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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年11月06日 (Mon)

ふっふっふっ………。

凝りだしたらとまりません、ども。綾です(何だこの挨拶。)

今、ミステリのレイアウトしてるんですが

なんだこれ、楽しすぎる…(笑)


原作テイストが目標のミステリモノ。
序章は出来てますので、レイアウトが終わり次第UPします。
ま、八雲も晴香も出てきませんが>序章

ふふふ(怪)






恋人設定で。


八雲の隠れ家に今日も晴香は遊びに来ていた。
たわいない会話だったが、心地いい時間を過していた…。
…例外が一部分だけあったが…。

「挙動不審だぞ」
今までの会話をぶった切るような八雲のそんな一言。
「へ?」
素っ頓狂な声で返す晴香。おかげで何の話をしていたかも忘れてしまった。
「慣れない事するから落ち着かないんだろ。」
「え?」
「脱げよ。」
「はぁ!?」
矢継ぎ早にそういわれて意味が理解出来ない。それに、最後に凄い事を言われた気がする。
「遠慮する仲でもないだろ。さっさとしろ」
「さっ!さっさとしろって!何考えてるの?ぬ、脱げだなんて…昼間から何考えてるのよ!」
思わず身を乗り出してそう叫ぶ、言ってる自分が恥ずかしく感じてしまう。
「……………。」
当の八雲は平然とその晴香を眺めていた。
そしてくっくと可笑しそうに笑ってから、ゆっくり口を開いた。
「君こそ、昼間から何を勘違いしてる?僕はそのブーツを脱げって言ってるんだ」
「へ?」
「……君がブーツなんて履くのは珍しい、熱いんだろ?足」
そういいスカートから覗く足を指差す八雲。
「…………。」
晴香は、勘違いに思わず顔が赤くなってしまう。
「脱げよ。」
八雲はそう言うが気まずくて動く気になれない。
「…………どこまで世話焼かせる気だ?君は」
そう言うと椅子から立ち上がって晴香の足元に蹲る。
「ちょっ!八雲君!?」
「いちいち煩いな。」
そう言うとファスナーを下ろして行く八雲。
抵抗するのも忘れてただただ顔を真っ赤に染めている晴香。
「……。君はちゃんと食事してるのか?」
左足のブーツを剥ぎ取って…八雲が上目遣いに晴香に聞いてきた。
「え?」
「…僕の健康がどうのこうの言う前に、君こそもう少しちゃんと食べろ。がりがりじゃないか」
その言葉に、晴香は驚いた。
別にダイエットをしてるわけじゃないし他の女の子に比べても取り立てて細い方じゃない。
なのに、もう少し太れだなんて…聞いたことない。普通逆でしょう。
そんなことを思っていると両脇にちょこんとブーツがそろえられる。
「君にそわそわされたら僕が落ち着かない。今度からは自分で脱げよ。」
そういいながら、所定位置に戻る八雲。
「でも…」
「トラブルメーカーが何、遠慮してるんだ?今更」
痛いところにグサリと来る一言。
「……。」
「ここで、そんな遠慮は無用だ。分かったな?」
「…うん。」
ゆっくりこくりと頷く晴香。
それを見て満足そうに笑って、八雲が再び口を開いた。
「さて、君が一体何を勘違いしてたか…じっくり聞かせてもらおうか?」
「え?…」
「…時間はたっぷりあることだしな。」



END

しまった!膝ちゅー描き損ねた(苦笑)


おそろいのね(デザインが同じの意味)!ブーツって素敵じゃないですか?
ショートブーツとロングブーツで!


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