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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年07月24日 (Mon)

くはぁっ……。眠い(爆)

結局、レポは今朝仕上げました。(をい)

明日はリスニングのテストか………(遠い目)


超私通>しょうみさん

メールはいつでも結構ですよ~テストに入りますし(どよん)
そっち系の思考にどっぷり漬かった責任は私が取るべきですか?(笑)
そしてっ!!ぐはっ、確信犯だったんですか!?
思考回路しょうみさんにバレまくりだよ!どうしよう(笑)
ふふふっ…またそんな事を言っていいんですか?
また酸欠にしますよ(爆)


って…拍手の返事の返事をここで返すなって感じですよね(苦笑)





拍手お返事

弥生さん
イベントへは行きませんね~。
行って見たいという思いはありますが(笑)

誰か連れてってくれないかなぁ(ぼそり)



ちょっと…暗めで。


どういう経緯かは聞かない方向で(苦笑)




トラブルメーカーの2人の持ち込んだもの自体はさほど苦痛ではなく
もっと他の事が八雲を苦しめた。


「ダメだ!そんな事をしても、誰も喜ばないっ!」

そこにいる男の子に叫ぶ八雲

「止めろ!君の両親はそんなこと望んでない!!」

下の人ごみの中…一人の女性の後ろを付いて行くその男の子

「そこに行くから待ってるんだ!いいな!?」


そう言うと踵を返して屋上の入り口へと駆け出す。


ガシャン……

「っ!!」
耳から入ってきたその音に八雲の身体は動くのを止めた。

「きっ……きゃあぁあああぁっ!!!」
「誰かっ!誰か救急車をっ!!」
糸の切れたマリオネットのようにがくんと膝を付いてしまう八雲
「誰か、応急処置のできる方いらっしゃいませんか!?」
下界から聞こえてくる喧騒。
八雲にはそれがとても遠くから聞こえてくるように感じた。
「くっ…くそぉっ!!」
握り締めた拳をコンクリートに叩きつける。


また、声は届かなかった…。



長い時間を過ごした。
だがそれでも、気持ちの整理ができない。
時計を見るともう9時近くでいい加減帰らなければ心配性の彼女は何を仕出かすか分からない。
なんと説明していいのか分からないまま…八雲はゆっくり家へと向かって歩き出した。

マンションのエントランスまで帰ってきたがやはりその足取りは重い。
今日ほど、彼女の待つ家に帰りたくないと思った日はない。
大きなため息を付いてエレベーターのボタンを押す。
ピンポーンと、到着の合図。いつもよりやけに早く感じてしまう。
自分達の家の前に人影。
「晴…香?」
こんな時間にも係わらず、家の前で晴香が待っていた。
「あ……。」
顔を上げて八雲のほうを見る。
「おかえりなさい。」
いつもと変わらぬ笑顔が…今日は苦しかった。
「…ただいま…。」
自分でも分かるほど、暗い声。
「遅かったから心配したんだよ?ご飯、食べてきた?」
それに対する彼女の声はまったく変わらなくて…。
玄関を開けて中へ入るようにすすめてくれた。
「いいや。食べてないな。」
「じゃぁ温めてくるね」
「…あぁ。頼む」
キッチンへ向かう彼女の後姿を見ながら八雲は家に入った。



「晴香…」
「うん?何?」
八雲の食事の後片付けを終えた晴香に八雲の声が掛かる。
「……話がある。」
?を浮かべながらも八雲の傍に行く晴香
「……君が持ってきた…話なんだが」
これだけを言うだけでも、すでに心臓が痛い。
「知ってるよ。どうなったか」
「え?」
「……後藤さんから電話があったの。」
余計な事を…と思う反面、自分の口から言わなくてすむ安堵感が広がる。
「今、自分を責めてるの?」
こういうときだけ妙に核心を突いた質問をしてくる晴香に八雲の眉間の皺がよる。
「ごめんね。」
「?なぜ…君が謝る?」
「……。私、あなたのこと考えてなかった。」
「??」
今度は、八雲の頭に?が乗る番だ。
「…優しいから。八雲君は…だから…救えなかったって…悔やむの。」
「………」
「あなたが悔やむことなんてないんだよ?」
八雲の目が光っているのは晴香の目の錯覚ではない
「泣いてもいいんだよ…八雲君。」
ぎゅっと…手を握る晴香
「くっ…ぅあぁっ!!」
晴香の細い身体に縋り付くようにして涙を流す八雲。
「私には、泣き顔見せて欲しいから。」
優しく八雲を抱きしめる晴香。
ゆっくり、何度も何度も背中を撫でる。


まだ少し、嗚咽が混じる声

「僕は…何ができるんだ…?」

ポツリと呟いたその言葉に返す返事は


「私の傍にいてくれるわ…。」


「傍にいて…幸せにしてくれるわ…。」



END



泣く八雲が…書きたかったんです。(書けてないけどね)

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