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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2025年03月10日 (Mon)
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2008年08月31日 (Sun)
神永先生の公式HPでやってる投票。
得票数ランキングがでましたが…やっぱり知名度ですな(苦笑)
八雲シリーズがダントツ。真田6位、山猫8位…
パーソナルに関しては(汗)うむむ。
ってか…。パーソナルリスクの知名度…無…?

新栄学園…。
先に進みたいのですが…お気に入りのシーンを書いていると…
前にこういうの書いてたほうが、ここは深くなるとか…。伏線張らなきゃ意味がない!とか、ふふふっ…騙されろ~っと…
思うところがいっぱい出てきて…なかなか先に勧めません(笑)
やっぱりパーソナルズと山猫ズのキャラがなぁ…もう少し生かせそうなんだけど…うむぅ…。
原作で登場時間が短い人は掴みにくいです…。パーソナルなんて数十ページだし…(苦笑)
出てない人たちも出したいし…。一心さんとか!真琴さんとか!勝村とか
っと…思っているとね、どんどん進まない(笑)

それと、山場。一番辛いところもぼつぼつ考えているのですが…。
やっぱり八雲は強い、そして志乃は脆い。っと思うのです。
強いからこそ、弱みを見せられる誰かが必要で…。
脆いからこそ、誰かに支えてもらわなくちゃいけない…。
それぞれ、本当にパートナーが必要なんだなぁ…っと…思いました。
それが忌み嫌ってた赤い目を綺麗だといってくれた晴香で
運命を変えてやるっと言ってそれを実現させた真田である。
……晴香と真田が最高のパートナーであって欲しいなぁ。

そして、八雲が志乃を叱咤するシーンがありそうです。
…切ないけれどわりとお気に入りになりそうなシーン。
心情、丁寧に書けたらいいなぁ…。

………どんな感想文ですかあなた↑(笑)


前の記事で呟いてた入れ替え話。
どんなパターン考えても八雲がサドになるんですが…どういうコト(笑)
まぁ…否定はしない(できない)けどさ。
逆に真田はね…うん。八雲と比較するのがまず間違ってると思いますがMっぽい(爆)
押されたら弱いと思うんだ(にやり)
カップルがラブチャしてればどっちがどっちでもいけちゃう雑食動物(笑)
…ってか、前の記事UPしてからやけに拍手が多いのですが…書けというコトなんでしょうか?(笑)

それとも久々のパロじゃない話に向けてなのか…うむむ。




ふつーの甘い話も書いてるんですが…落ちがない…。オチ落ちてないかなぁ(爆)



