ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
今日も拍手いただきました♪
嫉妬八雲気に入っていただけて嬉しいです。
嫉妬、独占欲、は私の萌Pointですので今後も多量に出てくるかと(笑)
拙いサイトですがよろしくお願いします。
で、ブログでいきなり大人向けの八晴があったら引きますよね?(苦笑)
普通は駄目ですよねぇ……。
ってなわけで、いろいろ苦戦しながら裏ページを製作中(爆)
えぇ、ノッてる私は誰にも止められません!とことんまで突っ走りますよ
できたらお知らせします。お楽しみに(笑)
おそらく(八晴スキーには簡単な)パス制になると思います。
↓のSSは裏とは関係ないですよ(笑)
「…………なんだこれは?」
明らかに不満そうな八雲の声と視線を受ける晴香。
「何って…お掃除セット(箒と塵取りと雑巾)でしょ?見て分からないの」
「何でこんなものがここにあるんだ」
「掃除するのよ。」
「ここをか?」
ここというのは八雲の隠れ家…。
「当たり前でしょう?」
露骨に嫌そうな顔をする八雲。
「手伝えなんていわないから。どっか邪魔にならないところに居て。」
「それは好都合だ。僕は今から講義がある。」
そういうが手ぶらで立ち上がる。
「八雲君ってちゃんと講義受けてるんだ。」
「何のために大学に通ってると思ってるんだ君は。」
ため息と共に部屋のドアを開ける。
「いいか?くれぐれも…僕の仕事を増やすことだけはしないでくれ」
振り返り人差し指を立ててそういう八雲。
「はいはい」
晴香が軽く返事をしたので、少し不安そうな顔をしたが黙って隠れ家を出て行った。
「さて。掃除開始!」
まず、窓とドアを開ける。
次に八雲の寝床である寝袋を日のあたる場所に干す。
洗濯物はと探してみたが特に見当たらなかった。
前にも掃除をしたことがあったが、そのときは洗濯物が無造作に積まれていた。
それから考えれば一応進歩してる事になる。感心、感心。
冷蔵庫周りを片付けて椅子と机を一旦隅に置き、床の掃除を始める。
「あ……。」
携帯電話が床に埃を被って転がっている。見覚えのある色、形。
そういえば2、3日前に八雲が携帯をなくしたとか言ってたような…。
携帯電話を拾い上げ埃を払う。間違いない、八雲の携帯だ。
「普段から掃除しないからこんなことになるんだよ。」
独り言を言いながら携帯を見つめる。
いけないと思いつつも…好奇心には勝てない。
「こんなところに置いておく八雲君がいけないのよ。」
と八雲みたいに開き直ってみる。
箒を一旦壁に立てかけてパチッと携帯電話を開く。待ち受けは変哲もないカレンダー。
無造作に並べられたアドレス帳。
“グループ1”に一心さんや後藤さんといったメンバーの電話番号が登録されている。
私のアドレスは?
「あ………。」
一番下のグループに一人だけ隔離されるようにある。
グループの名前は
“特別”
そこに入っているのは晴香のアドレスのみだった。
「ふふっ…」
携帯を胸の前でぎゅっと握り締める。じんわりと胸が温かくなる。
こんな些細なことで幸せな気分になれる。
「特別…かぁ…。」
八雲が見たら気味が悪いといわれるような笑顔を思わず浮かべてしまう。
「八雲君にとって、私って特別なんだ…。」
言葉にするとますます嬉しかった。
しばらく嬉しさの余韻に浸っていたが、時計を見るともう一時間が経っている。あと30分で八雲が帰ってくる。
それまでにちゃんと片付けないと。八雲の携帯をポケットに入れて再び箒を手にする。
30分後、八雲が帰ってきたが、案の定。ご機嫌な晴香をすごぶる気味悪がっていた
ちなみに、晴香の携帯も八雲のアドレスだけは隔離してある。
グループ名は“特別な
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