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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2008年11月23日 (Sun)
うぅん…。

はっきりいって八晴スランプ中です。
真志なら浮かぶのに…。
…一体この差はなんなんだろう…。


更新なくても覗きに来てくださってる方がいるのが多謝。

ありがとうございます。

拍手御返事
もう、放置ですみません。

moggyさん。
お、お久しぶりです(汗)
新しい描写でしたもんね>柑橘系
そしてそれも同意見です。八雲は嫌いそうです。
シャンプーとか石鹸とかの仄かに香るぐらいなら好きそうですが…。
色気…ですか。ありますかね(苦笑)
そこはかとなくエロくなりますが…それと色気はまた別物のような気がします。(苦笑)
そして日記への呟きの御返事もありがとうございます。
最初の方は私が見せたい私で、後から感じられたのは素の私でしょうかね(笑)
考察が、的確すぎて…その…嬉しいやら恥ずかしいやら……。
甘えのは基本恥ずかしくて出来ないのです(照)


水無月さん。
はじめましてっ…ですがっ
すみません、すみません御返事遅くなりました。
拙サイトにようこそです。
作品読破おめでとうございます!私自身過去の産物は忘れてる作品があるという(汗)状態ですが…。
お気に召したものがあって幸いです。
特に第八とパロはもう好き勝手(おい)やってますので気に入っていただけたのであればどうかこれからもお付き合いくださいませ。
黒様…相変わらず不在です……が。
今回の黒いですかね…。
もう、自分ではどれが黒くてどれが黒くないのかイマイチわかんなくなってきてます(爆)
今回の派意地悪程度でまだグレーだと思うんですが…(どういう基準だ)
更新カメさんですが。気紛れにでも覗いてやってくださいませ。
コメントありがとうございました!


クレーンさん。
おひさしぶりですー!お久しぶりですー!
御返事遅くなってしまってすみません…。(一気にテンションが下がる)
傾き来たーーッ!(←テンション上がった)
ここで御返事しようか向うで御返事しようか迷いましたが…ここで!
志乃ちゃん可愛いですよね!真田も甘いですもんね!
うふふふ…。向こうのブログも見てやってください。
コンダクター読みましたよ~。もう全部読まれたかな?
カウンセラーは八雲っぽいというのは思いました。奈緒美ちゃんは…その名前から奈緒ちゃんが成人したらこんな感じだろというビジョンで想像してます(笑)
舞台DVDもGETしてますよ~。
今、真志なので見てないのですが(爆)




さて…新婚さん。

やった者勝ちかなっと思った…。

らぶらぶ。

「ね。八雲君」
「ん?」

「今日、何の日でしょう!」

満面の笑みで…
超難問を突きつけられた……。

11月22日の午後1時……。


結婚して1年ちょっと経つが…彼女がこういう質問をしてくる事はまずない。
というよりは、今まではなかった。
恋人時代でもなかった。

どういう意図かがつかめない…。

「誕生日じゃないよな。」
「うん。違う。」
「結婚記念日でもない。」
「うん。」
「…初デートじゃないよな」
「うん。ちがう」
「…………。」
「今言ったの八雲君全部覚えてくれてるじゃない。」
クスクスっと笑い声が聞こえてくるが…八雲の頭の中はそれどころじゃない。
浮かんでくる可能性を削除しては次を考えるが……。

正直、晴香の期待に満ちた視線を浴びながら考えに集中する事なんて出来なかった。

「降参だ。教えてくれ」
両手を挙げてそういうと晴香が笑った。

「難しく考えなくてもいいのに。語呂合わせだよ。」

「語呂合わせ?」

ますます意味が分らない。八雲が眉間に皺を寄せると鈴が転がるような声で晴香が言った。

「あのね、いい夫婦の日なんだって。」
「………………。」

一瞬、眩暈がしたが気のせいだと押さえ込む。
それより、晴香が大事に思っている日を忘れていたのではないと分かって安堵する。

「それで…?」
八雲が晴香を見ると途端に晴香が照れたような表情を浮かべた。
「あのね。普段いえない…ことを…伝え合うんだって。」
だからね。
っと…いって顔を上げた。
視線がぶつかり…晴香が少しだけ頬を染めた。
「いつもありがとう」
綺麗な笑顔。
文字にしてしまえばたったそれだけ。
なのにそれだけでは表せない…幸せというオーラに包まれた笑顔。
それを自分だけが見れることが嬉しかった。
自分の隣で笑っていてくれることが嬉しかった。
そこそこあると思うボキャブラリーが尽き果てるぐらい賛美の言葉を重ねても全く足りない。
「何か、言ってよ。」
赤い顔が拗ねている。
それすら愛おしくて…気がついたら抱きしめていた。
「…こちらこそ…いつもありがとう。」
耳元で囁くとくすぐったいと反論された。
「それでね…。」
「ん?」
「あ…」
「あ?」
晴香の顔を覗きこむようにしてみるのと
そろりと八雲を見上げてる視線とぶつかった。
「愛してるよ…。」
「…………………。」
八雲が固まった。瞼だけがぱちぱちと何度か瞬く。
「もぉっ!黙らないでってば!」
真っ赤な顔を下晴香が八雲の胸をどんっと叩いた。
「…貴重だな。」
今頃顔が赤くなってきた八雲がそっぽを向きながらそう言った
「やっ八雲君も言って!」
「言ってほしいのか?」
「だってっ…普段言ってくれないじゃない!」
「分ったから。少し落ち着け。」
頭を撫でると少し膨れて晴香が言った。
「すっごい…恥ずかしかったのに…。」
それは、僕の台詞だ…ッというのを飲み込んで八雲は口を開いた。
「君が好きだよ。」
不満そうに晴香が顔を上げたところで本当の言葉を吐く。
「愛してる。」
一瞬、驚きに塗られたその顔は次にはもう赤一色で染められていた。
「……いや、愛してる。じゃ足りないな。」
くすっと笑う八雲。
そんな言葉じゃ足りない。
「…言葉で表せられるものじゃない。」
「ありがとう。」
傍にいてくれて。
そう耳に囁くいて、頬にキスをした。
そうしてゆっくり唇を重ねる。
長い長いキス。
言葉では伝えられない思いを伝えるかのような
長いキス。



「ねっ…。」
「ん?」
「もう一回言って?」
「愛してる。」
「もう一回。」
「愛してるよ。」
「まだ。」
「…君を愛してる。」
「もう一回。」
「もうだめだ。」
「どうして?」
「恥ずかしいだろ。」
「恥ずかしがるような仲でもないのに」
「君が言ったら言ってやる。」
「ずるい。」
「ずるくない。」
「もう…。」
「?」
「八雲を愛してるよ」
「っ!?」
「君。なしでも言いでしょ?」
「………。」
「はい!八雲君の番!」
「……。」
「私が言ったら言うんでしょ?」
「晴香を…」
「ん?」

「晴香を、愛してるよ。」


END


八雲、晴香と呼ばせたかった。


やっぱ夫婦は八晴かなっと…思った。

八晴は新婚でも熟年夫婦のような信頼関係があると思います。

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