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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2010年11月09日 (Tue)


寒くなったー。

というネタ。


日常的な…普通の八晴。

オチもない(苦笑)



急に寒くなった。
晴香はコートをだして…大学に行った。
それにしても寒い。
初雪も木枯らしも観測された。秋がなく、冬になった感じ。
そんな中、講義が終わって映画研究同好会に向かった。
八雲の部屋には、暖房がない。
この寒さのなかどうしてるのか…っと半ば心配しながら、ドアをあけた。
「やぁ。」
「…君か」
室内でもコートをきている、八雲がいた。
文庫本をもって…眠たそうに頬杖をついている。
「寒いね」
「暑そうに見えるのか。君は?」
一応、恋人…であるが素直じゃない。
ため息をついて、向かいに座る。
「………。何の用だ?」
「用がなくちゃ、きちゃいけない?」
「…………。」
「どうしてるかなって。」
「本を読んでいる」
「見てわかるわよ。」
「………。」
ちらっと見て…八雲は再び視線を落とした。
話をするつもりはないのか。
そういう態度をされるとムキになってしまう。
「八雲君」
「なんだ?」
「寒くない?」
「寒い」
「ストーブ買えば?」
「お金がもったいない。」
「……もう、風邪引いても知らないわよ。」
「心配か?」
「…別に…心配じゃないけど私が寒い。」
「…そうか。ならいい可決方法がある。」
「?」
不思議に思う晴香を八雲は手招きした。
呼ばれるままに寄っていったら…捕まった。
「……八雲君?何?」
間近に八雲の顔があって…ドキドキする。
「天然カイロ」
「…天然カイロって…」
「…不満か?」
「……………。」
即答できない。
嬉しい反面…何も思ってないのはちょっと複雑である。
「誰か入ってきたらどうするの?」
「別に。…困るのか?」
困ると言えば困るし…
困らないと言えば困らない…。
「………」
無言は否定と受け取ったらしい八雲ははなさなかった。
「ねぇ。」
「なんだ?」
「せめてドアに鍵かけていい?」
「…鍵をかけて何をしようって言うんだ?」
「八雲君こそ、何を考えてるの?」
少し、反論…の意味で言い返した。
「…それは、まぁ、いろいろ。」
考えてないのか、とぼけてるのか…わからない。
「……そもそも…暖かい?」
「…………。」
それは、それほど重要な要素じゃない。
と、八雲は思うが、口に出すのは…少し恥ずかしい。
傍にいたいと、素直にいえない。言えないものはしょうがない。
「…八雲君。実はね」
「………なんだ。」
「うち、炬燵あるんだよね」
「………………。」
「今日、寒いじゃない?いい機会だから、炬燵だそうかなって…思うんだけど。」
「……なるほど、交換条件だな。」
「うん。…どう?」
「いいぞ」
素直じゃないのは、お互い様だと…思う。
結局似たもの同士なのかもしれない。
八雲はようやく、晴香を話した。
「まぁ」
ため息のような…息継ぎのような軽さで…八雲はそれだけ言った。
「意味と一緒にいられるなら、どこでもいい」
「え?」
「………。おいてくぞ」
「ちょ、ちょっとまって!」
慌てて、晴香は八雲を追った。
反論で…わき腹をつついた。
反論の反論の前に…手をつないでにっこりほほえんだ。
八雲が黙るのは…学習済み…だった。


END

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無題
すごく ドキドキしました
あの・・・・・、聞きたいことが 本館にはどうやっていくんですか??
2010/12/22(Wed)16:16:36 編集
Re:無題
こんばんは。
お返事なりました。

本館は、
文風月です
パソコンサイトなので、携帯には非対応です。

それでもよろしければどうぞ。
【2010/12/26 19:22】
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