新栄学園。八雲宅にて夏休みについて(笑)
バカップル風味…。


アレから、八雲の家に集って食事をするのはよくあることとなった…。

「じゃーーんっ!」
晴香がそう言って出したのはケーキワンホール。
しかもイチゴが乗ったショートケーキ。
「…………。」
「おーすげー。美味そう。」
無言なのが八雲でその後のが真田の台詞。
「しかも手作りです!」
えへんっと…胸を張って自慢げに言う晴香。
「どうしたんだ?コレ。」
物珍しそうにあっちこっちからケーキを眺めて真田が問うた。
「八雲君の誕生日の時にケーキ食べられなかったから…。」
「へぇ…八雲、誕生日だったんだ。いつ?」
「…教えない。」「3日だよ~。」
八雲と晴香の声が重なった。
「…何で教えるんだ」
「何で教えちゃいけないの?」
2人が顔を見合わせてそう問い合う。
「教えたら…来るだろ」
「いいじゃない。」
「ダメだ。」
「どうしてよ。」
「どうしても。」
2人のそんな会話を聞いて真田が可笑しそうに笑っている。
「俺はそこまで空気読めなくないぞ?」
「?どういうこと?」
晴香は不思議そうに真田を見た。
「言うなよ。」
何かを察知したらしく…八雲が真田を睨む。
「言わねぇよ。こういうのは自分で言わなきゃ意味ないだろ。……っと」
ニヤニヤ笑っていた真田がズボンのポケットから携帯を取り出した。
相手の予想はつく、もう一人来るはずの人だ。
「了解。迎えに行かせていただきます。じゃ。」
口元に笑みを浮かべてそう言う真田。
「そういうわけだから。」
電話を切って真田は立ち上がった。どういうわけかは言わずもがな…。
そのまま玄関から外へ出て行った…。
玄関が閉まる音を聞いた晴香は八雲に詰め寄った。
「ね、どういう事?」
「…本気で分らないのか?」
「うん。べつに…一緒にお祝いしてもいいじゃない。」
「…悪くはないけど…その後が…。」
「?」
「アレが素直に帰るわけないだろ。どうせ酒飲んでこの前みたいなことになる…。」
それまで言って…ようやく晴香はわかったようだった。頬を染める。
「…君が、そう言うのが好きなら別にいいけど?」
にやっと笑って八雲は晴香を引き寄せた。
「そ、それは嫌!」
「だろ?」
そういうことだよ。
八雲はそう言って腕の中の晴香の頭をぽふっと撫でた。
「…まぁ…声殺してる君も。そそられたけど…」
「そ、そう言う事は言わないのっ!」
にやっと笑う八雲に向かって怒鳴るようにそう言う晴香。
ガチャっと玄関が開いたのはその後。
「お、一応落ち着いたみたいだな。」
真田の第一声がそれだった。当然一人ではない。
「こ…こんにちは…」
とりあえず、志乃はそう挨拶をした。
いつもと違う2人の様子に…どう反応していいのか分らない様子だ。
「こんにちは…。」
それは晴香も同じらしい…一層頬を染めてそう言った。
「珍しいな。そっちがその距離って。」
志乃が困ったような視線を向けてきたのをみて…真田がそう言った。
正直、対処法はない。
「そっちがいつも近すぎるんだ。」
八雲が…抜け出そうとする晴香を捕まえてそう言った。
「八雲君…っ。」
「それは、否定しねぇよ。」
真田は笑って…そのまま床に座る。
そうして、いつものように志乃を横に下ろす。
「……………。」
無言の訴えは真田に届かない。
「け、ケーキ切るから。離して!」
晴香のその言葉に…八雲は渋々手を離した。
…が、一緒に立ち上がる。
「…何飲む?」
「あるモンでいいぜ。志乃は?」
「あ、あたしも…お任せします。」
「紅茶があれば紅茶がいいケドな~」
ケーキを持ってキッチンへ行った晴香がそう言う。
「あるわけないだろう。」
それに答えながら八雲もそちらへ向かった。
「何等分がいいかな~?」
「8等分だろう…。」
「そうだね、八雲君の8だしね♪」
「……………。」
そう言うことをいちいち絡めるな…。と思うが口に出しては言わない。
彼女に言えば照れてるのがバレるから……。
「僕が切るから、君は飲み物を…。」
「あ、うん。…でもココア?甘くない?」
「…じゃぁ…コーヒーにするか?」
「…アイスにしたら大丈夫かな…。」
晴香はそういいながら…八雲が出したガラスのコップにココアを作り出した。
8等分に切ったケーキの一つを八雲は手掴みでとって…齧り付いた。
思ったより甘くない。美味い。
「あ…もうっ。何で食べるの?」
お湯を注いで溶かしている晴香がそれを見つけてそう言う。
「僕のなんだから、僕が一番に食べていいだろ。」
そう言うと…上に乗っているイチゴを左手で掴んで残りを頬張った。
「も~。」
しょうがないんだから。っといいたげに晴香はため息を付いた。
ココアが着々と作られていく。
「食べさせて。」
ケーキが無くなった八雲の口から…そんなことが聞こえてきた。
「え?」
思わず振り返った晴香の口の中にイチゴが押し込まれた。
にやっと笑っている八雲がそこにいる。
「…………。」
赤い顔で睨んでいたが…素直に八雲の口にイチゴを押し込んだ。
当然…八雲がそれだけで終わるわけはない……。



