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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2007年11月13日 (Tue)
意外に早く来た…

砂糖の波


のまえに、拍手お返事。

12日
0時
拍手&コメントありがとうございます!
いやいや、単純な人間ですので(笑)褒められればそれはやる気がおきます。
そして、私の文の傾向(?)よく見抜いてらっしゃいますね(にやり)
黒八雲の生みの親に笑ってしまいましたが、的を射てますね(笑)
ふふふ…(怪)
体育館にあるのといえば倉庫だろうっと…思いまして、何も考えずに採用しましたが…なんとなく響が怪しげですね(苦笑)
むしろ…八晴がいればどこでも(マテ)
前日何かあったかは…後日答えあわせという事で!(笑)
更新、気長にお待ちくだされば幸いです~。

23時
コメント、ありがとうございます!
が、いきなり崩れる更新予定(汗)
予定を立てるのは簡単ですがその通りに実行に移すのはむつかしいもんです(苦笑)
応援、ありがとうございます!答えられるようにがんばりますね!


さて、

砂糖投入!!血糖値にご注意を(笑)

即興共通テーマは「飽きない」




新婚



1.

リビングで八雲は本を読んでいた…これはよくあること。
晴香も同じ場所にいた…これは空いた時間のときは当たり前のこと。
だが…
八雲が晴香の膝枕で寝ている…これはなかなか珍しい事だった。

仰向けに寝転がって、本を読んでいる八雲…ここで、読みにくいだろうに…なんて突っ込みをしてはいけない。そんなこと、八雲にとっては問題ではないのだから…。

「よく、飽きないな…」

本をずらして、上を見上げれば…

なにやら凄く楽しそうな笑みを湛えた晴香の顔が見えた。

「…飽きる飽きないの問題じゃないもの…」

そう言って、八雲の髪の毛を手櫛で梳いていく晴香。

「…何が楽しいんだ、僕の髪の毛の…」

八雲が本を腹の上において、そう問うた。

「ん…特別楽しいわけじゃないんだけど…。」

っというにもかかわらず、その手は止まない。

「八雲君にずっと触れてたいのよ。」

「………。」

「髪なら、邪魔じゃないかなぁって…思って。」

そう言って、指に八雲の髪を絡めた。


「触れていいぞ」

晴香の手を取って自分の頬に添える八雲。

「遠慮しないで、君の好きに…触れていいんだぞ?」

くすっと八雲は目を細めて笑った。

「もう、夫婦なんだから…。」

「うん……。」

同じように晴香もにこりと笑い

「そうだね…。」

…っと…言った。


そうして…。

包まれていた手を取って八雲の指にキス。

そして手を繋いだまま…八雲の胸の上に手を置いた。

「おやすみ、八雲君」

「あぁ…」

その気はなかったが一応そう返事をして、目を閉じる八雲。

すると頬にあった手がするすると肌を滑り瞼を撫でた。

「意外と、まつげ長いんだね…」

八雲はどんな反応をして言いかわからず曖昧に笑って…手を延ばした。

「指…冷たいな。」

手首を掴み…今は額にある晴香の指へと降りていった。

「あ…ごめん。」

申し訳なさそうな声が振ってきた。表情は見えないが…。

「いいんだ。…触れてたいんだろ?」

そう言うと、手探りでその指先を掌で包み込んだ。


「あっためてて。八雲君が。」


「……あぁ。喜んで…。」



END


2.

