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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年06月03日 (Sat)
皮膚科にね、行って来ましたよ。

土曜日に出かけるのなんて何週間ぶりだろう??(苦笑)

そんな事を思いながら歩いてると…

アジサイの花を見つけました。

もう、そんな季節かぁ……


拍手

連城さん。
ナイスタイミングでいらっしゃいませ~(笑)
首の方は…相変わらず、赤身がでちゃってます(苦笑)
今日、病院に行ってお薬もらってきたのでどうにか落ち着けばいいと思ってます。
心配してくださって、ありがとうございました。
拍手のコメントは一回につき80字まで送れます
が、80字が何回まで遅れるかは不明です(笑)
耳かきに続き、膝枕第2弾です(笑)見上げる、見下ろす、っていいですよね♪

色気トーク、いつか絶対やりましょう!(爆)
週末にはチャットルームに出没してますので、よろしければ覗いてやってください(笑)

ツバメさん。
お久しぶりです~。
上手ですかね?ありがとうございます(照)
何故かときかれれば、好きだから…と答えるしかないのです。
好きこそのものの上手なれです(笑)



今日は、恒例になったお題…ではなく(笑)
先週の遊園地ネタの書き損ねた部分。




きゃああぁぁああ~~~。
と、悲鳴のような歓声が2人の耳に届く。
それからゴォッ…と音を立てて、ジェットコースターが上空を走り抜ける。

「ねぇ、八雲君は絶叫マシーンは駄目?」
「君はあんなものに乗りたいのか?」
「八雲君が、嫌じゃなかったら」
「…君の神経を疑うな。」
「……やっぱり、嫌?」
「君は、つり橋効果ってのを知ってるか?」
ジェットコースターのレールを見上げながら、八雲がそう尋ねる。
「?なにそれ」
「知らないのか。ならいい。行くぞ」
「え?」
「なんだ、乗るんじゃないのか?」
「…いいの?」
「……何を、今更。君のわがままに振り回されるのなんて、慣れてる。」
そう言うと先立って歩いていってしまう八雲
「待って!八雲君。」
ぶっきらぼうな彼氏の背中を晴香は駆け足で追いかけた。


シートに座って
「さっき言った。つり橋効果だが…」
「え?」
「……興奮によって起きる脈拍の上昇を恋愛感情から来る脈拍の上昇とを間違える事があるんだそうだ。」
「??」
「つまり、興奮状態で居合わせた男女は恋に落ちやすいって事だ。」
リリリリ………。と出発を知らせるベルが鳴る。
「終わった後、…僕が君を好きになってるか、君が僕を好きになってるか…どっちかな?」
にやりと笑う八雲。
言葉を発しようとする前にガタンと動き出してしまった。
晴香はぎゅっと八雲の手を握り締めた。


「八雲君は、ずるい。」
ジェットコースターを降りた晴香が口を開いたのは随分たってから。
怒らせたようだということは分かるが、何がそうしたのかは八雲には分からない。
「ずるい?僕が?」
「そうよ…。」
落ちている石を軽く蹴飛ばして、晴香がそう言う。
「どこが、ずるいんだ?」
不機嫌そうに尋ねる八雲。
「………。」
「答えないのか?」
「…分かってるくせに…。」
「分からないから、聞いてるんだ。」
「……じゃぁ言ってあげるわよ!」
振り替えって、八雲を睨みつけるように見上げる晴香。
「…私が、八雲君の事。まだ好きじゃないと思ってるの?」
「?」
「私が八雲君を好きになるか、八雲君が私を好きになるかなんて…。そんなの、恋人以前の話じゃない!」
睨んでいるにもかかわらず、その瞳は潤んでいる。
「私が……どれぐらい八雲君のこと好きか…知ってるのに、そんなこというのは…ずるい。」
「…………」
「私達、恋人同士なんだよ…ね?」
頭を垂れ、そのまま八雲の胸に頭を当て、弱弱しくそう問いかけてくる晴香。
「…そういう、つもりで…言ったんじゃないんだが…。」
戸惑い気味な八雲の声。
「……悪かった。」
そう言うと頭に手を添える八雲。
「ごめん。」
「……八雲君は…」
「?」
「…ジェットコースターに乗って…私の事好きになった?」
「前より…もっと好きになった。」
「………。」
「言い方が悪かった。どっちがもっと…相手を好きになるか…ってことが言いたかったんだ。」
「そんなの…私のほうに決まってるじゃない。」
「そうか?…僕の方だと思うが…?」
「私のほうが、……八雲君の事、沢山好きだもん」
顔を上げ、八雲にそう言う晴香
「…君が、気付いてないだけで…。僕だって、君が好きだ。」
「私。」
「僕だ。」

真顔でそう言い合うなんだか、おかしくなってしまって。

2人で笑ってしまった。


どっちがどっちをどれくらい好きかなんて。


そんなの、比べられない



END



すみません…ここだけで(苦笑)

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