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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年06月06日 (Tue)
今日は…。

ふつーの大学生活でした。うん。


最近、ホームシックならぬグリーンシックです(何じゃそりゃ)
GW前に一度なりました、グリーンシック…。緑が恋しい……。


これも都会の宿命かとは思うんですけどね…。(苦笑)



緑と戯れたい!山に行きたい!田植えしたい!


えぇ、私は

田舎生まれ田舎育ちです!



都会にまだ、慣れません(爆)

さて、暗め八雲週間・2日目です。


苦手な人は要注意!






僕は…



自分が幸せになろうなんて思わない。


幸せになっていいような人間ではない


幸せになる…権利も持ち合わせてはいない




僕は幸せになどなれないのだ。



たとえ




たとえ、なれたとしても僕はそれを望まない




僕は幸せを望まない。




だから、その分




彼女を幸せにして欲しい。


「逃げろっ!!」




彼女には、いつでも笑っていて欲しい。


僕が代わりになれるのならいくらでもなろう。



バァン……。




せめて彼女だけは幸せになって欲しい。




き、ぃやああぁあぁああぁっ!!!


「や……八雲君っ!!」



彼女の痛み、悲しみ、辛さ、苦しみ……。


それを全部……。


僕が変わりに受けよう。




「なんだ!?」
「ひき逃げみたいよ」
「救急車は!?」


君には


君にはずっと…

ずっと、笑ってて欲しい……


「八雲君っ!八雲君っ!!」




だから、どうか


どうか



「僕のために…泣かないでくれ…。」

「八雲君っ!」

「…泣くな。」


涙を拭おうと手を伸ばす。


涙を拭うと彼女の頬についた赤。


赤い…血。

いつもみる、赤黒い血ではなく…。

鮮明な赤。


「八雲君、しっかりして。大丈夫だから」


「そう…だな。」



「八雲君?」



僕は


「やくもくんっ!!」



もう一度君に会いたいと


まだ、死にたくないと



…願ってしまった。



意識を手放す数秒前


あの独特のサイレンを聞いたような気がした…




END
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