忍者ブログ
2024.05│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007年12月08日 (Sat)
最近思うこと…
勝手に~教師編の八雲って…何の部活持ってるんだろ?
…ぴんと来るのがない(苦笑)


拍手お返事
4日0時
またまた、クイックコメントありがとうございます。
我が家の八雲はその率高そうです(マテ)
サドと甘えんぼは紙一重な気がします、勝手に。
教師編の八雲は絶対そうやって楽しんでます(笑)
「斉藤先生」と「八雲君」を絶妙に使い分けあたり、確信犯ですから(爆)
可愛くて面白くて…からかいがいのあるヤツ…。っとか思ってればいい、(笑)教師八雲。
そんな晴香が大好きなくせにね!(笑)



クレーンさん
こんばんは!コメントありがとうございます。
優しいお言葉、ありがとうございます。
なんと言いますか…おっしゃるとおりなのですが、私の場合甚だしいので(苦笑)
それでも、広い心で受け止めて下さって感謝してます。
そして…携帯ですか…。
…携帯からWEB拍手が叩けるとは…知りませんでした(爆)
反転してある八雲は…ホント見ないほうがいいような気がしないでもないですが(苦笑)
改善策、なにか考えておきますね。
コメント、あ理が問うございました!


さて、サド祭り、山場は終わったので後は余韻に浸ってる状態ですが……。

コレと次の作品はカワリモノです。

一言で言うと変
二言でいうとすっごく変

………です(苦笑)


八雲はかっこいい!っと思ってる方は見ないほうが身のためです。


ちなみに今回の“変”は見た目が変の変です(何だ)

若干アダルティー


恋人未満のような恋人設定(何)




