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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年11月27日 (Mon)
『心霊探偵八雲6 失意の果てに』発売まであと4日!

「さ、四は何だ?」
「うー……。心霊探偵の“し”」
「こじつけもいいとこだな。」
「じゃぁ、何があるのよ?」
「………。詩織さんの“し”」
「あぁっ!そうだった!」


ども!昨夜からまったくテンションが下がっておりません!古谷です(爆)
いやーっ…昨晩は表紙見たもんですから興奮して眠れませんでした。(いえ、ホントに)
ここまで来ると異常だよ…と思いつつ、ニヤニヤが止まりません。

↑眠れなかったんでいろいろ考えてみました。
1.宣伝文について。
 a.愛する人とは誰なのか
 b.新展開の幕開け…とは?
まずa.もちろん晴香だ!言いたいところですが…
意外なとことろで、一心さんもしくは奈緒ちゃんあたりではないかと思うんですよ。
愛と言ってもいろいろありますし、恋愛の場合だと晴香しかありませんが(笑)
家族愛になるとあの2人も入るのかな…と。
なんといっても外伝であれでしたから…一心さんは。
後藤さんと一心さんは同じような立場(八雲に父親みたく接してきた)だけどなんかやっぱり後藤さんは家族愛の対象にはならない気がするんですよね(上手くいえませんが…。)
親父殿の中でどちらが要注意人物になってるんでしょうか…?

そしてb.幕開けって事は、続くんですよ…ね?(聞くな)
6巻で終わりだったら「衝撃の結末がっ!」(←安直な文だ)とかだと思うんですよね。
切りよく10巻ぐらいまで、頑張ってほしいなぁ。
2.時間設定はいつ?
 八雲の怪我は完治してるんでしょうか?
 
3.恋の行方は?
八晴といい石真といい…。
ねぇ?

そんでやっぱり
4.後藤さんの職業は?
これで、大分ストーリーが変わると思うのですよ!

覚えてるのは以上(笑)
たぶん明日も疑問が湧き出てくると思います。


すっごい余談ですが…
「しんれいたんていやくも」と打つと「しんれ異端締約も」になりますしょっちゅう。
「やくもがいでん」は「八雲が遺伝」
「はるか」が「張るか」「やくも」が「約も」
「やくはる」は「八晴」(←単語登録済み)

可愛くない誤変換…。
でもちび八雲はかわいいと思います(八雲が遺伝より想像・笑)



ちょっとあだるてぃーに(笑)
で、短いです


寝返りをうつと直に感じるぬくもりと冷たい布の感覚

「おはよ」

「あぁ、おはよう。」

余韻がすっかり消えているその唇に

もう一度、熱をともした。




「にしても…君は加減を知らないのか?」
八雲がいつもと変わらぬ口調でそう言う。
ベッドに座る八雲は上半身に何も身に着けていなかった。
「うん?」
ベッドの中ですこし首をかしげて先を促す。
「これだ。」
そう言って自分の腕を指す。
八雲の陶器のように白い肌に赤い痕が残っている。
「それが…?なに?」
「なに?じゃないだろう?もう少し加減してくれ。」
見ると腕だけでなく、他にもソレが点在している。
「…八雲君だって、もうちょっと手加減してよ…。」
不満そうにそう言って枕に顔を埋めた晴香にも、ソレはあった。
「…これ以上手加減できないな」
そう言うと布団から微かに覗いている手を取り指にキスをした。
「じゃぁ、私だって加減分からないもん。」
「…よく言うよ。君がこんな事するなんて今までなかったのに。何でいきなりしたんだ?」
ギクッという効果音がつきそうなほど、あからさまに反応をよこす晴香。
「………………。」
「別に君を取って食ったりしないから白状しろ。」
「食べたくせに…。」
恨めしそうに八雲を見上げてから晴香は口を開いた。
「…その…いつも八雲君ばっかりでずるいから。」
「ずるいって、普通だろう?」
「…それでも…つけたくなったの!いいでしょもう。結局八雲君の方が沢山つけてるんだから。」
「それはそうだ。」
晴香の言葉にあっさりと答える八雲
「君は虫がたかりやすいからな。予防」
「虫がたかるって…人をアイスか何かみたいに言わないでよ。」
「……。無防備だしな…君は。」
もぅ、と少し膨れる晴香だが。
「でも、八雲君が虫除け…してくれるなら…いいよ?」
と、八雲をそろりとみあげながら言った。
「…変な。奴だな、ほんとに。でもまぁ、君らしい。な」
苦笑を浮かべて八雲が呟いた
「朝飯。作ってるから早く起きろ。」
「ん。」
晴香は重い身体をゆっくり起こした。



「なんだ、見えないじゃないか」
講義が終わって、隠れ家に居る八雲を訪ねた時の第一声がこれである。
「見えないって…なにが?」
きょとんとしながら、いつもの席に座る晴香。
「…虫除け、だ」
そう言うと首に巻いていたマフラーを取り除いてしまう八雲。
「見えなくちゃ意味ないだろう?」
マフラーの下から現れた痕をゆっくり撫でる八雲。
口元に微笑を湛えて
「…それはそうだけど…。」
対する八雲はコートを羽織っているにも関わらず、ボタンはいくつか空いている。そして恥ずかしげもなくその痕を見せていた。
「……恥ずかしく…ないの?……。」
「何がだ?」
「…その…見せてて」
「…何を今更、君がつけたんだろう?」
にやりと笑う八雲
「うーっ…恥ずかしいから隠して。」
「嫌だね。僕の勝手だろう?」
「隠して!」
「嫌だ。」
そんな押し問答が始まったとき。
「邪魔するぜ。相変わらずの痴話喧嘩だなぁ。」
「邪魔だと自覚をするだけの脳みそがあるなら帰ってください。」
「日本語おかしいぜ八雲。」
「煩いですね。今取り込み中です。」
八雲がそう言ってボタンをとめようとする晴香の手を掴む。
「駄目だと言ったら駄目だ。」
「意地悪。」
「結構だ。」
そんなやり取りをニヤニヤしながら聞いていた後藤だったがまったく同じ位置にある服から覗くキスマークに暫く唖然とすることになる。



END

八雲が八雲じゃないのは分かってますから(汗)



男性にあるキスマークってのも、よくないですか?(笑)



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