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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2008年03月14日 (Fri)
ども、嫉妬について考えてたらこんな日にちになりました(汗)

嫉妬…妬み。エンヴィー型の嫉妬とジェラシー型の嫉妬。
攻撃型の嫉妬と自分を高めようとする嫉妬。
羨ましいっと…思う気持ちは誰でもある。
それが何故私はエンヴィー型の嫉妬、攻撃型になってしまうのか。
それを冷静に考えてました。結論は出ない。
こういうことは…みんな思うことなのか…。
思ってて私と同じように結論が出ないまま抱え込んでるのか…
それともみんなは考えないのか…。
はたまた、その答えはすごく簡単なのに私がわからないのか……。それは分らない。

もはや哲学の分類なのかなぁ…これって…(苦笑)

思ったことを黒晴香に重ねて作品にしようかと思いましたが…やめました。
晴香は私じゃないから。

まぁ、御託はいいとして…


遅くなりましたが拍手お返事です!
10日
0時
お返事遅くなりました(汗)
よし!もう一泊のお許しが出たので書きますね(笑)
楽しみに待っててくださいませ~。
和服は便利です。ジャージも便利です(笑)
おっしゃるとおり、一裕父さんも大変です。流石に…そこまで過保護なのは恥ずかしいと思ったので(もう成人してますし…)注意でとどめておきましたが…(笑)
本当なら寝ずの番でもしたかったでしょうね(爆)あれだけ可愛い娘ですから!(笑)
真人の寝てない発言は強烈でした。その後の晴香の答弁(?)が目に入らないほどに(笑)
流石に、恵子さんははっきり同意はしないでしょう。
二人の問題ですしね。夜這いもどき(今書いてます)では、けしかけるような事言ってますが(笑)
まぁ、それはそのときのお楽しみということで!(笑)

19時
拍手ありがとうございます!
浴衣、もとい、和服は強いです!やっぱりチラリズムに私は弱い(笑)
しかも 風呂上り…っときたらもう!ねぇ!(何)
いやぁ、ご馳走様でした…って感じです(笑)



さて…。
7巻ネタバレ…っと行きたかったところですが…。
季節的なものがあるのでパロ行かせてください(笑)
短編×3(おまけつき)です
最後だけ…なぜか若干アダルト…(苦笑)



1・テスト期間。

テスト期間ということもあり…部活はない。よって、放課後の学校は生徒は少ない…。
八雲は松崎にテストの草案を出して理科準備室に戻っていた。
「!」
準備室に入ったときにポケットの携帯が振動しだした。
「………。」
理科準備室の中だったので八雲はそのまま白衣のポケットから携帯を取り出した。
送信元は…ほかでもない晴香…だった。
「………珍しい。」
仕事中ではめったにメールなどしない晴香からのメールに、思わずそんな言葉が出た。

 八雲君ヘルプ!
 暇だったら情報処理室に来て。

「……。職員室にいないと思ったらそんなところにいたのか…。」
八雲はそんなことをつぶやきながら踵を返し理科準備室を出た。
こんなお願いメールを送られて…行かないわけにはいかない。
情報処理室はパソコンが置いてある教室だ。
技術科の授業やパソコン部の部活動に使われる。八雲は形だけではあるがパソコン部の副顧問である。
情報処理室は理科棟の一階にある。八雲は電気がついてる情報処理室のドアを開けた。
「あ。斉藤先生!?」
真っ先に聞こえてきたのは…少し甲高い声、ちなみに晴香の声ではない。
ぱっと…表情が輝いたところを見ると…何かしらトラブルがあったのは間違いなさそうだ。
「何してるんだ…。」
職員用のパソコンに座っているのは晴香で…。その、近くに入ってる女子生徒が2人。
「……テスト週間中だぞ?何してるんだ…。」
生徒がいることに八雲は眉間に皺を寄せた。
「吹奏楽部のチラシを作ってるんです。」
生徒の変わりに…晴香がそう答える。視線を向けると…ゆっくり視線を逸らされた、若干顔が赤い。
先日のバレンタインデーの事でも思い出してるんだろう。
「…パソコン部が休みでおかしいと思ったら…。」
八雲はそう言いながら情報処理室に入っていった。
「……何か。トラブルでもあったのか?」
教師用のパソコンに近寄っていく八雲。晴香が若干固まっているのはわかったがそこは無視した。
「あ…えっと…パソコンの調子がおかしくて…。」
「……調子ね…。」
八雲はそういうと座っている晴香の後ろに立ち…そうして、身体をかがめてマウスを動かしだした。
右手はマウス左手はキーボードの横についている…その腕の中に…晴香は閉じ込められた。
八雲が平然としてるので…逆に騒ぐのも申し訳ない気がして、晴香は小さくなるしかなかった。
「チラシの本体はできているのか?」
八雲はそう、女子生徒に話しかけた。マウスは動かしたまま。
「はい。後は印刷だけです。」
「その印刷が…上手くできなくて…。」
専門的な知識があるわけではないが、晴香のことだ単純なミスだろう。八雲はそう検討をつけた。
「なら…もう帰っていいぞ。テスト勉強があるだろう?」
八雲はそう言いながらキーボードを叩いた。
「後は小沢先生に任せなさい。」
八雲はそう言ってまたマウスを動かし始めた。
当の晴香はと言うと…パソコンの画面に釘付けだった。

