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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年05月29日 (Mon)
あの~…

私、何かしましたか?(爆)

だって昨日だけでカウンターが平均の2倍回ってるんですよ!?2倍!!

サイトはじめて1ヶ月たちましたが未だにこんなにカウンターが回ると動揺します(苦笑)


さて、今週のタイムリー先生は!(笑)
特におぉっ!?ってなのは何も言わなかった……。
馬刺しと、牛乳…の話(逸れたのは、ね)
授業は糖の話をまだしてるんですが。
コラム欄に「はちみつはなぜ甘い?」って言うのがありまして…。
そこでの一言
「砂糖の甘さを1として考えます。」
「フルクトースが一番甘い糖なんですよね。」
何倍甘いかは言ってませんでしたが、調べたら1.5倍でした……。(それはどうでもいいんですが)
それを聞いたとき
私の小説の甘さはどれぐらいなんだろう…
と、馬鹿な事を思いましたよ(笑)

とことん甘い小説ってどんなもんなんだろう??
こう、ミステリー部門、ホラー部門とかの分類わけで 甘い部門ってないんでしょうかねぇ?
あったら1位の作品が読んでみたい……(笑)

恋愛小説は好きです(笑)
なもんで私の悪い癖は意地でもカップリングを作ろうとする事(苦笑)
それがマイナーカップリングだと後がつらいんですけどね…


八晴は、一巻の時点でくっつけ~っと……(笑)


拍手~


クロさん
突っ込みどころ満載で、いろいろあれですが(苦笑)
しばらく、お付き合いくださいませ

連城さん
もう、やっ君てば~ってかんじです(何)
八雲って、普段冷静で物事を客観的に見れる反面。
こういうことになると思い込みが激しい気がします(笑)
で、
それ行きましょう!!(笑)
ってわけで!(分け分からない文ですみません)






実習続きで、殆ど大学には来ていなかった。
よって、八雲にも逢ってない。
いや、一度だけ中間報告した日に逢ったっけ??
その実習も昨日で終わり。報告書を提出してその足で隠れ家に向かう

八雲に逢えるそれだけで足取りが軽い。


「こんにちわ~」
「…相変わらず君は……暇人だな」
途中、欠伸をかみ殺してからそう言う八雲。

相変わらずの椅子に腰掛けてる八雲

相変わらずの寝癖だらけの髪

相変わらずの眠そうな目

相変わらずのその服

相変わらずの……???

「君は何をボーっとしてるんだ?用事があったんじゃなかったのか?」


八雲の陶器のように白い肌に…。

赤い痕……。

「ねぇ……」


ソレハナニ??


ガタッ………


「おいっ!?」






「おい!しっかりしろ!」
ぺちぺちと頬を叩かれる。
「…?」
天井と八雲の顔が視界に入ってくる。
そこで始めて…自分が気を失っていたんだと気付く。
「大丈夫か?」
心配そうに顔を覗き込む八雲
「私……どうしたの?」
ゆっくり起き上がってそう訊ねる。
「それはこっちが聞きたい。来ていきなり倒れたんだ。君は」
あぁ…そうか、あの…赤いのが見えて…。
「いきなり倒れられたら…対処のしようがないだろう?」
怒ったようにそう言う八雲。

それはやっぱり付いていた。

見間違いじゃなかった…。


「顔色が悪いぞ」
そう言われたかと思うと頬に手が触れる。
「実習…続きだったから…」
無意識にそれから目を逸らして呟くように言う晴香。
「自己管理ぐらい、ちゃんとしろ。君はいつだってそうなんだ。」
先ほどの行動が恥ずかしかったのかぶっきらぼうにそう言う八雲
「うん。…ごめんね…。」
一瞬八雲の顔が引きつって。
「珍しく素直だな?」
と皮肉たっぷりに言う。
「…ごめんね…。」
俯いた晴香から返ってきたのはそんな言葉で、八雲は驚いた。
「ごめんね」
「……どうした?」
「ごめんね」
「だからどうした?」
「嫌いに…ならないで…」
顔を上げた晴香の目には、いっぱいの涙が浮かんでいる。
「っ!?」
いつもの八雲らしくない反応。
「ど、ど…どう…どうしたんだ?」
動揺した様子でそう問いかける八雲。
「他の人を好きになってもいいから…私のこと、嫌いにならないで。」
「だから、何でそんな話になる?」
がしっと晴香の肩を掴んで八雲が訊ねる
「だって…これキスマークでしょ?…」
「は?」
間抜けな返事をする八雲の鎖骨のところについている赤い痕を指で押す。
「こんなトコに…嫌いな人が付けるの八雲君が許すわけないでしょ…?」
だから…と言おうとする晴香の口を手で塞いでしまう八雲。
そして
「…くっくっく……。」
と低く笑う八雲。
「八雲…君?」
手を外して名前を呼ぶが笑う以外の反応はない。
「覚えてないのか?」
「へ?」
「…君がつけたんだぞ、これは。」
笑いながら八雲は平然とそう言う。
「え?えぇ??」
「……だから、君は自己管理ができてないって言うんだ。」
びしっと指を鼻に突きつけて、八雲はそう言い放った。
「だ、だって、私、八雲君に逢ってない…よ?」
「実習の中日に一回来ただろう?」
「うん。」
それは事実。
行ったのは覚えている…が、どんな会話をしたのかはまったく覚えていない。
「そのとき君は、酒を飲んだ。」
「え?」
「酔っ払った君をつれて帰ったのは僕だ。」
「…………。」
「そのときつけたんだぞ、君が」
「……。」
「反論は?」
「…ありません…。」
確かに辻褄は合う。
八雲のところに行ってから気がついたら部屋で寝ていた。それが晴香に残っている記憶。
「いろいろ…ほんとにごめん。」
「君の誤解が解けたんならいい。」
ため息を付く八雲。だがすぐににやりと笑う
「君は、君に嫉妬してたわけだ。」
「あ……。」
考えればそのとおりである。
自分でつけたキスマークに嫉妬してたわけなのだから。
思わず顔が赤くなる。
「……嫌いにな」
「なれる、わけがない」
晴香の言葉を遮って、八雲がいう。
「勝手に一人で思い込んで突っ走るのはごめんだが…。それで君を嫌いになどならない。」
「八雲君。」
「いや、なれない…かな」
少し照れくさそうにそういってぎゅっと晴香を抱きしめる。
晴香の目の前に赤い痕。
「…ありがとう。」
そう言うとその赤みを鮮明にするようにそこにキスをする。
「…そっちじゃなくて」
そう言われたかと思うと顎に手を掛けられ上を向かされたかと思うとちゅっとキスをされた。
「こっちだろう?」
にやりと笑う八雲。
「もうっ……」赤面しながらも嬉しそうな晴香。

何をどうやったって、

私があなたを嫌いになることなんてない。

僕が君を嫌いになることなどない。




END


逆バージョンでした(笑)が、勘違いじゃなくなった!(笑)
あ~…昨日の、八雲独白にすればよかった…(苦笑)


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