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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年05月09日 (Tue)
コンバンハ。

まず、昨日はすみません…。ヒドイですよね(苦笑)
誤字脱字誤変換ありすぎだっ!と…今日見て恥ずかしくなりました。


拍手お返事。
楽しおんさん:こちらこそ!お返事ありがとうございます~。
連載頑張りますので、暖かく見守ってやってください(笑)
八雲の嫉妬はいいですよね(笑)





まず、昨日の説明から…(苦笑)
設定:GW明けの大学、皆さんお疲れモード(実話)

GW中、八雲に逢っていない晴香が、どうしてるのかなぁ~っと訪ねにいく。
が、居ないので帰ってくるまで待っていようと思うと…眠たくなって………。




彼女だと、すぐに分かった。


見間違いなどありえない…


だが……。


あれは誰だ……?


僕の知らない男…。
隣に居るのは君…。


それは誰だ?何で君と一緒に居る?


彼女は…
笑っていた……。



僕は……

僕は…そんな笑顔知らない…。

僕に向けてくれない笑顔…。


アレハダレダ…?


僕はあいつを…憎いと思った。
僕に向けてくれない彼女の笑顔を…向けられているあいつを

…………
いつから僕は、こんなになったんだ…?



このことは黙っていよう。
彼女はどうせ気づいていない。ならば黙っているのが一番いい。
言えば彼女を困らせるだけだ。…僕のこの底なしの独占欲で。
それに、

もし…

もし、彼女が僕よりあいつを選ぶようなことがあったら…。

僕はいったいどうなる…?


僕が知らないだけで本当はとっくの昔に…あいつと……。



もし、

もしそうなら…

はっきり別れを告げてくれたほうが…楽だ。




もう優しくしないでくれ……。



「おい。…起きろ。」


君の顔を見ると…どうしようもなく手放したくないと…思う。

「んん?」


このままどこかに連れ去りたいという衝動に駆られる…。

「「あ…おはよう。八雲君。」


誰にも…渡したくない…。

「君はフクロウか?」


彼女は僕のものだ…。


笑ってる。


…違う

「何がおかしい?」


違う!!

「…だって、フクロウなんていうから。普通夜行性な動物って蝙蝠とかじゃない?」


その笑顔じゃない!

「…君は蝙蝠呼ばわりされたいのか?」


それじゃないんだ!!

「フクロウでいいって」


あいつに向けていた笑顔は……。

それじゃないんだ……

なぜ、僕にあの笑顔を向けてくれない…?

なぜ?

何故なんだ?


答えは…用意していたモノの中で


最悪なモノ…。



僕と、あいつは違うから……。


「……僕に構ってる暇があるなら…あいつの所に行けって言ってるんだ」




言うまいと思っていた言葉…。

言ってしまったら止まらない

感情が暴走しそうになる…。

駄目だ…これ以上


彼女の傍に居たくない



「………僕の事なんてほっとけばいいだろう!」





逃げるようにプレハブを出る。


歩度は早まっていくばかり、



駄目だ……


駄目だ!駄目だ!!



何をしてるんだ僕は……。


言わないと決めただろ!

彼女を困らせたくないのに!!

彼女の返事が恐いのに!!

彼女を…失いたくないのにっ!!


いったい何をしてるんだ………。


自分でもいらいらしい。


彼女にぶつけたって…どうにもならない。


それは分かる。分かるのに、口から出た言葉。

………



今一番恐いのは…。




君に否定されること………。


なのになんで… 


言ってしまったんだ………。



「八雲君っ!」





一番聞きたくない声が…僕を追いかけてきた…。




続きます
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