アイシテル

パソコンの画面に浮かび上がる文字


先ほど八雲が打った…その5文字
「もう、大丈夫だ…印刷できると思うから。してみろ。」
八雲はそう言って硬直している晴香を横目に…生徒たちの方へ歩いていった。
できた!っと…歓喜の声があがるまで、晴香は固まったままだった。顔を…赤くして。

プリンターが活動している中で…八雲は生徒を帰させた。印刷部数が多いのと、テスト週間というのを理由に。

「…いきなりヘルプ!って…何があったのかと思ったぞ。」
「ご、ごめん…。」
生徒が帰ったのをきっかけに八雲はため息を吐きながら…プリンターから離れた。
「……しかも、来てくれってメールしたのをは秘密にしないといけないのに…そのフォローはないし。」
「う…」
「それに、素が出たしな。」
八雲はそう言って教員用の机に帰ってきた。
「今だって素、出してるくせに…。」
八雲の顔を見て…晴香はそう言った。座っているので恨めしそうに、見上げながら。
「素の顔…って、僕は変わらないと思うけど?」
「違うわよ。…全然」
「へぇ?どんな?」
にやっと笑う八雲。
その顔が違うのよ…っという言葉を晴香は飲みこんだ。手痛い反論が…来そうな予感がしたからである。
「さて、仕事したんだからそれ相応の報酬があってもいいだろう?」
そして、その反論以上の攻撃が来た。
「ほ、報酬って…。」
晴香の顔が赤くなったのは八雲にとって予想通りで…それはすなわち、晴香がすでに掌の上にいるということ。
「言葉通りだ。」
そういうなり、八雲は椅子に座っている晴香を抱きしめた、後ろから。
「先週は忙しかったし…今週はテストだし…。」
耳元にそう聞こえてくる八雲の呟き。息がかかってくすぐったい。
「…そういえば、ホワイトデー何にするか決めたか?」
抱きしめたままの状態でそう聞いてくる八雲。
「え?…まだ…。今は…テストのことで頭いっぱい……だよ。」
晴香がそういうと…八雲はなぜか楽しそうに喉を鳴らした。
「テストのことで頭が一杯でも、僕はその中にいさせてもらわなくちゃ困るな。」
そういうと晴香の束縛を説いてその事務椅子をくるりと回した。向かいあう2人
「な、に?」
意地悪そうな顔があって晴香は思わず身を引いた。
「…何って…言っただろ。君の中にいさせてもらわないと困るって。」
にやっと笑って八雲はボタンに手をかけた。
「ちょっ!八雲君っ!」
「ほら、斉藤先生…じゃなくなった…。」
笑った八雲はブラウスから除く鎖骨に噛み付いた。そうしてキスマークを残した。
「本音を言えば連行したいけど……これで、我慢するさ。」
八雲はそう言って楽しそう笑いながら晴香に口付けた。
「ホワイトデー、考えておいてくれよ。」
少し笑いながら…八雲は情報処理室を後にした……。
真っ赤な顔の晴香を残して……

漫画版八雲より発生ネタ。パソコンシーンが唯一キュンと来た(笑)


おまけ。

家で一緒にテストの答え合わせをしています…。
「……………。」
「や、八雲君?」
「………」(眠)
「ちょ、ちょっと、八雲君!寝てもいいけど、よだれ!」
「…………。」寝ぼけ眼
「よだれ、(生徒の)回答にたらしちゃマズイでしょ!?」
「………いただきます。」(寄りかかり)
「え!?」
バターン☆(笑)
「ちょっ…ちょっと!寝ぼけてないで起きてっ!」
「…柔らかい…。」
「っっ……!!(////)」

斉藤先生は記述式の問題を多く作ってしまったらしいです(笑)





