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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2007年11月11日 (Sun)
ちょ、ちょっと!
なんか凄い嬉しい事をっ……!!なんか、なんか!
とらじまさんに頭の中覗かれてる気がするんですがっ!!(笑)
丁度文化祭を書いてたんだ………。
そんなことを言われたら、筆が進むじゃないですか!(嬉)

あぁ…
とらじまさんに踊らされてる…っ!(笑)
にゃるさんには罠に嵌められるし(笑)


どれだけ影響受けやすい人間かって話ですな(苦笑)
自分の作品をいにいてもらえるのはもちろん嬉しいですけどね。

こほん、一旦落ち着いて…。
今後の更新ネタ(予定)

・晴香←先輩&長文メール(リク×2)
・嫉妬・ヘタレ?(リク)

を書き終わった後で

以下、サド祭り(爆)

・文化祭(勝手に~)
・嫉妬(リク)
・元彼ネタ(リク)
・持ちネタ×4

そして、適時砂糖投入。(笑)

今年中に全部消化できるのか…謎だわ。

拍手お返事

10日0時
たくさんのコメント、ありがとうございます!
や、そこは出さないとだめでしょう(笑)
なんてったって、書いたのは私ですから。
流石に原作では…無理でしょう(苦笑)
基本黒八雲はごく稀な種類(?)ですから…。ここに大量発生しているだけで(笑)
7巻は謎ですね…。
同居は…流石に難しそうです(苦笑)まだ曖昧な関係ですし…。
卒業旅行はありそうですね!真人に会いに行くという名目で…長野に(←あれ、北海道じゃない・苦笑)
長野だったら湯煙事件もありですね。ふふっ…ばったりすればいいさ(笑)


11日15時
ありがとうございます!がんばります~。
っといつつ、週一更新になってきてますが(汗)


さて、勝手に未来予想~教師編~

文化祭ですよ!




「斉藤センセ~。お昼ごはん一緒に食べませんか?」
そんな声が、晴香の耳に入って来た。
秋晴れのなか行なわれた。文化祭の…昼休みの事だった………。

この中学には斉藤と名の付く教師は1人しかおらず…
「ダメだ。僕は忙しい。」
そう返事した声は間違いなく…八雲のものだった。
身体のどこかにある、何かのスイッチがカチッとなった。それがなんなのかは晴香にもわからない。
「え~?」
「いっつも一緒にご飯食べるの間宮先生ばっかりなんですから、たまにはいいじゃないですか。」
「…教員はいろいろ忙しいんだ。そんなことより、午後からの出し物の準備に遅れるなよ。」
「は~い。」
「斉藤先生、意外とマジメよね~。」
「まぁ、先生やってるわけだしね。」
「あ!小沢先生。こんにちは」
その声に、はっと現実に引き戻された。
「え、えぇ…今日は…。」
慌てて笑顔を繕ってそう返事をする。
「楽しんでる?」
「はい♪」
「午後からの出し物、頑張ってね。」
晴香はそう言ってその女子生徒と別れた。
そうして、できるだけ目立たないように…人ごみから逃れた。

ダメだ…ダメ…ダメっ!
人気のない場所へと逃げるようにやってきた晴香は何度か深呼吸をした。
仕事中なのに…こんな私情を挟むなんてダメだ。
生徒に当たるなんてもってのほかだ…。
悪いのは八雲なのだが…今はそんな事は関係ない。
「仕事中っ!」
ぱちんっと軽く頬を叩いて気合を入れなおす晴香。
「八雲君じゃなくて、斉藤先生っ…よし。」
自己暗示にもにた言葉を発して、晴香は文化祭へ戻っていった。


「あ!小沢先生、居た居た!」
晴香はそんな声で振り返った。見れば2年の男子生徒が何人か集まっている。
「あれが、噂の小沢先生。美人だろ~?」
生徒の1人が私服の友人にそう言った。他の中学の生徒なんだろう。
「すっげぇ美人。いいな~お前等。」
晴香は少し気恥ずかしくなったが、笑顔でこんにちは、っと挨拶をした。
「あ、コイツ第3中学のダチです、コイツは第4。」
「そうなの…お昼ご飯はもう食べた?」
「食べましたー。」
「カレーがめっちゃ旨かったです!」
「そう、よかったわね…文化祭、楽しんでね。」
晴香は笑顔を残して、体育館へ向かった。そろそろ、交代の時間だったから…だ。

