ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
志季さん。
送っておきましたがいかがでしょうか?
gooと相性が悪いのかとも考えて
infoseekのアドレスも持っていたのでそちらでも送ってみました。
どちらもタイトルは「こんばんは。古谷です!」
でいってると思いますが…いかがでしょう??
即興バレンタインネタ。
6巻後、同棲設定。
大学が休みなのをいいことに、後藤が昨日仕入れてきたトラブルに八雲は一日中付き合わされた
晴香は晴香で用事があったからよかったものの、なかったら今日1日後藤は八雲のねちねちとした嫌味を聞く羽目になったことだろう。
「おかえりなさい。」
新妻よろしく晴香が笑顔で八雲を出迎える。
「あぁ。ただいま」
後ろ手で鍵を閉め家の中に上がる八雲。
「それ、なに?」
八雲の手に握られた袋を見て不思議そうに晴香が聞いた。
「シャンメリー。これなら君も飲めると思ってな。」
下戸、ではないが酒を飲むとすごい事になるのはすでに体験済みの八雲はそれ以後アルコール類は買ってこない。
八雲にそういわれ、しばらくの間きょとんとしていたが、すぐにやわらかい笑みに変わった。
「ご飯、できてるよ。」
「あぁ。」
ようやく、2人だけの時間が始まった。
食事を終えてグラスを二つとシャンメリーの瓶を抱え、コタツに入る八雲。
シャンメリーとコタツは妙な組み合わせだと思いつつも、寒さには勝てない。
後からやってきた晴香も同じ思いらしく、八雲の隣に身体を滑り込ませてきた。そうして、ぴっとり八雲にくっつく。
それを咎める理由がない八雲は少し照れくさそうな笑みを浮かべながら、シャンメリーをあけていった。
「八雲君。はい。」
それぞれのグラスに注がれたところで晴香が赤い包装紙の箱をコタツの上に出した。
「手作りじゃなくてごめんね…今週末には…ちゃんとしたの作るから。」
底心申し訳なさそうにする晴香が彼女には悪いが少し可笑しかった。
「そんなに恐縮するな。もちろん、手作りの方が嬉いが…君が選んでくれたんだ、これでも十分嬉しい。」
「ほんと?」
「あぁ。開けていいか?」
「うん。」
晴香がこくりとうなずいたのを見て八雲は包装紙を剥がし始めた。
「八雲君…って」
「ん?…なんだ?」
「指、長いね」
「…君は、変なところに目をつけるな?」
くっと少し笑ってそのチョコレートの箱を開ける。8個のチョコレートがきれいに並んでいた。
「だって目に付いたんだもん、しょうがないじゃない。?」
変だといわれて少し膨れる晴香。
二十歳を過ぎてもこんな子供っぽい動作が似合うやつはなかなか居ないな。
八雲はそんなことを思いながら晴香の手にグラスを持たせた。
「乾杯。」
こんっとガラス同士を響かせる。
「何に対して?」
口に含むより早く、晴香がそう問うてきた。
「…そうだな……」
八雲は一旦、口で運んでいたグラスを下げ考えた。
「ずっと変わらない、この思いに……かな」
さすがにこれは、言ってて自分で恥ずかしくなった。
八雲がそっぽを向いてしまったのを見て今度は晴香が笑う番だった。
「改めて、乾杯。八雲君。」
二度目の乾杯をして、グラスに口をつける2人。場所がコタツというのがマイナスだが……。
「どれから食べる?」
一旦、グラスを置いてから晴香にそう問うた。
「え?私はいいよ…」
「…それなら、シャンメリー買ってきた意味がないだろ。」
一緒に食べるんだ。と言葉を続け、どれがいいか視線で問う。
「えっと…じゃぁ、これ。」
そう言うと箱の一番隅にある一つを手に取る晴香。
八雲が食べたのを見て、晴香も口に入れる。
