ここは「文風月」内、FF置き場です.
カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
ただいまです!
無事かどうかはべつとして、考査終わりました~。
八雲の誕生日は8月3日!(公式発表!)
おめでと!
それにしても…先生のブログが切ないわ…。
…8月3日…まもちゃんの誕生日だったわ(笑)
ってわけで、遅くなりましたがおめでとう。なおはなし。
二部。
無事かどうかはべつとして、考査終わりました~。
八雲の誕生日は8月3日!(公式発表!)
おめでと!
それにしても…先生のブログが切ないわ…。
…8月3日…まもちゃんの誕生日だったわ(笑)
ってわけで、遅くなりましたがおめでとう。なおはなし。
二部。
恋人設定(NOT同棲)
こほこほ…っと乾いた声が八雲の耳に聞こえてきた。
「なんだ。風邪か?」
映画研究同好会の部屋の中には彼のほかに一人しか、人間は居ない。
「…夏風邪は馬鹿がひくとでも言いたいわけ?」
帰ってきたのは、ムッとした晴香の声。
「…そうじゃない。君は考え方がひねくれてるな。」
「えぇえぇ。誰かさんがすごくひねくれ者ですからね。一緒に居たらうつっちゃったの!」
くしゅんっと小さなくしゃみが続いた。
「風邪か?」
再び同じ質問をする八雲。
「うん…多分。」
今度は素直に答える晴香。
「…熱は?」
「ん~……。」
曖昧な返事をしておでこに自分の手を当てる。
「自分でやったって分からないだろ。」
そういうと八雲は晴香の額にぺたりと手を置いた。
「ひゃぁっ!?…」
「変な声を出すな。」
「八雲君が悪いんでしょ!」
「…。熱いな…」
「そんなことないよ。八雲君の手が…冷たいだけ。」
「…それもあるだろうが…。とにかく、今日はもう帰れ、送っていくから。」
「…ん。大丈夫、一人で帰れるよ?」
立ち上がって、出かける準備をしている八雲に向かって晴香がそう言う。
「…その辺で倒れてもらっちゃ僕が困る。」
ほら、いくぞ。といわんばかりに先にドアへ向かっていく。
「ん。待って、八雲君」
ドアが、静かに音を立ててしまった。
「ここで大丈夫だな?」
晴香の家の前まで来た時に、八雲がそう問いかけた。
「え?うん…大丈夫だけど……晩御飯ぐらい作るよ?」
「…。僕の事はいいから、今日はさっさと休むんだ。」
口調は乱暴だが、優しい言葉。
「うん。明日、忘れないでね」
「……。忘れてやらない。」
小さく笑って八雲がそう言った。
「君こそ、忘れるなよ。自分が言ったこと」
「覚えてます。八雲君の誕生日ケーキ焼いて、料理作って…」
「もういい。」
必死に指折り数えていく晴香が妙に幼く見えて…八雲は笑いを押さえながらそう言った。
「明日、19時だからね。忘れないでね!」
それを不思議そうに見ながら晴香がそう言った。
「あぁ。じゃぁな、僕は帰る」
「うん。じゃぁね。」
八雲が見えなくなるまで、晴香は家に入ろうとしなかった…。
明日は八雲の誕生日………。
続く。
こほこほ…っと乾いた声が八雲の耳に聞こえてきた。
「なんだ。風邪か?」
映画研究同好会の部屋の中には彼のほかに一人しか、人間は居ない。
「…夏風邪は馬鹿がひくとでも言いたいわけ?」
帰ってきたのは、ムッとした晴香の声。
「…そうじゃない。君は考え方がひねくれてるな。」
「えぇえぇ。誰かさんがすごくひねくれ者ですからね。一緒に居たらうつっちゃったの!」
くしゅんっと小さなくしゃみが続いた。
「風邪か?」
再び同じ質問をする八雲。
「うん…多分。」
今度は素直に答える晴香。
「…熱は?」
「ん~……。」
曖昧な返事をしておでこに自分の手を当てる。
「自分でやったって分からないだろ。」
そういうと八雲は晴香の額にぺたりと手を置いた。