昼休みを利用して、体育館では、生徒会の企画が行なわれていた。

っといっても、エンターテイメント性が高いもので「学校の中心で○○叫ぶ!」っと…書かれた幕が、2階から吊るしてあった。
どうやらそこから叫ぶらしく…すでに何人か人がいた。
「…野球部!県大会行くぞ!」
とか
「先生!授業の延長はやめてください!!」
とか叫ぶ事はグチやら決意やらいろいろだった。そんな中。
「斉藤センセーっ!」
っと…無視できない声が振ってきた。
ざわっと…空気が揺れ、視線がその人物のほうへ向く。
晴香もつられて向いてしまう。
流石に今日は白衣を着てないが…眼鏡はかけている、八雲がそこに居た。
「好きですっ!!」
きゃぁっっと…隣にいた女子生徒が叫んだ。
「………。」
そうして、全員が返事を待った。
「ありがたい…が、やめておけ。もっと他にいい男は居る。」
その答えに安堵か失望か…わからないようなため息が漏れた。
そのあと、生徒同士の告白なんてものもあって…そちらはいい返事がもらえていた…。
それが…
まさか自分に来ようものとは…思っても見なかった。
「晴香先生!」
一瞬、晴香は自分のことだと…わからなかった。
「好きです!中学卒業したら…付き合ってくださいっ!」
授業を持った事のある…3年生だった。
何か答えなきゃっと思い…言葉を捜すが…
「ありがとう…でも、ごめんなさい。」
出てきたのはそんなありきたりな言葉。
彼は少し落胆したように笑った。
とっさに、傷付けてしまったのではないかと不安が過ぎる。
「……ずっと憧れの晴香先生で居てください!俺、晴香先生みたいな先生になりたいんです!」
その一言が、晴香の心にじわりとしみこんだ。

晴香が言葉を発しようとするより早く…彼は一礼して舞台を下りた。



次の企画は有志のバンドだった、ざわざわとステージのほうに生徒達が集まる。
そろそろ昼休み最後の部っと言う事もあり、生徒は殆どが体育館へ戻っている。
照明が落ちて、今年流行った曲が流れ出すと体育館は歓声に包まれた。
そんな時、壁際に静かにって居た晴香の腕が引かれた。
「!」
振り向くと見慣れた後ろ姿があった。
そう認識するより早く、体育倉庫に引き込まれた。独特の匂いがする。
「どういうつもりよ!」
思わず荒々しい口調となってしまう。
「あまり大きな声を出すな…」
八雲が、晴香の口を抑えてそう言う。晴香はその手を払って八雲を睨むように見た。
「昨日の事、怒ってるのか?」
八雲が、眉間に皺を寄せてそう訊ねた。その左の頬には“昨日の事”の代償が残っていた。
「当たり前でしょ!学校だよ!職場だよ!?…なのにあんな事!」
「………悪かった。謝る。」
晴香の口調が荒々しいのに反比例する用に…八雲の口調は静かで冷たかった。
「………。」
「だから、僕を避けないでくれ…。」
バンド演奏にかき消されそうなほどの声、で八雲がそう言った。
「…………。」
らしくない八雲の態度に動揺を隠せない。
「まったく…生徒に嫉妬するなんて…おかしいよな。」
自嘲気味に笑う八雲を見て…晴香は固まった
「生徒と先生以外の何者でもないのに…。」
抱きしめる事はしない…身体を寄せただけ、だった。
「…僕達は、“家族”の絆があるのに…な。」
くっと…喉の奥で八雲は笑った。
「…あれ、聞いたとき…」「まって!」
八雲が口を開くのを晴香は止めた。
「お願いだから…後にして。」
「……………。」
八雲が顔を上げ、晴香を見た。意外そうな表情。
「今は、学校なんだから…わかってるでしょ?」
「…………。」
「文化祭が終わってからにして、お願いだから。」
「わかった…」
珍しく、八雲が素直だった。
まず、晴香が八雲に背を向け、倉庫を出た


数分後、八雲はゆっくり倉庫を出た。そうしてステージ袖へ向かう。
「手伝うぞ。」
晴香を見つけてそう声を掛ける。
「え…?」
「吹奏楽の次は2年のだろう。突っ立って待っているよりは何かしたほうがいい。」
八雲はそう言うと畳まれていた楽譜立てを組み立て始めた。

意識していたわけじゃない。
自分から言ったのだから、意識するのは筋違いだという事は充分理解していた。
だが、時々見る八雲は…珍しく何かを口ずさんでいた。
「……?」
口ずさむものといえばステージでやってるバンドの曲ぐらいか…。
そう思って…ふっと、ステージのほうを見た。
正確に言えば、その前に八雲の視線に絡み取られてしまった…のだが。

