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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年07月12日 (Wed)

さっき、テスト勉強をしてたら。
「ぬんまく下そしき」の文字(かなり書きなぐり)
あぁ、粘膜下組織って書きたかったんだ…っておもってですね。
「ぬ」を「ね」に書き換えようとしたんですが……
「ね」の文字を忘れました(爆)
「ネ」はすぐ出たんですが…ひらがなを忘れる
「な、に、ぬ」…とノートに書いても「ね」がでてこない(爆)
かなりショックでした(苦笑)


拍手お返事

友子さま
はじめまして。ようこそいらっしゃいました。
小沢八雲、気に入っていだだけたようでよかったです。
今日もネタ引っ張りますので(爆)

ツバメさま
お久しぶりです。同士発見です(笑)酔っ払いは八雲がワタワタしてて楽しいです(爆)
今日も乞うご期待(え?)

16時:ありがとうございます~。
原作とはかけ離れてる2人ですが(苦笑)
気に入っていただけたのならそれだけで満足です♪
これからも、よろしくお願いします



あぁ…短いコメントですみません…。
いつもにも増して…文が纏まらない(苦笑)


要望がありましたんで、続き書きます。



「じゃ~一緒に入る??」
ぽんっと…肩に手を置かれ、無邪気な笑顔を見せる君。

この酔っ払いは…

やっぱり、一筋縄ではいかないようだ……


「馬鹿な事を言ってないで、さっさと行って来い。」
肩に乗っている晴香の手を下ろして、そう言う八雲。
「馬鹿なことって何よ~」
「…酔っ払いに説明するだけ時間の無駄だ。早く行って来い。明日もいつもどおり出勤だろう?」
「八雲君だって~お風呂行ってない~から…いっしょに行ってもいいでしょ~?…」
話が完全に噛みあってない。
「……………。」
深い深いため息を吐く八雲。
「ため息付いたらぁ~…幸せ逃げるんだよ~??」
その原因は君だ!と…突っ込みそうになるのをぐっと堪えた八雲。
「一緒に入っていいって言うまで、お風呂行かない。」
つんと、そっぽを向く晴香。その動作はまるで子どもで…。
「まったく君は本当にしょうがないな。」
八雲はわがまま娘をもつ父親の気分になりながら渋々承諾した。


それからの晴香の行動は早かった。
風呂を沸かしなおし、八雲を洗面所までつれてくる。
「入ってくるまで出ないから!」
と…酔っているにしては強い口調で言って…浴室へ消えた晴香。
酔うと3割り増しぐらいで頑固になる晴香のことだ。それを本当にやりかねん。
ため息を付きながらもコンタクトを外し服を脱ぐ八雲。
シャワーの音が中から聞こえる。
少しは酔いが醒めている事を期待して
「入るぞ。」
と声をかけた。あわよくば否定の返事が欲しかったが
「いいよ~。」
………酔いは醒めてなかった。
小さくため息を吐きながら腰にタオルを巻いてバスルームのドアを開ける。
シャワーを頭から浴びている晴香。
「髪洗ってやるから座れ。」
タバコの匂をそんなに落としたいのか、入って真っ先にそう言う八雲
「へ?いいよ~できるから。」
「いいから座ってろ。」
強引に座らせて、シャンプーを手の平に取る。
よく泡立ててから濡れた晴香の髪を洗っていく。
「あはっ八雲君すごい上手~。」
「…そうか?」
「うん。気持ちよくて寝そう~」
「は?」
八雲の返事が帰る前にコテンと後ろの八雲のほうに身体が揺れる。
「おい?」
シャンプーのついたままの手で晴香の肩を支える。
軽く揺すってみるが反応はない。
「……どういう神経をしてるんだ、まったく。」
そういいながらシャワーの蛇口を捻る。
先ほどまで、晴香が使っていたので高い位置にあるシャワー。
蛇口を捻ると晴香だけでなく、八雲もシャワーを被ることになった。
「いきなり、ひど~い」
後ろを振り返って不満げに言う晴香。
「寝る君が悪い。」
立ち上がって、シャワーを取り晴香の髪を流していく。
「寝てないよぉ~」
「…どうだかね」
噛みあわない会話をしつつも、晴香の髪を洗ってやる八雲。
その後、晴香を浴槽に入れて今度は自分の身体を洗う番なのだが……。
いくら同棲中とはいえ、一緒に風呂に入るなんてことは初めてで…。
…普通に身体を洗って言いものか…迷う八雲。
と言っても、晴香はタオルで暢気に遊んでいる。
考えるだけ時間の無駄か。
そう結論付けて…晴香に背を向けて身体を洗い出す。
「聞こえたよ~」
いきなり聞こえた彼女の言葉。
「何が?」
振り返らずにそう返す八雲。
「小沢八雲。」
ニコニコと嬉しそうに(と言っても、酔っているときはいつもこんな表情なのだが)笑う晴香。
「………。」
少し、怪訝そうな顔で振り返る八雲。
「…ねぇ。もしわたしが「小沢」の名前変えたくないって言ったら…どうする?」
「…別に。どうにでもなるだろう。」
ふいっと背を向けてシャワーを浴びる八雲。
「むぅっ…つまんないの~。」
腕を伸ばして八雲の背中を伝う泡を追うように背筋をなぞる。
「っ!こら。何するんだ?」
「まじめに答えないからよ?」
「酔っ払いに理解できるほど砕いて説明する気にはなれない。」
「酔ってないってば。」
「…なら話してやる。僕にとっては、名前なんてどうでもいい。「斉藤八雲」でも「小沢八雲」でも。…僕自身が変わるわけじゃないだろう?名前が変わったからと言って、その人の人生がまるっきりリセットされるわけじゃ…」
「ストップストップ~!」
八雲の口を手で塞いでそう言う晴香。
「ややこしすぎだよ。」
「…だが、酔っ払いに分かるぐらいに砕いて説明しない。」
晴香の手を外しそう言う八雲。
「……じゃあ。一つ聞かせて」
「なんだ?」
「私はいつまで、あなたの妹?」
「え?」
「……いってたでしょ?…妹が~って。…」
「…あれは…嘘に決まってるだろう。」
「嘘なら~。妻…とかぁフィアンセとかのほうがいいんだけど?」
「…………」
「ねぇ。次からそう言って??」
「…断る。」
「言ってよ~。」
「遠慮する。」
そう言うとバスルームから出ようとする八雲。
「あ~お風呂浸からなきゃだめでしょ~?」
「そんな狭いところに入れるか。」

ぎゃあぎゃあと…また口論が始まる。

時計はすでに12時を過ぎていた……。


END


八雲って、シャンプー上手そうじゃないですか?(爆)


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