隠れ家に2人はいた。

八雲は読書をしており…
相手にされない晴香は拗ねて……半ば嫌がらせのようにそこに居座ってレポートをしていた。


「言いたい事があるなら…いったらどうだ?」
いきなり…八雲の声が飛んできた。
「う…っ!?」
思わず晴香は変な声をあげた。
「さっきからなんだ。僕の事ちらちら見て。」
八雲が本を閉じてから、そう言った。
晴香が八雲を盗み見していたのは事実だが…本人は気付かれないと思っていた。
「ばれてた?」
気まずそうに晴香がそう聞く。
「当たり前だ…なんだ、まだ根に持ってるのか?」
そうじゃないっといえば嘘になるが…それよりずっと気になる事を晴香は見つけてしまった。
「……言えないようなやましい事でも考えてたのか?」
晴香が黙っているのをみて、八雲は口元を歪めてそう言った。
「ち、ちがう!」
思わず赤くなりながら晴香はそう叫んだ。
それを聞いて、八雲はまたにやりと笑って口を開いた
「じゃ、なんだ?言えよ。僕を見てたんだ、僕には聞く権利があるだろ。」
晴香はため息を付いて口を開いた。
八雲の有無を言わせない口調には勝てたためしがないし…さして問題のある話題でもない。
「髪の毛、邪魔じゃない?」
「なんだ、いきなり。」
晴香の言葉が言い終わると同時にそう切り替えされた。
「なんだって…言えっていったのは八雲君じゃない。」
「そんなことか。…てっきり愛の告白でもされるのかと思ったのに。」
そんなこと思ってないであろう口ぶりなのに…そういわれて、晴香は再び赤くなった。
「そ、それより!質問に答えてよ…邪魔じゃないの?」
それを隠すように早口で晴香はそう言った。
最も赤い顔は隠せず…八雲がニヤニヤと笑い続けるには充分すぎる要因だったが……。
「別に、君に迷惑かけてないだろ?」
しれっと、そう言う八雲。言う事は確かである。
「そうだけど…ほら、見てるこっちが鬱陶しいって言うの、あるでしょう?」
「じゃあ、見るな。」
食って掛かる晴香をあっさり八雲は交わしてそう言った。
「ひどい。」
呟くようにそう言う晴香に八雲は怪訝そうに眉を顰めた。
「いつもの事だろ、気にするな。」
「気になるんだもん。」
そう言いった晴香の頭の上にピコンっと…豆電球が浮かび上がった。
…ように見えたのは八雲の錯覚だが、何かを思いついたのは確かだった。
やけに満面の笑みで…鞄を漁りだしたから。
「…今度は何を思いついたんだ?君は」
小学生並みの考えしかないくせに。っと皮肉交じりにいったが晴香には堪えなかったようで…
何かを持って八雲の後ろに回りこんだ。
「君は…」「動いちゃダメ」
頭を両手で挟まれ…正面を向かされる。
「いったい何を…。」
「動いちゃダメだからね。」
八雲の質問に答えず晴香がそう念を押す。
「……分かったよ。」
晴香が一度言い出したら聞かないのを知っていたから…八雲は大人しく引いた。
くいっと…髪の毛が引っ張られる感覚。
髪の毛を梳かれているんだと…分かるのに少し時間が必要だった。
「あ、若白髪」
「……君のせいだな。」
そう言う声は笑っていて。
八雲自身がこの時間が心地よいっと感じている自分に驚いていた。
「はい。」
晴香のそんな声に現実に引き戻される。
「ほら、邪魔じゃない」
満面の笑みを浮かべて八雲の視界に戻ってくる晴香。
髪の毛を結ばれた…っと分かるのに時間はかからなかった。
「って、なんか反応してよ」
満面の笑みからいっぺん、不満そうな顔をする晴香。
よくもまぁこんなにころころと表情が変わるものだと…思う。
「………。特にない。」
「つまんないなぁ…。」
八雲の反応を受けて…プーっという効果音がつきそうなほど頬を膨らませる晴香。
「僕におもしろさを求めるな」
「だってー…折角可愛くしてあげのに。」
「嬉しくない」
「…可愛いよ?」
「日本語の使い方を勉強しなおすべきだね、君は。」
八雲はそういいながら止められているゴムに向かって手を伸ばす。
「取っちゃだめ…折角結んだんだから!」
その手をつかんで晴香が抗議した。
「…………僕には何の利点もない…だろ。」
「ひとつぐらいはあるでしょ?」
晴香のその言葉を聞いて八雲は考え込んだ…。
その間に、八雲のスイッチが入った事は晴香の知るところではない。
「ひとつ…あったね。」
暫くの沈黙の後、八雲がそう口を開いた。
「ほら、あるでしょ?」
っと…なぜか自慢げに晴香はそう言う…が、次の瞬間には閉口した。
っというか、させられた。八雲の唇で。
そうして…今までにしたことないようなキスをされた。
吐息さえ奪い取るような…深い甘いキス。
「君がよく見えるようになった…ね」
八雲の顔には底心楽しそうな笑みが浮かんでおり
対する晴香は真っ赤に顔を染めて…恨めしそうに八雲を見上げていた。
「赤い顔が、よく見える…」
意地悪な笑みを湛えて、頬に手を滑らす八雲。反則だと…晴香は思うが言ってどうにかなるものじゃない。
「み、見なくていいっ!」
精一杯の抵抗のつもりでそう言う晴香。
「君が結んだくせに。」
さも心外、っと言いたげに八雲が言う。
「見て欲しかったんだろ?」
笑いながら…八雲はじりじりと晴香を追い詰めていく…本人にその自覚がないのでタチが悪い。
「前言撤回っ!可愛くない。」
「もう、遅い…ね」
晴香の手を捕まえて、八雲はにやりと笑った。
「もう一歩踏み出したい思いはあったんだ。僕だって」
手から方へと…拘束部位を変えて八雲は言った。くすっと笑うのが晴香の耳に聞こえる。
「よく見せてくれ、君を…。」
痺れる声…っというのはこういうのだ…っと晴香は思った。
耳元で話されると脳みそが溶けていく様に何も考えられなくなる。
「…そろそろ、君を全部見たいと思ってた。」
そういわれて…八雲の鼻先が顎に触れた。
「っ!!!」
痛いぐらいに強く首に吸い付かれた。
「ま…って!」
今までに経験したことのないような感覚に身体が強張ってしまう。
八雲の身体を引きはなそうと胸に手をつく。
「ダメだ。言っただろ、もう遅いって…」
「どこだと、思ってるのよ。」
顔を上げていった八雲の白い顔とは対象的に真っ赤な顔をして晴香はそう抗議する。
「…プレハブ、でも場所なんて関係ないだろ。」
反論は再び、キスで奪われた。
「…ここじゃ、や。」
か細い声は八雲の耳にもしっかり届いた。
「僕が大人しいうちに、素直になったほうが身のためだぞ?」
脅迫じみたその言葉に…晴香は一瞬固まったが…いやいやと首を振る。
「………家、ならいいから…」
「…分かったよ。」
晴香の要求を八雲は飲んだ。チュッと額にキスをして身体を離す。
「……じゃぁ、これ外してもいいな。」
八雲はそう言ってゴムを外した。いつもどおりのぼさぼさな髪型に戻る。
「こんな髪型…君以外に見せるつもりはないからね。」
にやりと笑う八雲を見て晴香は思った。
結局、八雲の都合のいいように運ばれてしまったと……。