「あ。これ中生チョコだ。」
「確かに…溶け出してくるな。」
「おいしい…よね?」
ここでも心配げに聞いてくる晴香が…可愛らしくて。
「あぁ。」
できるだけの笑顔で、八雲はそう返事をした。
「そういえば、聞いたぞ。」
「うん?何を?」
「石井さんの事だ」
「あ……。」
思わず、八雲を凝視する晴香。昼間の映像が脳に蘇ってくる。
『は、晴香さん……その…。私は、私は…あなたが好きです。よければ、受け取ってください。』
まさか、バレンタインの日に告白されるなんて思っていなかった。
「断ったんだって?」
いつの間に空にしたのかグラスにシャンメリーを継ぎ足しながら八雲がそう言った。
「あ、当たり前でしょ。私には…八雲君が居るんだから。」
また、少し膨れて二つ目のチョコレートを口に入れる晴香。
「…それとも、断らない方がよかった…とでも言うの?」
「いいや。そんなこと誰も言ってないだろ。」
と、聞こえたかと思うとゆっくり、抱き寄せられた。
「八雲…君?」
「…嬉しかった、…正直。石井さんには悪いけど。」
「え?」
「……君は軽蔑するか?…他人の不幸を嬉しいなんて思う僕を」
「しない!…しないよ?」
抱き寄せられた体勢のまま、八雲を見上げてそういう晴香。
「それは、石井さんには悪いけど…私も…嬉しい……よ?」
「…そうか。」
見下ろした、晴香の頬が微かに赤くなっていた。
「…八雲君しか…いらないよ…私。」
「そうか…僕も…君さえ居ればいい。」
「そーしそーあい…だね。」
えへへと笑って見せる晴香。先ほどより、頬が朱を帯びている。
「そうだな。」
つられる様に笑って、開いた左手で器用にシャンメリーを飲み、チョコを口に銜えた時、だった…
「ね、それちょーだい?」
「は?」
という発音が出来たかどうかは定かではない。
八雲が振り向いたのとほぼ同時かりっと…いう音と共に、指に何か落ちてきた。
それがこのチョコレートの中身だと分ったとたん、八雲は中身の流失を防ぐため最善の処置を取った。
離れていく晴香の唇をチョコレートごと塞いだ。
もともと、したかったというのもあるのだろうが…。
客観的に解説すれば、八雲が口に銜えていたチョコレートを振り向きざまに晴香が齧り、それが離れる前に八雲の方から口付けた。事になる。
「んっ…」
八雲の舌で、チョコレートを奥に押し込まれた後は、オトナのキス。
晴香は、八雲がしてくるキスを大人しく受けていた。顔は先ほどより…もっと赤い。
対する八雲は、少々渋い顔だった。
なぜかと言うと流れ出た液体がアルコールの味だったから。そう、つまりあのチョコはいわゆるウィスキーボンボンだったのだ。
顔が赤くなってたのはテレのせいじゃなく、アルコールのせいだと気づいてももう遅い。
おそらく、膨れたときに食べたあれが、ボンボンだったんだろう。
唇を離し…下唇についているであろうウィスキーを舐め取って、自らの指についているそれも舐めた。間違いない、やっぱりウィスキーだ。
「おい。大丈夫か?」
少し不安げにそう聞く八雲。
「へ?…だいじょーぶだよ?」
完全に大丈夫じゃない。
八雲は頭を抱えてため息をついた。
「?どーしたの?」
「…なんでもないよ。」
とりあえず触らぬ神にたたりなし、の方針でいくことを決めた八雲はゆっくり、笑って見せた。上手く笑えたかどうかは別として。
「…やくもくん…って…お人形さんみたい」
「…………は?」
こっちが触る気はなくても向こうから来るのはどう対処のしようもない。思わず意、八雲は間抜けな声を上げていた。
「かわいい~。」
というなり、抱きついてきた、しかも反動をつけて。
