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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2025年03月10日 (Mon)
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2008年08月25日 (Mon)
なんかやり遂げた感があります。いろいろやったよ!水面下で(爆)
今日は…1日中、パソの前に下りました(笑)

←に神永先生応援し隊追加です。
うふふふ……。


拍手お返事


moggyさんこんばんは!こちらではお久しぶりです!
思いつき出始めたコラボですが気に入っていただけた様で嬉しいです。
神永先生のキャラクターは個性はぞろいなので、動かしやすいのです。
むしろ、本家のキャラが確りしてるので勝手に動いてくれる…感じですね(笑)
ですが!前の記事でもぼやきましたが、お姉様ズの書き分けはチト不安です。(苦笑)
八雲と志乃は同じ辛さを抱えてるから分かり合える部分があると思うし、
真田と晴香は(若干)天然で真っ直ぐだから(私的解釈)正面からそれを受け止められるんだと思います。
似たものカップルだったりするんですよね。
外伝を書いている時間は「あぁ…何だかんだ言っても甘党なんだなぁ…」っと思う時間でもあります。
男性陣はベタ惚れです(言い切った)
っというか私がベタ惚れなんでその代弁を…(笑)甘甘で、何だかんだでラブラブなのです二組とも(笑)
本編はできるだけ原作に近い形で…っと思っているので、こっちは願望をそのままに書いてます(苦笑)
本編はそろそろ伏線が生きてくる回になりました(にやり)
うふふふ………。(怪)
最後になりましたが!1周年おめでとうございます!
拍手、ありがとうございました!





第八中学書きましたよ!
思いの他長くなった…ので実習生~は次回へ。


元ネタはとらじまさん宅の雑記絵です。
人様んちのネタは引っ張って来ないのがポリシーです。
もし引っ張るならちゃんと書いて、そのサイト様に送りつける(迷惑)所ですが…。
昨日の勢いで書いた結果…あまりにも拙文なのでここにUP。
人様に捧げるものには程遠い…。

あの絵ににやけたと!っというのと…第八中学好きの皆さんの原動力になれば!っと思ってUPします。


問題あれば下げますんで。


…ってか…黒っ…。(爆)

新栄の反動か…(笑)






「さっ…斉藤先生。」
その声に思わず身を隠してしまった…。
何も疚しい事をしているわけじゃないのに。

授業が終わって…そのまま、使わなくなった資料を図書館へ返却しようと足を向けたところ…だった。

それでも、好奇心には勝てず…チラッと様子を窺った…。女子生徒2人と…白衣の人。
「あの…っ先生。コレもらってください。」
「お願いします!」
「…もらうのは構わないが。教師と生徒以上の関係になる事はないぞ」
「…………。」
「それでも、もらったほうがいいか?」
思わず腕に抱えた教科書を抱きしめた。
何ではっきり断らないの…?心臓の音が早くなった。
「いいえ…。」
か細い声が…晴香のもとまで聞こえてきた。
「君が卒業したら…個人として向きあえるだろうけどな…。」
今は教師と生徒の関係意外にはならない。
「斉藤先生には…彼女居ますか?」
「……教師に恋人は必要ないんだよ。」
八雲が笑った気がしたのは気のせいだろうか…。
「すみませんでした!」
そう言うと足音が響いて遠ざかっていった。
「で?」
「!」
「そこの“晴香”は何をしてるんだ?」
見つかってたーーっ!?
っと思うが、逃げるのも不自然。かといって出にくい。
「……………………。」
「盗み聞きとは、行儀が悪いですね?小沢先生?」
あたふたしている間に晴香が隠れて居た柱に右肘をついて…覗き込んできた。
「ぐ、偶然です!偶然聞こえただけですっ!」
「…盗み聞きした点については否定しないんだな。」
にやっと笑みを浮かべて八雲がそう言った…。しまったと思っても、もう遅い。
本当に楽しそうにかつ意地悪く、八雲が笑う。
「それも偶然です!」
「隠れるからには疚しい事がったのか?」
「な、ない!ないですっ!」
「なら、堂々としてればよかったのに。」
まだ意地悪く笑う八雲。完全にオフモードである。
「お、女の子としては!そういうシーンではアレなの」
「アレってどれ?」
八雲は無駄に、人の神経を逆なでするのが上手い…気がする。
いったん落ち着こう…っと自分言い聞かせて晴香は深呼吸をした。口勝負では八雲に勝てる見込み見はないのだから。
八雲は相変わらず面白そうに見ている。
「斉藤先生こそ、公私混同はやめてください。なんですか、そこの“晴香”って」
「あぁ…吉川だったんだよ。」
「?」
「吉川悠。知ってるだろう。」
八雲はそれだけ行って…晴香の手元を見た。
「足止めしてすみませんね、小沢先生。どうぞ図書館へ。」
そう言うと回れ右をして準備室の方へ歩き出した。
「ま、てっ!」
思わず白衣の裾を掴んでしまう。
「ね…。」
振り返った八雲に対して声が出ない。
公私混同するなという自分がいる。
「…なんですか?小沢先生?」
分っているくせに…っと思うが言ったら負けなきして言えない…。
晴香はむすっと…すねて晴香は八の白衣の裾を引っ張った。
そしてそのまま、準備室に向かって引っ張っていった。
珍しい、連行だった…。



