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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年04月30日 (Sun)
原作5巻時点で八雲たちは大学3年生…ということで。
大学卒業後を勝手に想像しちゃいましょう!
というコーナーです(笑)

未来予想1は
兄貴君にはアリだといわれ、
妹にはありえないといわれたブツ

私的に一番しっくり来るパターンです。

短いSS付き


設定:後藤さんが警察をやめ探偵事務所を開く。
なんだかんだ言いながら八雲は底に住み着いて仕事中(探偵ね。)
晴香は小学校の先生。
2人の関係は周りには秘密。


ポンポーン
「こんにちわ~」
探偵事務所に晴香が入ってくる。
「いらっしゃい…って。なんだ、晴香ちゃんか」
「何だって何ですか。」
「悪い。客かと思ったんだよ」まったく悪気のなさそうに言う後藤。
「あ~もう。またこんなに散らかして。」
ふぅっとため息をつくと、慣れた手つきで空き缶や弁当のからをゴミ袋にいれて行く。
「甲斐甲斐しいねぇ」
「そう思うんなら、ちゃんと片付けてください。」
あぁ。分かったよというものの、それが実行されたためしがない。
「…騒がしいと思ったらやっぱり君か…。」
奥の部屋から大あくびをしながらのっそり八雲が出てくる。
「あ。おはよ」
「もう昼だぞ。」
「……徹夜で張り込みをさせたのはどこの誰でしたっけ?」
棘のある八雲の台詞
「あ。昼ごはん何か作ろうか?」
「…まかせる…」
「俺の分も頼むぜ。」
「はいはい。」
そういうとキッチンへ立つ晴香。

「あれ?八雲君は」
「風呂だ。」
「あんまり、八雲君に危険なことさせないでくださいよ。」
「させてねぇよ。逆に俺のほうが危険な目にあってるんだぞ」
「…え?そうなんですか?」
「当たり前だろう。あいつは考える担当、俺は動く担当なんだからよ。」
「だからと言って少しは考えてください。毎回説明する僕が面倒です」
のっそり八雲がやってくる。眠そうな目は相変わらず。
「あ。ご飯できてるよ」「って…なんだよその、俺が何も考えてなさそうな言い方は」
2人ほぼ同時に言う。
「朝からこんなに食べろって言うのか君は?」
後藤を無視して晴香にそういう八雲。
「……別に。食べたくないなら食べなくていいですよ」
ふんっと言わんばかりにそう言い放つ。
「誰も食べないとは言ってない。全部は食べられないといったんだ。」
「おい。痴話げんかはその辺にしとけよ。」
やれやれといわんばかりに後藤が口を挟む。
『痴話げんかじゃないです!』


※※※※※※※※※※※※※※※※※
(中略。というか考えてない)
晴香はご飯のあとに帰った。



夕方になって八雲がそういい身支度を始める。
「…今夜は予定があるので…出かけますよ。」
「朝帰りか?」
にやりと笑う後藤に軽蔑するような視線を投げかけて事務所を後にする。
向かった先は当然彼女の家。
「いらっしゃい。」
にっこり笑って八雲を迎え入れる晴香。
リビングには夕食がすでに出来ていた。
「ワインにする?ビールにする?」
「…君に任せるよ」やわらかい笑顔を見せてコートをハンガーにかける。
冷蔵庫からワインを出してきてグラスに注ぐ。
『乾杯』
かつんとグラスを合わせて口に含む。夕食を共にする。
「今、仕事忙しい?」
「…まぁな。でも今の仕事はもう終わる。」
「何してるの?…」
「………浮気調査。」
少し渋ってからポツリと言った八雲。気まずい空気。
「君のほうはどうなんだ?」
「私?」
「そうだ。学校のほうは上手く行ってるのか?」
「うん。大丈夫もう大分慣れたよ。みんな良い子だし、よく慕ってくれるの」
満面の笑みでそういう晴香
「なら、いいんだ。」
少し笑って見せてワインを煽る
「…やっぱり、君といる時間は…楽しい」
ポツリとそういう八雲
「そんなの、当たり前じゃない。だって、恋人同士なんだから」
「…そうだったな」はにかんだ笑顔を晴香に向ける。


※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「引越しするかな……。」
「え?…何かいった?」
「…引越しするかって言ったんだ」
「引越し?」
「…2人で住めるところに。」
「………そう。だね」

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