ぐっだか、ぐうぇだか分らない声を出して八雲は豪快に倒れた、後ろに。
コタツの中で強か足を打ちつけて痛いのだがそれより先になんともいえないやわらかい感触があった。
胸と、脚に
「お…おいっ!」
「やくもくん、ぎゅーっ!」
底心楽しそうに抱きついてくる晴香。もはや行動が幼児化してきた。
「ぎゅーじゃないだろ。」
「ぎゅーなの。ぎゅってして!」
「…………。」
気分は3,4歳児の娘を持つ父親だ。
そう思いながら理性をフル稼動させ、野性を抑えつけ…要望どおりに抱擁してやった。
「えへへ~あったかーい。」
「…そうか。」
満足そうならそれはそれでいいんだが、男としては早くどいてほしい。もっとも、そんなこと晴香が知るはずはないが…。
ぴとっと…頬に冷たいものが触れ、思わずぞくりと背筋に悪寒が走った。
「…ほんとに…お人形さんみたい…。」
それが晴香の指だと分るのに数秒要した。が、その間にも指の動きは止まらない。頬から額へ瞼へそして逆の頬へ。
氷が滑っているかと思うほどに冷たい指。それが通るたびに体が震えた。
「君は、なんて冷たい手をしてるんだ。」
ようやく、晴香の指を捕まえて手で包み込む。
「…きれいな目…。…きれいな髪…。…きれいな肌…。かわいい…顔」
「それはない。」
他はまぁどうであれ、最後の一つは力強く否定した。
「かわいいのは…君だけで十分だ。」
それが、聞こえたからか…どうかは分らないが満面の笑みを浮かべた晴香。
「私の、やくもくん…。」
そして再びぎゅぅっとだきついて…。
「……やっと…寝た、な。」
すよすよと、寝息を立てはじめた。
大きくため息をついて、八雲は晴香を抱きかかえ寝室へ向かった。
晴香をベッドに寝かせるが、その手を離してくれそうにはなかった。
たまには、このまま寝てもいいか。
八雲はあきらめて、自分もそのままベッドに横になった。
そしてすよすよと眠る晴香の耳にそっと囁いた……。
「かわいいかわいい…僕の、晴香…」
END
大学が休みなのをいいことに、後藤が昨日仕入れてきたトラブルに八雲は一日中付き合わされた
晴香は晴香で用事があったからよかったものの、なかったら今日1日後藤は八雲のねちねちとした嫌味を聞く羽目になったことだろう。
「おかえりなさい。」
新妻よろしく晴香が笑顔で八雲を出迎える。
「あぁ。ただいま」
後ろ手で鍵を閉め家の中に上がる八雲。
「それ、なに?」
八雲の手に握られた袋を見て不思議そうに晴香が聞いた。
「シャンメリー。これなら君も飲めると思ってな。」
下戸、ではないが酒を飲むとすごい事になるのはすでに体験済みの八雲はそれ以後アルコール類は買ってこない。
八雲にそういわれ、しばらくの間きょとんとしていたが、すぐにやわらかい笑みに変わった。
「ご飯、できてるよ。」
「あぁ。」
ようやく、2人だけの時間が始まった。
食事を終えてグラスを二つとシャンメリーの瓶を抱え、コタツに入る八雲。
シャンメリーとコタツは妙な組み合わせだと思いつつも、寒さには勝てない。
後からやってきた晴香も同じ思いらしく、八雲の隣に身体を滑り込ませてきた。そうして、ぴっとり八雲にくっつく。
それを咎める理由がない八雲は少し照れくさそうな笑みを浮かべながら、シャンメリーをあけていった。
「八雲君。はい。」
それぞれのグラスに注がれたところで晴香が赤い包装紙の箱をコタツの上に出した。
「手作りじゃなくてごめんね…今週末には…ちゃんとしたの作るから。」
底心申し訳なさそうにする晴香が彼女には悪いが少し可笑しかった。
「そんなに恐縮するな。もちろん、手作りの方が嬉いが…君が選んでくれたんだ、これでも十分嬉しい。」
