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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年09月22日 (Fri)

ふぅっ…
今日ほど、勉強が楽しかった日はありません。

分かるって素晴らしい(笑)

まぁ…前期の復習なんで分かって当たり前かもしれませんが(苦笑)


そんなわけで…

明日は珍しく休日出勤する予定(笑)


さて、長編ですが。保留。

今日はSSで



同棲で




朝起きたら…


妙に寒かった……。

原因は

もちろん隣のこいつ……。



「まったく……」
頭をがりがりやりながら、起き上がる八雲
隣には、見事に布団に包まっている晴香がいる。

「…昨日暑いって言ってたのは…、どこのどいつだよ。」

返事はないがこの状況だと当然、晴香。である。

時計を見るとまだ5時になったばかり。

こんな時間に起こされたのか…

そう思うといい気はしない。

腹いせに、寝ている晴香の頬でもつまんでやろうかと手を伸ばすが…

「……………。」

この寝顔を見てしまったら……

出来るわけはなく…。

「あぁっ…くそっ…。」

自分の弱点を再認識して、ちょっと自己嫌悪に陥ってる八雲。

「八雲…君」

そんな彼の耳に聞こえてきたのは…そんな声。

あぁ、起きたのか。と見当をつける八雲。

「ようやくお目覚めか?君は余程僕に風邪を引かせたいらしいな?」

『なによ、それ』

とかなんとか反応が返ってくるかと思っていいたが…

「…………。」

反応が…まったくない

「……。寝言…か?」

怪訝そうな顔をしながら晴香の顔を覗き込む八雲。

「…寝言で、呼ぶなよ。」

少し照れくさそうな顔をしながらそう返す八雲。

「んっ…」

八雲の息がかかったのか…少しだけ反応を見せる晴香。
だが、眠っているのは変わりない。

八雲は、晴香を起こさないようにそっとベッドから抜け出した…。


日中もすごしやすくなったのは確かで、
朝夕はもう冬の風が頬を撫でるようになった。

特に…今日は…

「…寒い…な。」

ベランダへ出た八雲は誰に言うわけでもなくそう呟く。
住宅街であるこの辺りはそうでもないが…繁華街は眠らずにいるようだった。

かちゃり…と。かすかな物音
それから聞こえる…ゆっくりした足音。

だれか…が分かっているから、八雲は振り向かない。

「おはよう。」
「…おはよう。じゃないだろ」
起きたらまず、一言言ってやろうと思っていた八雲だったが…
背中のぬくもりが…優しすぎて…
「…薄着だと、風邪ひくぞ。」
出てきたのは、こんな言葉。

ほんとに…

どれだけ僕は彼女に弱いんだ…?

「……こうしてれば…あったかいよ?」

腕が前に回されて…ぎゅっと抱きしめられる

「………。」

「八雲君…身体冷たいよ?大丈夫?」


「…君が、そうしててくれれば…暖かい。」

「うんっ…」

そう、返事をして

八雲の背中に顔を埋めた


END

すみませんっ…変だ…(汗)

えっと、風邪にご用心!






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