「一人だと気付いたときに」
八雲の声は聞こえなかった。
「一人じゃないと笑ってくれた。」
…でも、聞こえてくる音と同じように八雲の口は動いていた。
「君がいたから。」
八雲がじっと晴香を見つめていた。
「…八雲、君。」
思わず名前を呼んでしまって慌てて口を噤んだ。
「……。」
それを見て、八雲はくすっと笑った…そうして、何事もなかったかのように楽譜立てを組み立て終えた。


それからはあっという間に時間が過ぎた。




「お疲れ様。小沢先生。」
「お疲れ様です。野村先生。」
音楽室の鍵を閉めてそう挨拶を交わす二人。
「小沢先生は打ち上げはでないんだったっけ?」
「はい…お酒飲めないので…すみません。」
「あぁ、いいよ。気にしないで」
「はい…それじゃ、お先に失礼しますね。」
ぺこリとお辞儀をして、晴香は職員室へ戻っていった。

学校を後にし、駅へ向かって歩いていると、クラクションが鳴らされた。
それに反応するように振り向くと、見慣れた車があった。
「帰るぞ」
窓から顔を出したのは…八雲だった。
「え?」
「さっさと乗れ、まだ学校から遠くない…見つかったらいろいろまずいだろ。」
八雲の言う事は一理どころか…まったくもって正論だった。
だが、そもそも一緒に帰る予定などなかった。
「じゃぁ、先に帰っててよ…。」
「嫌だ。…ちゃんと話、聞かせてもらうぞ」
「……ちゃんと、そっち行くから。」
「……………………。」

晴香がそういうと…八雲は黙った。

「1時間後だ。遅れるなよ。」

そう言って八雲は車を発進させた。

続く



前日何があったのか、晴香の話って?を書きます>続き


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おお、開催決定してる♪
サド祭り~♪(←小躍り中)

綾っさんコンバンワ~ん♪
晴香がビンタ、ですか!どんなプレイ?!(←ヤメロ)校内であんな事やこんな事しちゃったの?!(←だからヤメロ!)
んふふ…気になって妄想の嵐ですね!うひょひょ~♪

基本、にゃるの視点はSか否か、ヘタレか否か、ってトコから始まりますから!(←人としておかしい) 教師の八雲はその存在が既にSっぽい…って失礼すぎだぞ、私!(←さすがに反省)

わざわざご挨拶してくださった悦子様に感謝!こちらで綾さんへの愛を共に叫びましょう!!(←何故?)
せ~のっ、
綾さんが~、大好きだ~~~!
にゃる 2007/11/13(Tue)23:23:23 編集
Re:おお、開催決定してる♪
にゃるさん、こんにちわん!

お返事遅くなりました(汗)

いよいよ開催です>サド祭り
良い感じに脳内真っ黒になってきておりますので(まてまて…)
お楽しみいただけるものができるのではないか…っと(にやり)
ふふっ……。

文化祭。八雲がなにやらかしたかは、次のUPをお待ちくださいませ~。
祭りの最初に上げるつもりですので(笑)

お待ちくださいね(にやり)
【2007/11/20 14:59】
いったい何が?!
八雲の嫉妬により晴香ちゃんからのビンタでもくらったのかな?
続き…思わず妄想しちゃっています(笑)。

生徒から先生への告白って、玉砕前提でしょうが他にも恋心を秘めてる子たちからは「じゃあ自分も駄目なのかな?!いや、もしかしたら自分こそチャンスが?!」と一瞬のうちに思考を駆け巡るんでしょうね(笑)。

ああ、甘いムードもありSの気配も漂わせるお話…。
次回の展開を期待しています。

そして書きたい時(書ける時)に好きなことを書いてくだされば満足ですので、さりげなくおねだりした件も気が向いたときに是非お願いしますね~☆
悦子 2007/11/12(Mon)14:55:02 編集
Re:いったい何が?!

悦子さん。コメントありがとうございます♪
前日&その後は近日答えあわせという事で(笑)
まぁ、私の頭の中身ささほど難しい構造してるわけじゃないので、バレバレだと思いますが(苦笑)
ちなみにその後の話はサドな雰囲気で激甘な事吐いてます>八雲(草案段階)

文化祭といえば、これでしょう!っと思って書いた。絶叫モノ。
淡い期待と失望とが混じったため息が…なんともいえませんよね(笑)
書きながら、あぁ…中学生って若いなぁ、青春してるなぁと…思う綾でした(爆)

おねだりはがっちり承知です(笑)
最初の方(サド祭りで書く予定)はちょっと違う感じになるかもですが(草案段階で八雲がドSなんですが・汗)
…待っててくださいね♪


最後に…メールの返信不要に甘えててすみません(汗)

【2007/11/12 22:39】
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