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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年11月15日 (Fri)
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2006年10月16日 (Mon)

今日の八晴ニュースはなしです(笑)


拍手お返事
倖さん
こんばんは~。早速答えて見ましたが、いかがでしょうか?
八雲は理数系です。ビーカーでお湯沸かしてるし(笑)いや、関係ないですけど、イメージ的に。
理数系の中でも八雲は数学より理科、生物より化学のイメージなんですよね。
というか、八雲に白衣&眼鏡を装着させたかっただけです!(爆)
気に入ったいただけたのであれば、幸いです。





新婚で、妊娠中で(笑)



「で?」
不機嫌丸出しの八雲の顔。ここは新婚ラブラブな2人の愛の巣である。
本来ならば八雲はこんな顔をせずに破顔しているのに
「これが被害者の写真だ。」
そんな八雲をわざと無視して数枚の写真を差し出すのは、後藤である。
「…誰が協力するなんて言いましたか?」
「どうせ暇なんだろ?」
「どこかのクマと一緒にしないでください。」
「俺はどこかの大学に住んでた化け猫よりは忙しいんでね。」
「…生憎。その化け猫とやらは家猫になりましたよ。クマよりよっぽど忙しくなりました。」
漫才のようにスムーズに流れていく皮肉合戦。
「もう。八雲君ってば、折角来てくれたんだから。」
カップを3つ載せたトレーを運んでくる晴香がそう言う。
「…別に、僕は来てほしかったわけじゃない。君だって事件なんてものに巻き込まれたくなんてないだろ?」
晴香の手からトレーを受け取って。一応後藤の前へも置く。
「それは、そうだけど。」
「それに、こんなもの見せないでください。胎教に悪いです」
「大橋?」
胎教も知らないのか…と言いたげな目で後藤を見る八雲。それから晴香に
「ありがとう…。君は向うにいっててくれ。」
「ここにいちゃ駄目?」
「……駄目なことはないが…身体は大丈夫か?」
心配そうに晴香を見上げる。
「うん。大丈夫。」
「…座るの、きつくないか?」
「平気。」
にこりと笑って八雲の隣に座ろうとするが、そこでドアフォンがなる。
「あ。出てくるね。」
笑顔を残して晴香は八雲の傍を離れていった。
「…。おい、なんか俺の知らないところで話が進んでないか?」
「何言ってるんですか、この前言ったでしょ。子どもができたって」
「は?まておい、聞いてねぇぞ」
「…それは後藤さんが聞いてないだけです。僕は言いましたよ」
そっけなく八雲はそういった。
「……。」
晴香を見やるとまだ目立たないが確かに、腹部が大きくなっていた。
「石井さんが来たから、ちょっと行って来るね。」
受話器を置いた晴香がそう言い残し玄関の方へ消えていった。
「あんまり、働かせない方がいいんじゃねえの?」
「…重いものは持たせないようにしてますよ。」
晴香の入れた紅茶を啜りながら八雲がそう言う。
未だにちょっと信じがたく…八雲の顔をまじまじと見ているとあることに気づく
「そういや、お前最近太ったんじゃないのか?」
「クマブタよりは太ってません。」
しれっとそう言う八雲。
「後藤さんこそ。ますます脂肪が付いたんじゃないですか?」
「幸せ太りって奴か?」
からかってやろうと言った後藤の言葉に帰ってきたのは、意外な八雲の台詞


「幸せ…ですから。今…」
穏やかな、笑顔も添えて。


END

絶対八雲は、結婚したら太ると思うよ。適度に(笑)



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