「なんで1個ねぇの?」
再び現れたケーキを見て真田がそう言う。
「僕の誕生日ケーキなら僕が一番に食べていいだろ。」
やけに満足そうに…八雲は言って定位置に座る。
トレーにグラスを載せて遅れて晴香もやって来る。
「ありがとうございます。…すみません。」
志乃がそういって切られたケーキをとり分ける。
その間に晴香もそれぞれの飲み物を渡していく。
「志乃、ついてる。」
取り分け終えた志乃に真田のそんな声。志乃が現状を正しく理解する前に…感触があった。
「!」
その感触に…ゾクリと背筋に何かが走る。咄嗟に手を引いた。
「あ……。」
視線が合うと…見る見るうちに志乃の顔が赤くなる。
「ごめん、つい…」
客観的に説明すると…指についたクリームを舐め取った。真田が。
それだけなのだが……致命傷だったらしい。
口は動くが言葉にならない。
「っ~~っ……。」
どう反応していいのか…本人も分らないんだろう…固まっている。
「ごめんって、悪かった」
ポンポンッと…頭を撫でるがなおも固まったまま。
「機嫌治して欲しいな、志乃ちゃん。」
頭を撫でたその手で抱き寄せた。拒む事はしない。
「一つだけ、お願い事きいちゃうから…な?」
「……真田さんの馬鹿っ!」
一応声は出た。…ぎゅっと…シャツを握っている。
「ごめん。」
そう言いながら頭を撫でる。
なんだこのバカップルは…。っと言うのが八雲の感想。
ケーキを食べながら事の成り行きを見ていた。
まぁ…同じ事されたら、平気じゃないだろうケド…。
そう思いながら隣を見ると…期待を裏切らない晴香が居た。
口もとに…クリームがついている。
…人のを見てるから、こういうコトになるんだ。
八雲は心の中でそう言った。
やられるのはだめだが…やるのは歓迎だ。
薄く笑って…八雲は晴香の口元についたクリームを食べた。
「っ!?」
「…ついてたぞ?」
にやっと笑うと…晴香は拗ねたような顔で八雲を見た。
「落ち着いたか。」
その晴香をみてほくそ笑みながら…八雲は真田に声をかけた。
「一応。」
志乃を抱っこしたままだがそう言う真田。
「じゃぁ、本題に入るか。」
「え~。」
「ケーキ食べに来たわけじゃないだろ。」
膨れる晴香に八雲が返す。
「っというか、この話を持ち込んだのは君だろ、君が仕切れ。」
八雲はそう言うと…アイスココアを一口飲んだ。
「仕切れって言っても…どっか行きたいね~っていう話。」
「知ってる。」
八雲の言葉に真田と志乃も頷く。
「海行きたいって思っているんですが!」
挙手して、晴香が言った。
「却下。」
即座に言うのは八雲だった。
「即答!?」
「時期的に盆明けじゃないと揃わないって言っただろ。」
「あ~…盆過ぎたら海に入るなって言うもんな…。」
「そういえば…。…なんで?」
「…僕に聞くのか?出るんだよ。」
急に八雲の声が怪談を話すような口調になった。
「出る?」
「お盆明けはな海に…」「ちょっ!ストップ、ストップ!」
晴香が慌てて八雲の口を塞いだ。怖い話は…苦手である。
「クラゲが出るんだよ。」
その晴香の反応が楽しく…思わず笑いながら八雲はそう言った。
「……クラゲ」
鸚鵡返しにそう言う晴香をもて…くくっと…笑う八雲。
「…じゃぁ、やっぱり海は却下だな。」
「う~ん…じゃぁ…。温泉!」
「君は…何でそう…」
脱ぎたがる…っという言葉は飲み込んだ。歪んだ意味に捉えられられかねん
「いいんじゃない?…都会の喧騒を忘れてのんびりするのも。」
言ってることが親父くさいが…また八雲は言葉を飲み込んだ。まぁ、相手が真田なのでいってもよかったのだが……。
「あ!じゃぁ、親戚が長野で旅館やってるから聞いてみるね!」
「…へぇ、実家あっちなんだ。」
「うん。父方がね。あそこ、露天風呂があるんだよ~。」
「いいね。露天風呂。」
「ちょっとまってて、聞いてみる。」
晴香はそう言って…携帯電話を取り出して電話をし始めた。
「…志乃ちゃん。機嫌治った?」
「………。」
ぷいっとそっぽを向いたが、落ち着きはしたようだった。
「俺に怒ってるのはいいから…話し合いには参加してくれないか?」
「別に…怒ってなんてません…。」
「じゃぁ、尚の事…な?」
コクッと頷いた志乃。
「空室はあるみたい。」
晴香が、受話器口を押さえてそう言う。
「予約入れていい?」
「いい?志乃。」
「はい…。」
「俺もいい。」
「僕もだ。」

そんなわけで…温泉旅行計画がたったのだった……。


END


拗ねられたら弱いと思うんだ…男性陣は(笑)


温泉行きたい…(笑)


続き書くかは不明です(笑)
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無題
SINです!

お久しぶりッス
綾さん…やっと9月になりましたね。

まだまだ暑い日や雨・雷などがありますが頑張って乗り切りましょう!


確かに女性陣は男性陣を丸め込むの上手ですね(笑)

温泉で羽を伸ばしたいですね(笑)

ではまた、来ます('-^*)/
SIN 2008/09/03(Wed)21:39:46 編集
Re:無題
SINさん

お久しぶりです!返事遅くなりました(汗)

9月になりましたが、まだまだ暑いですよね~。
誹風も接近しているようですし…雨にも注意ですね。
むしろ、福岡に帰ってきたので…暑さ倍増です(苦笑)

男性人は女性陣には弱いと思います。(笑)
それが書いていて楽しいんですけどね!

私が温泉に行きたいがために書いたネタです。
今からはいい季節になりますしね~。
は~温泉行きたい(笑)

ではでは!

【2008/09/09 22:22】
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