起床時間には…個人差がるものであり…簡単に、変えられるものではない。


「お…はよう…。」
まだ眠たそうな声で、晴香がそう言ってきた。ちなみに、八雲の腕の中から
「お目覚めですか、オヒメサマ?」
少しからかうようにそう言うと、パジャマが引っ張られた。
すねたらしいっという事は長い付き合いでわかる。
「朝っぱらから拗ねるなよ。」
八雲はそう言って一番近い位置にある額にキスをした。
すると少し機嫌が直ったのか晴香は顔を上げた。
そうして、ちゅっと…おはようのキスを交わした。
…だが、
「もう少し寝てろ、今日は休みだ。」
八雲の腕からは逃れられそうになかった。
「でも…もう8時だよ?」
「いいんだ。」
「……いつも八雲君のほうが起きるの早いよね。」
「…まぁ、な。」
「何で起こしてくれないの?」
「…その必要性が見当たらない……。」
「その間、何してるのよ」
「…何もしてない。君を見てるだけだ。」
「見てるって…ずっと?」
恥ずかしいのか頬が染まる晴香。
「君の寝顔は面白いから…」
「面白いってっ!」
「それに寝言も言うし。」
「え?」
「…『八雲君』が一番多いな…あと、『大好き』も」
「うそっ!?」
「ホントだ。」
「……………(赤)」

寝言が嬉しいから、

その幸せそうな表情でぼくの名前が聞けるから

やめられない。


END



シチュは聞かない方向で!

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あま…
いいな~。幸せそうで。
ラヴラヴなお話を読んだら、人恋しくなっちゃった(笑)。

1の方はそうやって髪や頬を触るのって、よほど親しくないとできないし、よほど好きじゃないと鬱陶しいから幸せな2人なんだなって微笑ましいですね。
2の方はちょっとアダルティな想像もできるし、ただの平和な休日の朝でも想像できる(笑)。
晴香ちゃんを独占できる八雲も八雲に独占されてる晴香ちゃんも羨ましい!!
悦子 2007/11/15(Thu)18:55:37 編集
Re:あま…
悦子さん、こんにちわ~

2人は幸せです!(断言)
1の方、何気なく書いてたのですがおっしゃるとおり、よっぽど親密じゃないと出来ませんよね。
ふふっ…自分で書いたのに、なんだかにんまりします(笑)
いいなぁ~微笑ましいなぁ~。
(サドだ黒だと言われてる人と同一人物とは思えない・苦笑)

2は…砂糖投入時ですので、後者です(笑)
いつもの私の作品でしたら間違いなく前者ですけど(まて。)
独占は恋人の特権ですから!してもいいでしょう(笑)
でも、ほのぼの系の独占は独占っぽくない独占な気がします。

痛々しいっというか生々しい…っというか…。
同じ独占って言葉でも、そういうのは一切感じないから不思議です(笑)



【2007/11/20 15:00】
無題
SINで~す!


綾さん…久しぶりってのも嘘になりますが(苦笑)色々となんかコメントが書けなかったのも事実です

やはり八雲は晴香さんを見ていたいんですね~!(*^-^)b

晴香さんも八雲を見ているのがいいんですね!

それがなんか…いいんですよね

なんか自分の中では!
また来ます。
SIN 2007/11/15(Thu)15:26:54 編集
Re:無題

SINさん。こんにちは!

コメントはおひさしぶりですが、見てくださっていたのですね。ありがとうございます!

八雲は晴香を見てたくて、晴香も八雲を見ていたい…。そうひとえに、ラブラブなのですよ!(笑)

いいですよねね~相思相愛でラブラブ、ほのぼの

時たま、ガラッと違った作風のものが書きたくなります(笑)

お忙しそうなので、コメントはあまりおきになさらずに。

そしてお返事、遅くなりました(汗)
【2007/11/20 14:59】
け、血糖値が!
誰か私にインシュリンを投与してください!(爆)

膝枕!晴香の膝枕!うわ、想像したら涎が…!(←人としておかしい)
羨ましいぞ、八雲め…
にゃる 2007/11/15(Thu)00:19:20 編集
Re:け、血糖値が!

インスリン注射!(ぶすっ)ふぅ、いい仕事しました(まて)

っと…血糖値発言に乗ってくださってありがとうございます(笑)
改めまして、こんにちわん。にゃるさ~ん♪(2度目)


膝枕は…基本です、基本(笑)
&ラブラブ耳かきも基本ですが…耳かきネタは以前やったので(甘くなかったですが)今回は見送りです。
はっ!?涎、出てますよ!ティッシュティッシュ!(爆)

ま、たまには砂糖漬けも良いですよね(笑)
【2007/11/20 14:59】
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