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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年06月28日 (Wed)
ねぇ。聞いて?
…じゃなくって、ちょっと聞いてくださいよ!(笑)
このサイトね、アクセス解析をつけてるんですよ。
で、最近一ヶ月の検索ワードを見てみたんです。
一番多かったのは『八雲×晴香』で、まあ順当。ついで『心霊探偵八雲』『八雲』『晴香』 と…続くわけですが。
注目はそこじゃなく、小数な物…

『SS 耳かき 膝枕』『石井家』『?豆腐』(?は文字化けと思われる)

あっはっはっはっは…

石井家ってどちらの石井さん?(爆)我が家の石井家は捏造はいりまくりです。と叫びたい(笑)
そして、豆腐っ!?豆腐って何よ(笑)豆腐なんて書いたっけ!?
と思ったら、書いてました(6月22日)が…まさかそれで引っかかるなんて…(苦笑)

で、大笑いしたよという話です。オチはなし(爆)

あと、『晴香×八雲』ってのもあった
………ふむ(何)


おっと。祝!13000HIT



拍手お返事

連城さん。
お久しぶりです~っ!沈んでらっしゃったようですがもう、大丈夫でしょうか?どうかご無理をなされないように…。
一昨日のはキスばっかですが私的に気に入ってます(笑)
晴香はブラックコーヒー飲めなさそうだなぁ~と思ったのが書き始めたきっかけです。(笑)


さて、

お題
今日は 02.とける




Air.さまより 「ひらがなおだい」

02.とける


「う~ん……」
晴香は眉間に皺を寄せ…頬杖をついて、テーブルの上にある紙と睨みあっていた。
「降参か?」
晴香の正面八雲が何度目かになる問いかけをする。
「まだ!」
とこれも何度目かになる返事。
それを聞いて八雲が…小さくため息。
「ほんとに、時間制限をつければよかったと底心思うね。」
呆れた顔でぼそっと呟いた。


「暇な君にいいものをやろう。」
隠れ家にて、お決まりの会話を交わしてから差し出されたのは数枚の紙。
「?なにこれ。」
「見て分からないのか?パズルだ。もし万が一、偶然にでも君が解けたら、いいものをやるよ。」
随分とヒドイ言われようだ。そんな事を言われて黙っている晴香ではなく
「…良いわよ。受けて立とうじゃないの!」
と…意気込んだのはよかったのだが…。

相当…難しいようで…。

「う~ん…。」
再び、晴香のうめき声が部屋に響く。
それに続いて、ふぁっと…いう欠伸が聞こえる
見れば頭を掻きながら立ち上がった八雲がいた。
「…?どこか行くの?」
「寝る。そんなところで躓いてる様じゃ、先はまだまだだろうからな。万が一キミがそれを解けたら起こしてくれ。」
そう言うと本当に寝袋の上に寝転がってしまった。

そこまで言うなら意地でも解いてやる!
と…決意新たにする晴香だが…。
…手に持ったシャーペンは一行に進まなかった。
今やっているのはクロスワード。だが、新聞にあるような、親切かつ易しいではない。
例えば、ヨコ32
【次の式から生成される物質名を答えよ。】
タテ58
【次の英文は格言である。言ったのは誰か】
などなど…。
数字も答えに含まれるものもあった。

思わずそんなの知るわけないでしょ!と叫びたくなるような問題が多数。
そんな問題を電子辞書や、参考書を駆使して答えを埋めていく。

マスのところどころに打ち込まれているアルファベット。
しかもご丁寧にA~Zまで。
最低でもこれは埋めなければいけなさそうだ。
と…検討をつけて作業をしていく

そして、時間こそ掛かったが何とか全てを埋めた晴香
クロスワードの次は、ロジックだしかも5つ。
これがまた難しい…。
すやすや寝る八雲が少し憎たらしくなるほどに…

そこから浮かび出てくる12個のアルファベット
ADEILNOTUWVY 

が、それが何を意味してるのか…さっぱりだ。

またそれから、そのアルファベッドに頭を悩ますことになる晴香




始めてから、随分たった頃。突然、ピンッと…ひらめいた。

それを元に答えを書いていく…

「あ…」

パズルから導き出された答えは。


キミガダレヨリモダイジダ


思わず、寝てしまった八雲を見る。

そしして、自分の勘違いではないかと確認してみるが…間違っているとは思えない。

「八雲君…?ねぇ。起きて?」
寝袋で眠る八雲の頭を撫で髪を手櫛で梳く。
寝癖だらけの髪の毛だけど、晴香はそれが好きだった。
それに、これ以外の髪型の八雲は想像できない。
「…もう少しましな起こし方をしてくれ…」
と…眠そうな声が聞こえてくる。
「解けたよ。」
そう言って紙を差し出す晴香。自分で読むには…照れくさい文。
「まだまだだな。」
「え?」
「僕が言いたいのはそんなんじゃない。」
そう言うと紙を晴香に返す。
「……折角頑張ったのに。」
「まぁ…75点だな。後は家で考えてくれ。送って行くから。」
そう言うとぐぅっと背伸びをする八雲。
渋々ながら、晴香は帰宅の準備を始めた。




家に持ち帰って…更に考えて出た答えはこんなもの。

I LOVE YOU
I NEED YOU
I WANT YOU



END


とける=解ける。梳けるで。

溶ける、戸蹴るでもよかったんですけどね(笑)


八雲がなかな言えない気持ちをパズルに隠す…っていう小説でした
(補足しないと何がなんだか・汗)
ちなみに、クイズは八雲の昨夜の徹夜の賜物ってことで!(笑)



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