って首にキスマークを残す八雲。
「つけちゃ…駄目」
「君は『駄目』ばかりだな。」
少し呆れたようにそう言って八雲は晴香の唇を塞いだ。
「そんな我が侭は、聞けない。」
「……ばか。」
それが降参の合図。
八雲は満足そうに笑いながら再び首筋に吸い付いた。


「君に、きずを付けていいのは。僕だけだ」


自ら露にした細く白い肩に向かって、八雲はそう呟いた。




END


誰か私の脳内のピンク色とめてください(汗)
ぎりぎり…セーフだと思いたい!(苦笑)


私の書く八雲って…
ヘタレから一気に黒くなるパターン…多いなぁ(苦笑)
私の中でね、晴ちゃんの弱点は首だと認識されてます!(笑)

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お帰りなさい!!
お久しぶりです。
八雲⑥見ました・・。
深夜2時に大号泣でした・・・
こうなったら八雲と晴香には幸せになってもらわねば!!アダルティー(笑)な話最高でした!これからも頑張ってください!!
桜千代 2006/12/12(Tue)19:54:36 編集
Re:お帰りなさい!!
桜千代さん。お久しぶりです!そしてただいま。
号泣ですよね。時間なんて関係ないです。あれが泣かずにいられましょうか!
確かに、辛いことも2人で乗り越えて、幸せになってほしいです。
って、こう書くととまるで夫婦みたいですね(笑)
いっそもう、夫婦になっちゃえばいいのに!(ぼそり)
アダルティーお気に召したようで幸いです(笑)
最近暴走気味ですが(汗)お付き合いいただければ幸いです。

【2006/12/18 12:06】
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