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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2008年04月27日 (Sun)
前の作品の誤字脱字の多さに凹んだ一週間でした。どうも、古谷です。
いえね、メモ帳にかいてるわけですよ、作品を。
で、見直すと見つかる見つかる。誤字脱字。今日、修正しましたけど…見つけた分は。
誤字脱字が少ないとは思ってませんが…多すぎ…。

っと、凹んでましたが…
どうしましょう
とらじまさんに萌殺されそうなんですが…っ!!
ニヤケが止まらない。
といいますかね!
元々あった図書室ネタから抜粋してあの文になったのですが…。
それとアレが合致するんですよ!
夢なら醒めるな。
あまりにも、思い描いてたのと一緒で…そう思わずにはいられなかった。
やっぱりとらじまさんは凄い!




拍手お返事

刹那さん。
こんばんは!拍手ありがとうございます!
まず、タイムラッシュ続編!楽しみですね。
続編が出ると分ったら、二次創作のしがいがあります(笑)
肩車がさせたいがために作ったシチュエーションです。
おんぶとか、肩車とかいいですよね!信頼関係が芽生えますよね。
密着度も高いし(笑)
晴香の天然を恨んでるでしょうが、そんな晴香も大好きだから逆らえない(笑)
八雲が不憫ですが…後々いい思いをしますのでそれは言いっこなしですね(笑)
コメントありがとうございました!


moggyさん
お久しぶりです。まず、このたびはお手数をおかけしました。
お返事はまた改めていたしますが、とりあえず受け取りましたのご報告を。
さて、拍手のお返事を……。
おっしゃるとおり、一枚に凝縮されてますよね。
何でこんな顔をしてるんだろう、視線の先には誰がいるんだろう、何を思ってるんだろう。
っといろいろ考え出すと、ストーリーが湧き上がってきますよね。絵描きさんは尊敬です。
市立第八中学校は…いろいろ遊んでます。
更に遊び要素を付け加えたいのですが、時間がないので水面下で活動中です。
よろしければお付き合いくださいませ(笑)



萌殺されそうなんですが、気分は鬱(何だそれ)

うん…。思うように筆が進まないから…かなぁ。
虐待話と指輪ネタ、色彩異常パロを携帯でぽつぽつ打っているのですが…。
パソコンに取り込むと何だか気に食わない。
いかに気分の起伏が激しいかという話ですね(苦笑)

そういういわけで、

第八中学。即興、シリアス?

途中ですが…眠い



理科準備室のドアをノックする晴香。

雨が降る、放課後の事。

「斉藤先生?」

声をかけてみるが、返事はない。

電気はついている。
 
 また昼寝でもしてるのかしら。

晴香はそんなことを思いながらそのドアを開け、中に滑り込んだ。

正面の机に、八雲の姿はなかった。

「八雲君?」

奥に進みながら呼んでみるが結果は同じ、雨音が返事をしただけ。

机の上に携帯電話が置かれていた。トイレに立っているわけではなさそう、だった。

「どこにいったの…?」

言葉にしてしまったら、競りあがってくる不安。

晴香は八雲の携帯をぎゅっと握り締めた。


何か、音が聞こえる。

雨音に混じって、規則的な音が。

その音のする方を見た晴香の目に見慣れた白い背中が飛び込んできた。


そこに、八雲はいた。



「!」

晴香は慌てて踵を返していた。





指先が痛い。爪が割れたかもしれない。

雨が強くなった…気がする。

服が重い。

でも、これはぼくしかできない事だ。

「八雲君!」

八雲のそんな思考を中断したのはそんな声

「…?」

晴香が傘をさしながら走ってきた。

「何してるの!?」

裏庭の桜の木の下を掘ってる八雲に傘を傾けながら、晴香はそう聞いた。

息を弾ませている所を見ると、走って来たんだろう。

「何か、用ですか。小沢先生。」

あえて他人行儀に八雲はそう言った。

「風邪引いちゃうでしょ!何してるの。」

一瞬、怯んだ晴香だったが…負けないようにそう、まくし立てた。

「………桜の木の下には、死体が埋ってるんだ。」

晴香の登場で止まってしまっていた手を動かし始める八雲。

八雲の言葉を聞いて、晴香は少し青ざめた。

「それって…。」

晴香が、そう言葉を続けようとしたとき、八雲は指先に硬いモノを感じた。

微かに見える、白色。

「っ…!?」

晴香が、それが骨だと分るまでそう時間はかからなかった。
八雲は黙ったまま、その穴を広げだした、そうしてその骨をあらわにしていく。

「八雲君、それ…」

「骨だ。見て分るだろ。」

平然とそう言う八雲そうしてすくっと立ち上がった。

「君の探し物はここだ。」

桜の木の左のほう、丁度晴香と反対側を見て八雲はそう言った。

「そうだ…もう、死んでるんだよ。」

「ちがう、コイツは、君の元に帰ろうとしていた。」
そこにいる誰かと、会話をしてるのは一目瞭然だった。
晴香に背を向け、一歩前に進む八雲。

「そう、もういいんだ。」

「安心、していい。」

そこで、言葉が途絶えた。


傘に当たるパラパラという音だけが、時間が止まっていない証拠だった。

「…八雲君。」

傘を差しだし…その名を呼んだ。
その後姿がどこか儚くて、朧げな 幻想のように思えてしまった。
雨とともに落ちる、桜の花びらのせいもあるんだろうが…。
「…中、入ろう。風邪引くよ。」
本当なら、抱きしめたいところだが…自制心のほうが勝った。
その手を握っただけにとどまった。

「!手、凄い冷たいじゃない。」

「…先に戻っててくれ。」

するりと…その手から逃げた八雲がそう言った。

「嫌!」

晴香の返事は早かった。そうして、再び八雲の手を捕まえる。

「…。…埋めなおさなきゃならないだろ。」

「埋めなおすって。」

「これは猫だ。人骨じゃない。」

「え?」

「…君は先に戻って、お湯を沸かしておいてくれ。」

「……………。」

「…ぼくに風邪を、引かせたくないんだろ?」

八雲のその言葉に、晴香は素直に従った…。
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