2・卒業式ネタ。


卒業式当日…当然、主役は3年である。
そして、教師側で忙しいのは3年の担任と、校長である。といっても学校行事だけあって教員は緊張するものだ。
八雲はいつもより大人しい髪で…スーツとネクタイ姿である。
「………泣くな。」
八雲は、隣の椅子に座っている晴香に声をかけた。
「む、無…理……。」
式が終わってから泣きはじめた晴香の涙はまだ止まらない。
この中学で会場の後片付けは後回しで在校生は卒業生の見送りの準備に追われている。
そんなわけで…卒業式を終えた体育館には2人しかいない状態であった。
「まったく……。」
八雲はため息を吐きながらその頭を撫でた。
「そんなんでどうするんだ…来年は…僕達の番だぞ?」
「うっ」
返事のような…嗚咽を殺したようなそんな声に八雲はほとほと苦笑した。
「まったく…いい加減泣き止め。」
「も、もう少し、待てっ…」
呼吸を落ち着けながらそういう晴香。
「……3年だ。」
八雲がゆっくり…口を開いた
「………?」
その発言の意図が分らずに…その赤い目を八雲に向ける晴香。
「…生徒と関われる時間は…3年しかない…。その間に…伝えられることなんてたかが知れてる。」
「…八雲、君?」
「斉藤先生、だろ。」
苦笑しながら八雲はそういって晴香を見た。
「最善を…尽くしてやりたいと思うよ…その短い期間でも…。」
八雲はそういって晴香の頭をくしゃりと撫でた。
「さて、もう泣き終わったか?」
「…うん。もう平気。」
「行くぞ。」
八雲が差し出した手を晴香はそっと握った。
「うん。」
立ち上がった晴香の手の甲にそっとキスをして、八雲は手を離した。


二人で居られたのは…それが最後だった。


「斉藤先生!一緒に写真とってください!」


「小沢先生、これ貰ってください!」


そんな声が聞こえるたびに……

お互いの嫉妬メーターがじわりじわりと…上がって行ったのは言うまでもない……。



3・ホワイトデー

当日、理科準備室にて…
「で?」
「え?」
「………結局、君からは何も言って来なかったな、欲しいもの…」
「………………。」
「明日暇だから…買い物ぐらいには付き合うけど…。その時でいいか?」
「…八雲君は…選んでくれてないんだ?」
「………僕は…君ほどセンスがいいわけでもなければ…女がほしいようなものを…知り尽くしてるわけでもない…。」
そういって八雲はコーヒ-を一口啜った。
「喜ばれるものを…あげたいだろ…誰だって…。」
「八雲君って…頭はいいのに、馬鹿だよね」
くすっと笑う晴香に八雲は怪訝そうに眉をひそめた。
「……矛盾してるぞ。」
「…ううん、矛盾なんてしてない。考えれば分る事じゃない。」
「…………」
渋い顔をして、晴香を見る八雲。対する晴香はそれを見てまた笑った。
「あなたからもらえるものは、私にとって全部嬉しいもだよ?」
そう言うと晴香は八雲の首に腕を巻きつけた。そうしてにっこり笑う。
「八雲君が、大好きだから。」
「……………学校だぞ。」
「話してきたのはそっちのくせに」
晴香はくすくす笑うと八雲の頬にキスをした。
「それに…欲しいものは前言ったよ?」
「?」
「……結局、他に欲しいものなんて見つからなかった。」
「……………。」
「私が欲しいのは、八雲君と一緒に居る時間。それだけだよ」
晴香はそう言うと八雲の胸に抱きついた。
「充電。」
ギューっと音が出そうなぐらい抱きしめる腕に力をこめる晴香。
「…監禁する。ぞ?」
「え?」
「煽った君が悪い。」
「えぇっ!?ちょっ…ちょっと!ここで!?」
「煽った君が悪い!」(抱)
「ちょっ!!(赤)」


金曜日なので放課後、八雲宅へ連行されました。(笑)


「…で?これは何だ」
「え?…今日貰ったお返し?」
「…………。」(睨)
「…そんなもの見てないで、私の方見てよ。」
「…………。」
「ホワイトデーなんでしょ?私にくれるプレゼントなんだから…。他のモノに目移りしないで。」
「よく言うよ。見えるように置いておきながら。」
「だって、車から持って降りないと……っ。」(ベッドに寝かされる)
「まぁ…目移りしなぐらい、僕に夢中にさせるだけのことだな。」(にやり)
「…………」(赤)
「ホワイトデーだからな…たっぷりサービスしてやるよ。」
「……。言い方、すっごい意地悪。」
「好きなくせに…。」(にやり)
「……夢中にさせるんでしょ?早くちょうだい。」(少しムキになる)
「おねだりするなら…もっと言い方がある…だろう?」(にやっ)
「………………………。」
「冗談だ、拗ねるな。」額にキス。
「…やっぱり今日の八雲君は意地悪。」
「でも…好きなんだろ?」
「嫌いな、八雲君は居ないわよ。」(赤)
「さ、受け取る準備はできたか?」(笑いながら)
「ん…。いいよ。ちょうだい?」
「僕からの、ホワイトデーのプレゼント…全身で受け止めてくれ。」


いただきました(笑)


ほら、テストと卒業式でピンチだったんですよ。メーターが(笑)


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