その反論を口にしようとしたら八雲がにやっと笑ってこっちを見ていた。

そうして、意味ありげに笑って耳に唇を寄せた。

「かわいいよ。…晴香。」

普段言わないような…事をいうのは……。
本当に、反則だと思う……。




いいように丸め込まれたと痛感するのは…翌日になってからのこと…。


END


晴香にどんな髪型にされたのかはご想像にお任せします(笑)
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
はじめまして
はじめましてこんにちゎ
シロです
綾さんと呼ばせていただきたいです-

やばいです・・・
すっごいにやけてしまいました・・・((爆
もうだめです
どS、黒、八雲大スキです-
これからも頑張ってほしいです-
めっちゃ期待してます☆
できれば黒で・・・((爆
シロ 2007/12/24(Mon)15:44:31 編集
Re:はじめまして
シロさん

始めまして、古谷です。初コメントありがとうございます!
呼び方はそれでかまいませんよ~。

ここには、ちょと変わった(黒だったりSだったり)八雲が大量発生しておりますので(笑)
賛否両論あると思いますがお気に召した作品があったようで嬉しいです。

ここには軽めのものが多いですが本館のほうにもカワリモノはありますので、よろしければそちらも覗いてやってくださいませ~。

それでは、コメントありがとうございました!
【2007/12/28 23:03】
髪型
ちょんまげっぽいのイメージしました…(笑)。
まあ、長さから言ってパイナップル頭ですよね。
うん…吹き出しそうになっちゃった。
八雲にそんなことして許されるのは晴香ちゃんだけの特権ね。

最後に八雲の物凄く嬉しそうな顔が目に浮かびましたよ。
天然で素直で可愛い晴香ちゃんは、素直に八雲の罠という名の愛に捕らわれたのね。
本当に可愛いわ晴香ちゃん。

ところで、八雲の受け持ちの部活。やはり理科系の部活とかでは?
でも小学校では理科クラブがあったけど中学はなかったなぁ。
でも文系に一票。
私の妄想的な希望でバスケ部にも一票(笑)。
悦子 2007/12/09(Sun)23:22:39 編集
Re:髪型

お返事遅くなりましたっ!(汗)

パイナップルに3票目(笑)
確かにそんなことをして許されるのは晴香の特権ですね♪
まぁ…その特権の代償は大きそうですが(爆)

そう、素直に罠に引っかかっちゃったんです(笑)
でも油断してると晴香に一本取られるんですよね~
まぁ、それが八雲を燃えさせるんですが、それを晴香は知らないという…(苦笑)
素直な子は大好きです!

そして、八雲の部活。
私の中学時代にはそんなに部活がなかったので…あまり思い浮かばないんですよね。
とりあえず文系とバスケ部に一票。
副顧問ぐらいの位置づけだとは思いますので、スポーツ部も私の中ではアリです。
晴香も吹奏楽の副顧問ですしね。

コメント、ありがとうございました&お返事遅くなってすみませんでした!

