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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年09月27日 (Wed)
久しぶりの調理実習。
私は盛り付けのセンスないんだから、させないでっ!(汗)

どうも、後期は火曜日と金曜日がきつい古谷です。(また変な挨拶を・笑)


中古で買った「ペルシャ猫」と「月光ゲーム」(有栖川有栖)読破
いやぁ…火村センセもいいけど部長もかっこいいなぁ…(笑)


拍手お返事
旅人さん
イタズラ、そっちでしたかっ!
やっぱり把握しきれてません(汗)


連城さん
こんばんは~
怖いですっ!ぎゃぁと叫びました(苦笑)
ふっふっふっ…
それはすでに調査済みで知ってますよ!(笑)いえ、本館の日記を拝見したものですから。
それで彼らの曲を聞いてみたいなっと思っていつか、連城さんにオススメを聞こう聞こうと思ってたんですよ(どう切り出せばいいのかわからずここまで延びましたが・苦笑)
何かあります?オススメ

いやいや、私まだ昭和生まれですよ!(関係ないけど)
まぁ、確かに…就活してる短大のお姉さま方は4年制大学の2年生とは大分印象が違いますが…
私も若年寄にですから、あんまりお気になさらずに(笑)

SOSITE(笑)←ローマ字でびっくりしましたよ
晴香サイド、読みましたか!
あのことは晴香にとってショックだったと思うんですよね。で、トラウマになってるんじゃないかなって…。
普段は症状は出ないけど、ああいうときに思い出して、苦しむんだろうとおもうんですよね。

リアルに考えたら痛い2人かもしれません。
相手を思いすぎるが故…なんですけどね。


さて、今日は久しぶりにあの設定で(笑)



久々の、お酒ネタ。(えへっ)





「…………」
「…………」
「おい?」
「ん~?」
おそらく漫画だったら可愛らしいレタリングでむにっと書いてあるんだろ。
そんな状態
「……にゃに…しひぇるんしゃ」
「見てわかんないの~?」
「………。」
八雲は顰め面で自分の頬を摘んでいた晴香の手を引き剥がした。
「…一体何がしたいんだ君は!」
「へへへ~」

駄目だ。また酔ってる……。
八雲は深い深いため息を長く長く…吐き出した。
「ため息ついたら~しあわしぇ逃げるんだよ?」
「…誰のせいだと…思ってるんだ。」
「だりぇのしぇいでしょー?」
八雲を見下ろしている晴香はニコニコと嬉しそうにそう言う。
「………」
晴香を見上げている八雲はまだ渋い顔のまま。
今後どうしようかと対策を練っているところなんだろう。
「…今から、君に質問をする」
「えぇ~?」
「君はそれに、答えるんだ。拒否権はない。」
「……。」
むぅっと膨れる晴香だが八雲はそれを無視して問いかけを始める。
「君の名前は?」
「おざわはるか」
「…僕の名前は?」
「しゃいとう、やくも」
「…一応。分かってるんだな」
「いちよーって。なによぉ~」
「言葉通りだ。次、ここからが重要だ」
晴香を真正面から見上げて八雲が口を開く
「なんで君は僕の足に座ってるんだ?」
「やくもくんが、逃げるから」
悪びれた様子もなく八雲を見下ろしてそう返す晴香。
今、どういう状態かというと…
ソファーに座っていた八雲の足の上に晴香がちょこんととんび座りで座っているところだ。
つまり、八雲の足に晴香が跨って座っているわけで…。
距離は近い。そして…八雲にとっては意識したらいろいろまずい状態である
「……逃げないから下りろ」
「いーやー」
「………。」
「…絶対下りない。」
そう言うと八雲のトレードマークのYシャツを掴む晴香。
「次のしつもんは?」
「…何がしたいんだ?」
「うん?…スキンシップ」
「なんでまた…」
「したいから!」
そういうとまた頬をむにっと掴む
「君の脳内を覗いてみたいね。」
さっきのリプレイのように止めさせる八雲
「柔らかいのにね~。」
はぁっとため息をつく八雲の頬を包み込む晴香。
「?」
何がしたいんだ…と八雲が口を開きかけた時
「あかくて…綺麗…」
そう、声がかぶさってきた。
「え?」
ぽや~っと言う効果音が適当だろうと思うぐらい八雲の顔を見つめている晴香
「…吸い込まれそう…」
ほんとに吸い込まれるかのように瞼に触れる晴香
「綺麗なのに…何で皆怖がるのかな?」
「…………。」
「…八雲君…お人形さんみたい…なのに」
瞼を、髪を頬を…ゆっくり撫でていく晴香
「…綺麗…なのに…」
左の瞼に…ゆっくりキスをしてから八雲の方に頭を乗せる。
「…八雲君…」
ぎゅっと首に腕が回される。
「なんで、こういうときにそう言う事を言うんだ」
絞り出すような声でそう言う八雲。
「言うなら酔ってない時に言ってくれ」
晴香の身体を強引に自分から離す八雲。
「…おこった?」
「…いいや。」
そう言うとひょいと晴香を抱き上げてしまう。
「!?」
驚いた顔の晴香に構わず八雲は話し続ける。
「君が、そう言ってくれるのは嬉しい…が…」
「が?」
「どう対処していいのかわからない。」
そう言うとゆっくり歩き出す八雲
リビングの電気をぱちりと切り、逆に寝室の電気をつける。
「本気で答えても、君は覚えてないんだろうし。いい加減に答えても君は納得しない。どうしろっていうんだ?」
「…??覚えてるよ?」
「…嘘つけ。……だが」
どさりと晴香をベッドの上に下ろす八雲。
「そんな状態でも…君が綺麗だといってくれたのは…嬉しい」
晴香の頬を撫でてそう言う八雲
当の晴香は、くすぐったそうに笑っている。
「…でも、綺麗で人形みたいなのは君のほうだ…」
「そんなこと…ないよ?」
「…大有りだ。僕のが一般論なんだから」
「八雲君だって…黙ってればかっこいいん…だか…ら……。」
語尾が徐々に小さくなる。
「…もう寝よう。オヤスミ。」
うん。だかうみゅうだか分からない返事らしきものをして、晴香は眠りに落ちていった。
「人形は…君のほうだ」
身体のパーツ一つ一つを撫でていく八雲。
「こんなにも綺麗で…」

「…こんなにも…愛らしい」

「…僕だけの人形だ…」

その赤い唇にキスをして2人は夜の闇へと溶け込んだ。



END



うみゅぅ…。(悩)
変!変!(苦笑)

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