「ほんと?」
「あぁ。開けていいか?」
「うん。」
晴香がこくりとうなずいたのを見て八雲は包装紙を剥がし始めた。
「八雲君…って」
「ん?…なんだ?」
「指、長いね」
「…君は、変なところに目をつけるな?」
くっと少し笑ってそのチョコレートの箱を開ける。8個のチョコレートがきれいに並んでいた。
「だって目に付いたんだもん、しょうがないじゃない。?」
変だといわれて少し膨れる晴香。
二十歳を過ぎてもこんな子供っぽい動作が似合うやつはなかなか居ないな。
八雲はそんなことを思いながら晴香の手にグラスを持たせた。
「乾杯。」
こんっとガラス同士を響かせる。
「何に対して?」
口に含むより早く、晴香がそう問うてきた。
「…そうだな……」
八雲は一旦、口で運んでいたグラスを下げ考えた。
「ずっと変わらない、この思いに……かな」
さすがにこれは、言ってて自分で恥ずかしくなった。
八雲がそっぽを向いてしまったのを見て今度は晴香が笑う番だった。
「改めて、乾杯。八雲君。」
二度目の乾杯をして、グラスに口をつける2人。場所がコタツというのがマイナスだが……。
「どれから食べる?」
一旦、グラスを置いてから晴香にそう問うた。
「え?私はいいよ…」
「…それなら、シャンメリー買ってきた意味がないだろ。」
一緒に食べるんだ。と言葉を続け、どれがいいか視線で問う。
「えっと…じゃぁ、これ。」
そう言うと箱の一番隅にある一つを手に取る晴香。
八雲が食べたのを見て、晴香も口に入れる。
「あ。これ中生チョコだ。」
「確かに…溶け出してくるな。」
「おいしい…よね?」
ここでも心配げに聞いてくる晴香が…可愛らしくて。
「あぁ。」
できるだけの笑顔で、八雲はそう返事をした。
「そういえば、聞いたぞ。」
「うん?何を?」
「石井さんの事だ」
「あ……。」
思わず、八雲を凝視する晴香。昼間の映像が脳に蘇ってくる。
『は、晴香さん……その…。私は、私は…あなたが好きです。よければ、受け取ってください。』
まさか、バレンタインの日に告白されるなんて思っていなかった。
「断ったんだって?」
いつの間に空にしたのかグラスにシャンメリーを継ぎ足しながら八雲がそう言った。
「あ、当たり前でしょ。私には…八雲君が居るんだから。」
また、少し膨れて二つ目のチョコレートを口に入れる晴香。
「…それとも、断らない方がよかった…とでも言うの?」
「いいや。そんなこと誰も言ってないだろ。」
と、聞こえたかと思うとゆっくり、抱き寄せられた。
「八雲…君?」
「…嬉しかった、…正直。石井さんには悪いけど。」
「え?」
「……君は軽蔑するか?…他人の不幸を嬉しいなんて思う僕を」
「しない!…しないよ?」
抱き寄せられた体勢のまま、八雲を見上げてそういう晴香。
「それは、石井さんには悪いけど…私も…嬉しい……よ?」
「…そうか。」
見下ろした、晴香の頬が微かに赤くなっていた。
「…八雲君しか…いらないよ…私。」
「そうか…僕も…君さえ居ればいい。」
「そーしそーあい…だね。」
えへへと笑って見せる晴香。先ほどより、頬が朱を帯びている。
「そうだな。」
つられる様に笑って、開いた左手で器用にシャンメリーを飲み、チョコを口に銜えた時、だった…
「ね、それちょーだい?」
「は?」
という発音が出来たかどうかは定かではない。
八雲が振り向いたのとほぼ同時かりっと…いう音と共に、指に何か落ちてきた。
それがこのチョコレートの中身だと分ったとたん、八雲は中身の流失を防ぐため最善の処置を取った。
離れていく晴香の唇をチョコレートごと塞いだ。