【2007/12/15 16:43】
大五郎…?
おでこの真上でちょんっと結ばさってる感じで。…ああ、クレーンさんと同じだった!(←同じでいいだろうが)
えっと、じゃあ、ヤワラちゃん結び!(爆)

髪の毛をいじられるとものすごく仲良くなった気がしません?今回の八雲スイッチはそんな感じで!(笑)

八雲の部活…帰宅部顧問とか…?(←そんなモノはない)
意外と生徒会の顧問とかしてそう。影の支配者的な…
にゃる 2007/12/09(Sun)14:17:49 編集
Re:大五郎…?
にゃるさん。こんにちわん!(←戻った)

パイナップル頭に2票目~(笑)
いかん、その八雲を想像したら楽しい(笑)
髪の毛弄りは…確かに親密度がぐっとUPしますよね。
知らず知らずのうちにスイッチ入れるんだから…晴香も罪な…いやいや…気の毒な(笑)人ですね。

そして、八雲の部活。帰宅部は。顧問いらないですよね(爆)
八雲にぴったりの部活ではありますが(笑)
生徒会は部活じゃないんですよね~。校務(委員会とか)の分類。
しかも、教頭先生とか…教務主任とか、その辺の偉い人が受け持つイメージです。
ちなみに八雲は図書、晴香は生徒指導の校務持ちです(設定参照)
…生徒会顧問っと聞いて生徒会=生徒会室=絶好の密会場所
っという…恐ろしい連鎖反応が…起こりました(苦笑)
…理科準備室だけじゃ足りないのか!(笑)

いろいろ想像が膨らむコメントありがとうございました!

【2007/12/09 14:43】
気になる!
SINです!


綾さんこんにちは。
少しは忙しくなるのが終わって、ぐで~ってなってますよ(笑)


それはさておき、八雲があんなにキス魔だとは思いませんが…何気にありかと自分でも思いました。


あと気になるのが晴香さんに髪の毛を結ばれた八雲が想像しても何になるかスゴく気になる(苦笑)(?_?)
SIN 2007/12/09(Sun)09:37:56 編集
Re:気になる!
SINさん。こんにちは!

なにやらいろいろ、お疲れ様でした!ゆっくり休んでくださいね~。

私の方はそろそろ後期試験に向けてぐで~っとなりそうです(苦笑)

時々キス魔にさせたくなるときがありますが…今回はそんなにキス魔っという自覚はありません。
ないのにキス魔ってのも問題ですが(苦笑)
髪型は…ご想像にお任せします(笑)
皆さんいろいろ想像して下さってるみたいですから(にやり)

それでは、コメントありがとうございました!
【2007/12/09 14:27】
もしや・・・
あれですか!?
あの、なんか、幼稚園児がやってた(過去形)であろう前髪を頭上にやって、くくるやつ!?(笑)
笑ってしまいました。
ごめんなさい!八雲氏!勝手な想像で。
何だか、コメント残しすぎですね。すみません!
早起きし過ぎて、まだ眠いっす。
反転の件は、お忙しく無いときに、気が向いたら、やってやろうじゃねーか、とお思いになったときでいいですよ。
むしろ、試験が終わって、自分のパソコンが持てたときの楽しみにさせて頂きますから!
では、乱文失礼しました。
クレーン 2007/12/09(Sun)05:20:32 編集
Re:もしや・・・
クレーンさん。こんにちは!三度目の挨拶です(苦笑)

八雲の髪型。さぁ、どんなのでしょう(にやり)
ちなみに私はそれをパイナップル頭っと呼んでました(爆)
変な八雲、笑っていただけたのであれば良しです(笑)
サド祭り中なのにね!>笑える八雲
パイナップル頭で迫っても笑えるだけですね(爆)

っというか…投稿時間を見て思いましたが、早起きですね~!
驚きました、私なら平日でも確実に二度寝する時間ですよ(笑)
コメントは、いくら残してくださっても嬉しいですよ♪
返信まで時間はかかってしまいますが(苦笑)ちゃんと読ませていただいてますので!
反転は…パソコンをもてたときのお楽しみ…で残しておいて下さると嬉しいです。
上手い解決案が…今のところ見つかりませんので(苦笑)
見つけ次第改善しますね!!

それでは!コメントありがとうございました。またのコメント待ってます。

【2007/12/09 14:25】
←No.374No.373No.372No.371No.370No.369No.368No.367No.366No.365No.364
ブログ内検索