「どうした?」
八雲が後ろ手でドアを閉めてそう聞いてきた。
全てお見通し…っというようにまだ笑っている。
「分ってるくせに。」
「なにが?」
にやっと…笑って今度は晴香の手を引いて、机へ向かった
「…いってごらん?晴香?」
そう、机に腰掛けて問うた。
「何ではっきり断らなかったの?」
「断っただろ。」
「断ってない!」
「……今は難しいんだよ。」
八雲は眉間に皺を寄せてそう言った。
「モンスターペアレント…って言葉は知ってるだろ。下手したら訴えられる。」
「…………………………。」
そんなこと…っと言いたがったが、言葉にならなかった。そう言う親が居るのは事実なのだ。
「極端な例だけどな。個人的にどうこうは言うべきじゃない。」
裁判なんて起こされたら必ずマスコミから叩かれるしな。
苦笑を浮かべながら八雲は続ける。
「そんなのよりは、先送りにして。青春の綺麗な思い出として残してやったほうがいいだろ。」
八雲はそう言って笑った。
慣れてる…所を見ると、ああいうのは今に始まったことじゃないんだろう…
「……これで満足か?」
「……。教師に恋人はいらないって…のは?」
一番引っかかっていたそのことを聞いた。
「じゃぁ、私は…なんなの?」
「…真に受けるな。微妙な年頃なんだよ、中学生は」
晴香の声の変化に気付いて八雲が少し…優しい声を出した。
「心と体がアンバランス。体は大人になるけど、心はまだ未発達なんだ。」
そこで一息ついて…少し考えをめぐらせた…。
「まぁ、一言で言えばそう言うことだ。詳しくは、次の休みのときにでも教えるけど…どうする?」
「?何で休み?」
「実践で教えたほうが早いと思って…ね。」
口元が歪んだ。
今日一番の…怖い笑みだった。
「えっ!遠慮しますっ!!!」
本能的に叫んでいた。この顔をするときの八雲は…いろいろと危ない。
これまた本能的に八雲との距離を置く。
それを見ておかしそうに喉で笑った。
「まぁ…僕が欲しいのは妻だからあながち間違ってもないんだけど?」
「………………。」
切り替えの早さについていけない晴香をみて…今度はふっと笑う。
「君も気をつけろよ…。」
そう言うと…その手を取って指にキスをした。
「……豹変しないでよ…」
ようやく出た言葉がそれだった。
「先のほうがお好みか?」
ニッと笑う八雲、この表情はどちらかといえば危険な分類の笑み。
「ちっ、ちがう!」
全力で否定する晴香を見てまた八雲は笑うのだった……。