もともと、したかったというのもあるのだろうが…。
客観的に解説すれば、八雲が口に銜えていたチョコレートを振り向きざまに晴香が齧り、それが離れる前に八雲の方から口付けた。事になる。
「んっ…」
八雲の舌で、チョコレートを奥に押し込まれた後は、オトナのキス。
晴香は、八雲がしてくるキスを大人しく受けていた。顔は先ほどより…もっと赤い。
対する八雲は、少々渋い顔だった。
なぜかと言うと流れ出た液体がアルコールの味だったから。そう、つまりあのチョコはいわゆるウィスキーボンボンだったのだ。
顔が赤くなってたのはテレのせいじゃなく、アルコールのせいだと気づいてももう遅い。
おそらく、膨れたときに食べたあれが、ボンボンだったんだろう。
唇を離し…下唇についているであろうウィスキーを舐め取って、自らの指についているそれも舐めた。間違いない、やっぱりウィスキーだ。
「おい。大丈夫か?」
少し不安げにそう聞く八雲。
「へ?…だいじょーぶだよ?」
完全に大丈夫じゃない。
八雲は頭を抱えてため息をついた。
「?どーしたの?」
「…なんでもないよ。」
とりあえず触らぬ神にたたりなし、の方針でいくことを決めた八雲はゆっくり、笑って見せた。上手く笑えたかどうかは別として。
「…やくもくん…って…お人形さんみたい」
「…………は?」
こっちが触る気はなくても向こうから来るのはどう対処のしようもない。思わず意、八雲は間抜けな声を上げていた。
「かわいい~。」
というなり、抱きついてきた、しかも反動をつけて。
ぐっだか、ぐうぇだか分らない声を出して八雲は豪快に倒れた、後ろに。
コタツの中で強か足を打ちつけて痛いのだがそれより先になんともいえないやわらかい感触があった。
胸と、脚に
「お…おいっ!」
「やくもくん、ぎゅーっ!」
底心楽しそうに抱きついてくる晴香。もはや行動が幼児化してきた。
「ぎゅーじゃないだろ。」
「ぎゅーなの。ぎゅってして!」
「…………。」
気分は3,4歳児の娘を持つ父親だ。
そう思いながら理性をフル稼動させ、野性を抑えつけ…要望どおりに抱擁してやった。
「えへへ~あったかーい。」
「…そうか。」
満足そうならそれはそれでいいんだが、男としては早くどいてほしい。もっとも、そんなこと晴香が知るはずはないが…。
ぴとっと…頬に冷たいものが触れ、思わずぞくりと背筋に悪寒が走った。
「…ほんとに…お人形さんみたい…。」
それが晴香の指だと分るのに数秒要した。が、その間にも指の動きは止まらない。頬から額へ瞼へそして逆の頬へ。
氷が滑っているかと思うほどに冷たい指。それが通るたびに体が震えた。
「君は、なんて冷たい手をしてるんだ。」
ようやく、晴香の指を捕まえて手で包み込む。
「…きれいな目…。…きれいな髪…。…きれいな肌…。かわいい…顔」
「それはない。」
他はまぁどうであれ、最後の一つは力強く否定した。
「かわいいのは…君だけで十分だ。」
それが、聞こえたからか…どうかは分らないが満面の笑みを浮かべた晴香。
「私の、やくもくん…。」
そして再びぎゅぅっとだきついて…。
「……やっと…寝た、な。」
すよすよと、寝息を立てはじめた。
大きくため息をついて、八雲は晴香を抱きかかえ寝室へ向かった。
晴香をベッドに寝かせるが、その手を離してくれそうにはなかった。
たまには、このまま寝てもいいか。
八雲はあきらめて、自分もそのままベッドに横になった。
そしてすよすよと眠る晴香の耳にそっと囁いた……。
「かわいいかわいい…僕の、晴香…」
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