「ひゃぁっ!?…」
「変な声を出すな。」
「八雲君が悪いんでしょ!」
「…。熱いな…」
「そんなことないよ。八雲君の手が…冷たいだけ。」
「…それもあるだろうが…。とにかく、今日はもう帰れ、送っていくから。」
「…ん。大丈夫、一人で帰れるよ?」
立ち上がって、出かける準備をしている八雲に向かって晴香がそう言う。
「…その辺で倒れてもらっちゃ僕が困る。」
ほら、いくぞ。といわんばかりに先にドアへ向かっていく。
「ん。待って、八雲君」
ドアが、静かに音を立ててしまった。
「ここで大丈夫だな?」
晴香の家の前まで来た時に、八雲がそう問いかけた。
「え?うん…大丈夫だけど……晩御飯ぐらい作るよ?」
「…。僕の事はいいから、今日はさっさと休むんだ。」
口調は乱暴だが、優しい言葉。
「うん。明日、忘れないでね」
「……。忘れてやらない。」
小さく笑って八雲がそう言った。
「君こそ、忘れるなよ。自分が言ったこと」
「覚えてます。八雲君の誕生日ケーキ焼いて、料理作って…」
「もういい。」
必死に指折り数えていく晴香が妙に幼く見えて…八雲は笑いを押さえながらそう言った。
「明日、19時だからね。忘れないでね!」
それを不思議そうに見ながら晴香がそう言った。
「あぁ。じゃぁな、僕は帰る」
「うん。じゃぁね。」
八雲が見えなくなるまで、晴香は家に入ろうとしなかった…。
明日は八雲の誕生日………。
続く。
PR
この記事にコメントする
無題
SINで~す。
暇が少しできたので来ちゃいました
♪(*^ ・^)ノ⌒☆(笑)
綾さん(笑)
八雲の誕生日が8月とは俺は初耳ですよ~~~
八雲が晴香さんをバカにするのは大抵愛情表現なのかな?
そ~いえば…綾さんは夏コミとか言ったりするんですか?
暇が少しできたので来ちゃいました
♪(*^ ・^)ノ⌒☆(笑)
綾さん(笑)
八雲の誕生日が8月とは俺は初耳ですよ~~~

八雲が晴香さんをバカにするのは大抵愛情表現なのかな?
そ~いえば…綾さんは夏コミとか言ったりするんですか?
Re:無題
SINさん、こんばんは~。
少しお暇が出来たとのことでのご訪問ありがとうございます!
>八雲の誕生日
原作の1巻で「早めのお盆休み」っというフレーズがありますし、ドラマの中で8月3日と言ってるらしいです。
今回、神永先生のブログで八雲の誕生日の正式発表がありました。
>八雲が晴香さんをバカにするのは大抵愛情表現なのかな?
そうだと信じて疑っておりません(笑)
もしくはからかい半分とか…若干サドの気があるとか(おい)
どっちにしろ、蔑みとかマイナスの感情はないと思います。
…原作ではどうか分かりませんが…私の中ではそうですね。八晴派ですから(笑)
>夏コミ
行きませんね~。
いってみたいという願望はありますが…。いろいろ都合があいませんので。(汗)
それでは!
少しお暇が出来たとのことでのご訪問ありがとうございます!
>八雲の誕生日
原作の1巻で「早めのお盆休み」っというフレーズがありますし、ドラマの中で8月3日と言ってるらしいです。
今回、神永先生のブログで八雲の誕生日の正式発表がありました。
>八雲が晴香さんをバカにするのは大抵愛情表現なのかな?
そうだと信じて疑っておりません(笑)
もしくはからかい半分とか…若干サドの気があるとか(おい)
どっちにしろ、蔑みとかマイナスの感情はないと思います。
…原作ではどうか分かりませんが…私の中ではそうですね。八晴派ですから(笑)
>夏コミ
行きませんね~。
いってみたいという願望はありますが…。いろいろ都合があいませんので。(汗)
それでは!
カテゴリー
最古記事
(04/21)
(04/22)
(04/22)
(04/22)
(04/22)
ブログ内検索