二日後…

君も気をつけろ…っと忠告したはずなのに。
一体、あいつは何を聞いてたんだ。
見つけてしまった…
いや、見つけて正解だったんだろう。

そんな格好してるからだとか
中学生はもう男だって言っただろうとか
何赤面してるんだとか…
いろいろ文句はあるがそれは置いて置く。

閉めた窓を開け放って、声を発した。
「小沢先生。一体何をしてるんですか。」

 その距離に…居て良いのは僕だけだ。

同時にビクッと跳ね上がり、同時にあげてきた。
「呼び出しがかかってますよ。理科室に来てください。」
「はっ、はい!」
晴香がそう返事をして…離れた。
「西藤、遅くまで掃除ご苦労だな。帰りのHPが始まるぞ。」
「……………はい。」
項垂れるようにして彼は歩いていった。
非常口からここまでは総時間はかかるまい。そう腹をくくって…待っていた。
階段を昇る音がする。
素足なのだろう。あまり響かないが…。
「さ、いと…せんせい。」
八雲の姿を見つけるなりそう言う晴香。息が切れている。
「呼び、出しって…。」
「呼び出したのは、僕だ。」
後ろに俺様だ…という文字が見えるのは気のせいだ…多分。
怒っているのは…気のせいじゃないけど…。
「……………………。」
「たっぷり聞かせてもらおうか?」
?が出ているものの晴香に拒否権などない。
そのまま…準備室へ連行された。いつものように……。


「何された。」
部屋に入るなり八雲の檻に閉じ込められ、査問が始まった。
「こ、告白」
「他は。」
「手…握られただけ!」
「ボタン開けすぎだと思わないか?気をつけろって言ったよな?」
「だ…って。」
「言い訳するな。」
「……………。」
「僕は男で、その心配はないけど。君は女なんだぞ。」
八雲の口から出た意外な言葉に一瞬固まった。
「子供としてみるな、男として接しろ。無防備なんだよ。君は」
怒った時ように矢継ぎ早に言葉が降ってくる。でも言葉に怒気が感じられなかった。
「…心配してくれてる…の?」
「……心配ねぇ……」
くいっと顎に指がかけられて…上を向かされた。
「心配してないとでも思ってるのか?」
睨みつけてきた八雲の視線とぶつかった
「やく…も。くん」
「心配だって、嫉妬だってするに決まってるだろ。馬鹿か君は。」
そう怒鳴られるように言われると…そのまま唇を塞がれた。
噛み付かれるようなキスの後に…強引に割り入ってきて蹂躙される。
ギブアップのサインを出しても受け入れてもらえなかった…。
「笑わせるな…よ。…」
唇を離した第一声がそれだった。
「自分の恋人を…心配しない奴がどこにいる」
キスは終わったがそのまま首に噛み付いた。
「っ…」
痛みで顔を顰める晴香。
「思いが伝わってないなんて…言うなよ。」
檻の中に…晴香を閉じ込めたままだったが…八雲は項垂れた。
「……他の方法を…僕は知らないのに……。」
今まで、誰に対して怒ってたんだろう…。
ふとそんな事を…思ってしまった。
「…ごめんね…。八雲君。」
きっと彼は自分を責めてる。伝わっていないのは自分のせいだと…。
「八雲君の愛情は…ちゃんと伝わってる。」
「私のこと、いろいろ心配してくれてるのも知ってる。」
ありがとう。
晴香がそう呟くと…八雲は壁に押し付けていた手首を放した。
そうして…その場所に何度もキスを落とす。
「……。ごめんね、次から気をつける。」
「二度目はない…と思え。」
微かに涙声なのは…気のせい…っというコトにして置こう。
八雲も、それを望んでいるはずだから…。
「ん…わかった。」
八雲の手から…逃げて八雲の頭を抱きしめた。
「ね…。」
「なんだ…?」
「…泊まり行っていい?」
「…………。」
「だ、だめならいいけど…。」
言った本人が恥ずかしいのだろうか…八雲の沈黙にそう…返した。
「ダメだと…言うと思ったか?」
くすっと笑う八雲。
「思わないけど…念のため…。…」
「君からのお願いなら…最優先だ。」
顔を上げた八雲は…
いつもの八雲に戻っていた…。


END


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