忍者ブログ
2024.05│ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2006年07月01日 (Sat)
今日は大雨!だと思ったら………。
なんなんでしょうあの晴天は…
あんなに晴れると逆に憎たらしくなります(爆)
まぁ、お掃除できたんでよかったんですけど…。

で、
掃除しているとですね部屋が…なんだかみょ~~に、かび臭い(爆)
そしていつも布団を引いているところ(ちゃんと毎日上げてますよ)がいやんな湿り気……。
あぁ、人間って汗かくんだねぇ~とそのときは楽観ししてたんですが…
隣の部屋(襖で仕切り)の兄貴君の部屋にいくと…足の裏のあのしっとり感がない(!!)
私が汗っかきなのか?兄貴君が汗かかないのか…。謎です。

これからの時期カビにはご注意くださいませ。
ということが言いたかったのですよ(笑)



拍手お返事

15時:いらっしゃいませ~♪
全部読破されましたか!おめでとうございます~(ぱちぱち)
需要と供給のバランスをまったく無視して、書きたいものばっかりか居てますが(爆)気に入っていただければ幸いです。



さて、「ひらがなおだい」
最後です。






新婚設定で


Air.さまより 「ひらがなおだい」

05.おもいおもい


後藤から持ち込まれた事件。

まだ若い…八雲とさほど変わらないような年齢の女性。
近々結婚する予定だった彼女。
後藤から見せられた写真の中の彼女はとても穏やかに笑っていた
だが…

今目の前にいる彼女には…それはない。





何故私なの?

もっと、生きたい
生きたい生きたい生きたい生きたい生きたい
憎い憎い憎い殺してやる殺してやる。

夢生死罰希殺死愛砕憎殺憎憎憎殺死死



次々に流れ込んでくる…彼女の想い

「くっ……。」

金縛りのように身体が重い…


重すぎる残滓


それは受け取る方にも、痛覚を与える。


壁に寄りかかり左手で目を押さえる八雲。

その指には鈍く光るリングが嵌められている。



そう、彼は結婚したばかりで…

彼女が…最愛の妻と被る…。

もし彼女が彼女だったら…。

僕は間違いなく犯人を殺しているだろうと…思った。

突然訪れた人生の終幕

結婚という幸せを目の前に無惨にも引かれたその幕…。

未練がないわけがない。

救ってやりたい…

そう思うができることは高が知れている


…僕の力で受けられるほど…

彼女の想いは軽くない。



重い身体を引きずり、家の玄関を開ける。
ただいまを言う余裕もない。
ドアの開く音を聞きつけたのかパタパタとスリッパの音が聞こえる。
「おかえっ…!八雲君っ!」
八雲の様子を見て慌てて駆け寄る晴香。
「大丈夫…?」
身体を支えるようにして八雲の顔を覗き込む。
「………あぁ。」
そう言うが八雲の顔にいつもの笑みはなく…。
声もか細い声だった。
「今日はもう休んで?ね?」
「……夕食ぐらい食べる。」
そうは言うがまったく食欲があるようには見えない。
「…無理しなくていいんだよ?」
「君が作ってくれたんだ…食べるよ。」
「食べるのは、明日でもいいから。もう休んで?」
「…………」
「それに…そんな辛そうな顔で食べて欲しくないし。」
「分かった…。今日は、もう休む。」
「うん。そうして?」
「あぁ…」
そんなやり取りをして…八雲は寝室へフラフラ歩いていった。


最後の気力を振り絞って寝巻きに着替え…ベッドに倒れこむ八雲
「八雲君。入るね。」
そう言って、水差しを持って晴香が入ってきた。
「お水、置いとくね。」
「あぁ…ありがとう。」
目を開けて礼を言う八雲
「八雲君…コンタクトつけたままだよ?外さないと。」
「…そう…だったな。」
苦笑しながら身体を起こしてコンタクトを外し彼女に渡す。
「すまない。持って言ってくれ。服も…」
そう言うと再びベッドに横になり…左の顔を押さえる。
「うん。左目…痛いの?」
「…少しな。」
そう答えた八雲の瞼に柔らかいものが触れる。
「?」
「早く治るように、おまじない」
目を開けると晴香がにこりと笑っていた
「…ありがとう。」
ゆっくり笑った八雲。
「じゃぁ、晴香」
「え?」
グイッと引っ張られおでこにキスをされる
「…無理しないおまじない…だ。」
「え?」
「あまり、頑張りすぎるな。」
「…うん…」
にこりと笑う晴香。
「おやすみ。八雲君」
「あぁ…オヤスミ」
瞼を閉じた八雲と唇を合わせる晴香。

頑張りすぎないおまじないが居るのは、あなたの方よ?

そんな想いを込めてそっと額にキスを落とした。

聞こえてくるのは静かな寝息だけ…


END

おもいおもい=重い想い。で

いえ、まぶたチュ~&でこチューが書きたかっただけです。
八雲…最近寝すぎだ(苦笑)



また、新たしいの探してこよ~(笑)
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
←No.103No.102No.101No.100No.99No.98No.97No.95No.94No.93No.92
ブログ内検索