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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年05月28日 (Sun)
レポ、パソ打ち終了。
問題の手書き作業が残ってます……

あ、裏にもブログ設置。
ちまちま妄想吐いていきます(笑)


祝6000HIT

10000になったら…何かお礼しなくちゃね(笑)


拍手。


楽さん
OK牧場ですか!それは良かったです!(笑)
なんかねぇ…こう、甘いならとことん甘くしてやろうと思ってできたのがあれです(笑)
八雲はやられたら倍返しなイメージなのですよ!

連城さん
ビバ遊園地!(笑)
八雲はやられると激しく動揺しますが、やるときはケロッとしてそうです。
でも確信犯なんですよ!晴香は無意識だけど(力説)
遊園地ネタはまたやりたいと思ってますので
よろしければお付き合いください(笑)


クロさん。
じゃ、そっちの方向で(笑)


15時
いらっしいませです。
糖度が高めな物が多い我が家ですが、喜んでいただけてよかったです。
よろしければまた、いらしてくださいね







「………………。」
「なに?」
「なんでもない。」

さっきから、何度この会話を交わしたことか……。


いつもはこれでもかってぐらい喋る八雲が、今日は静か。
何故か私のほうをちらちら見てる…。で、顔はブスッとして不機嫌丸出し
なに?私がどうかしたの??


「ねぇ、八雲君?どうしたの?」
「どうしたの?じゃないだろう…」
苛々しく、頭を掻く八雲。
「??」
「……君の、それはなんだ?」
びしっと指差してそう言う八雲。
「それって……??」
「…そこの首のはなんだ。僕はそんなもの付けた覚えはない」
「は?……」
「は?はこっちの台詞だ」
相当ご機嫌ななめな八雲、その原因の首のものを見るべくコンパクトを取り出す。
首の一部が赤くなってる…。
八雲がこれの事を言ったのなら…
「ふふふふっ……」
「……何がおかしい。」
怖い顔でこっちを睨んでくる八雲。
でも、だって、これは…
「虫刺されだよ?」
「は?」
「掻いちゃったから赤くなっちゃってたんだ。」
そういいながらコンパクトをしまう。
「…むし…さされ……」
八雲のなんとも気の抜けた声。
「何だと思ったの?」
そう聞くと八雲の顔が途端に赤く染まる。
「ねぇ、なんだとおもってたの?八雲君?」
「な、なんだっていいだろ!」
フイッとそっぽを向いてそう言う八雲。
「よくないわよ。あれだけ不機嫌な顔されたんだから!」
「…………」
「やきもち妬いたり…した?」
「……しないほうが…」
「え?」
「しない方がおかしいんだ!」
そう言うとグイッと手を引かれ、妙な体勢で八雲の腕の中に納まる。
開き直られた…
「…普通そんなものを…見て平気で居られる奴なんて居ないだろ。」
ぎゅっと晴香を抱きしめる八雲。
「やきもち妬かない奴が居たらお目にかかりたいね。」
「私が浮気してるとでも思ったの?」
「そうじゃない……。が、やっぱり…」
「やっぱり?」
「………。君は無防備すぎるから…いろいろと心配なんだ!」
「八雲君…」
顔を上げようとすると、
「見るな。」
そういわれて胸に頭を押し付けられる。
「何で見ちゃ駄目なの?」
「……それぐらい察しろ!」
そういいまたぎゅ~っと抱きしれられる。
「…やきもち焼き。」
「褒め言葉として、受け取ろうか?」八雲が笑いながらそう言う。
「……もう。」
つられて晴香の顔にも笑みがこぼれる。

こんなにもやきもちが嬉しいのは

それだけ、私もあなたが好きだって、ことだから。



END

やきもちが嬉しいのは
バカップルな証拠だと思います!(笑)

いえ、虫刺されたもんですから。



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