どれだけ同じ時間をすごしてても消えてはくれない不安と恐怖

おぉおおぉっ！？…。

ドラマ八雲のDVDのパッケージ
怖いんですけどっ…


どうも、実はかなりの怖がりな古谷です（笑）

小説はですね。
こう…感情移入しなければすらっと読めるのですよ。怖いシーンでも。
恩田陸さんの「禁じられた楽園」は想像してしまって途中から読めなくなりました…。
絵は駄目。怖すぎる…。

でも、買っちゃうんだろうなぁ…（苦笑）

でも、とりあえず１０月までは待つ。←金がないだけ

それと…
今日は笑いの線がゆるすぎます（笑）
夕食中、笑い転げてました

夕飯作りのときに指についたラー油を舐めたのが原因だと兄君は言ってますが…んなわけあるかい！（びぃっ！）




拍手お返事
連城さん
はい、ありがとうございました。現場から連城レポーターでした。
また新たな情報が入り次第お伝えします。と…（笑）まぁ、悪乗りはこの辺にしといて…っと（ごほん）

改めまして、こんばんは～！
いやいや、老化ってっ（汗）私と１歳しか違わないでしょうに（笑）

あんなに苦しんでるくせに、八雲は晴香が起きたら何事もなかったように振舞うんだと思います。
心配掛けたくないというか…晴香までこんな苦しい思いをさせたくないって思ってる気がします。
詳しくは、今日の小説で（晴香サイドです）読んで見てくださいませ。

一日空きましたが（苦笑）レスしてると浮かんできたので

目が覚めて…


最初に聞こえるのは

「ぐっ……」

あなたの…苦しそうな呼吸

「……っ…」

もう、日課にようになってしまったそれ。

「はるか…」
呼んでいるのに…。
呼ばないで…
私は起き上がれない。
起きたくない

苦しんでるの分かってるのに
好きなのに…
起きて、抱きしめてあげたい。
愛…してるのに
大丈夫だよって…
怖い…
言ってあげたい
怖い
でも…怖い
愛してるから…
そうすることが八雲を傷付けてしまったら…
傷付けたくなんてない
八雲に…拒まれたら…
誰よりも…大事な人だから

もう…

どうしたらいいのか、分からない


「は……ぅっ…」

私は…どうすればいいの？
怖い…
私が思ってる以上に八雲の回りに張り巡らされてる壁は…高い
ずっと怖い…
こうやって…一緒に暮らしてても…
今も、怖い…
その壁は消えてくれない



あの時、何も言わずにいなくなってしまった八雲
どうして？
八雲に近づけたと思っていたのに
どうして？


何も言ってくれなかった


自分だけが勝手に近づけたと思っていた。
思いあがり、自惚れ
あれから…感じてきた不安と恐怖。
そんな言葉が…ぐるぐると頭を回ったのを覚えてる

どれだけ同じ時間をすごしてても
もっと近くに…
消えてはくれない不安と恐怖
行かせてほしいのに
何でも話してほしいのに

「ぐっ！ケホッ…」

あなたは…言ってくれないのよね…。


どこまで近づいていいの？
どこから近づいてはいけないの？
どこまで触れていいの？
どこから触れてはいけないの？

あなたに…私はどこまで近づけてるの？




八雲と一緒に暮らす事は…
私は何も…
八雲にとって自分が特別な存在なんだと実感できた気がして嬉しかった。
何も出来ない…
でも…
なにができるの？
八雲はどう思ってるの？
なにもできない…

そんなに苦しんでるのに…

私と暮らしたいと…思ってくれてるの？


聞きたい
聞けない
「…はる…か」

愛おしくなるような…声。
そんな切ない声で…。
もっと呼んで
呼ばないで…
壁なんてないんだって…
壁の向うの
分からせてよ…
あなたが見えないのに…


「…八雲…君」

自分でも少し声が震えるのが分かる。

あぁ…君の声だ

「起きたか？」

何事もなかったようにそう言うあなた

君が起きて…笑ってくれれば、僕はそれで苦しくなくなる
「……うん。おはよう」

やっぱり…言ってくれないの？

僕に笑顔を…見せてくれ
「…あぁ。おはよう…」

八雲君

晴香




END