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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月20日 (Mon)
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2006年07月05日 (Wed)

なん…なんでしょうね…この眠さ(苦笑)

瞼が重力に逆らってくれてません。

眠そうな八雲の目って……こんな感じか??と思う鏡の前。
…そうとう視界狭いよ??(苦笑)


拍手お返事

白川さん。
そうですよね。いい曲が多いですよね。
音楽コンクールとかをテレビでやってるとついつい見てしまいます(笑)
合唱、したいなぁ…。



さて、半分寝ながら(苦笑)今日のお題。

3消化です




恋人(まだ回りには知られてない)設定で

La・campanella ~ラ・カンパネラ~さまより『花から連想5のお題』


3.唐菖蒲。抜き放たれた剣のように。



「……もう満足ですか?…。」
「っ…てめぇ、何でそんなに強いんだよ?」
「クマに負けるわけがないじゃないですか。」
ふぅっとため息を付く八雲。
その姿はいつものあのワイシャツ姿ではなく…。
道着姿であった。


「あの…それで、なにがどうなってるんでしょうか?」
石井が隣の晴香に訊ねる。
「それが分からないんですよ。いきなり後藤さんが『勝負だー』って…」
「…それで?」
「それで、今に至るわけです。」
今の状態と言うのは…。明らかに勝敗がはっきり分かる。
八雲が勝で後藤が敗だ
「八雲氏は…剣道の経験のおありで?」
「まさか!だって胴着の着方知らなかったんですよ?」
クスクスっと笑う晴香。
「じゃぁ、何で受けられたんでしょうか?」
「…それは……いろいろと。理由があるんです。」
笑顔のままそう言う晴香。
「いいかげん、負けを認めてくれませんか?」
竹刀を肩に担いでため息を付く八雲
「誰が認めてやるかっ!」
面の下でむすっとした顔でそう言う後藤。
「勝たなければ、あいつとの約束が…」
言いかけて、八雲は口を閉ざす。
「約束?」
「……兎に角、僕が勝ちです。いいですね?」
「…よかねぇよ!」
「よくなくても実際そうでしょう。少し痩せてからまた挑戦どうぞ?」
生意気な事を言う八雲の面を一度叩いて、ごろりとその場に寝転がった後藤。
それを見て、終わりだ。声を上げた八雲。
「お疲れさま。」
パタパタと八雲のほうに走っていく晴香。
石井が沈んでいるのに気付いたのは八雲だけ。
「早く外してくれ。暑い」
籠手を外しながら八雲が言う。
「あぁ、もう。そう言うんなら動かないで。」
と言いながら、面や胴を外していく晴香。
はたから見れば、妙な光景だ。




「それで、あの約束は生きてるんだろうな?」
近かったこともあり晴香の家でシャワーを借りた、八雲が頭を拭きながら訊ねる。
もちろん忘れるわけはないのだが
「え?なんのこと?」
と、言って見る晴香。
「…………。」
凄く悲観的な視線を向けられる。
「嘘嘘。ちゃんと覚えてるよ。」
笑いながらそう言うとため息を吐かれてしまう。
「君は素直だけが取りえなんだ。嘘なんていうな」
なんだか癪に障る言い方だけど、まぁいいか。
一人で笑いながら八雲に近づく。
「?」
八雲の正面に立ってから
「かっこ良かったよ。」
と、言い背伸びをしてちゅっと…頬にキスをする。
「それが…ご褒美か?」
不満そうな八雲の声。
「え?」
「…こんなこと、いつもしてるだろう?」
「わ、私の基準で決めていいって言ったじゃない。」
「そうは言ったが。…これだけか…」
と、底心残念そうな声を出す八雲。
そういわれては…これだけじゃ済ませられない晴香。
八雲の首を引っ張って今度は唇に口付ける。
「これもいつもしてる…」
と、また八雲からのクレーム。
「でもまぁ、…プラス夕食で手を打っておいてやる。」

そっぽを向いた八雲の顔が赤いのは…おそらく気のせいではない。


END


いや、警察って柔道か剣道かしなきゃいけないイメージだったんですよ。
どっちかって言えば後藤、柔道。石井、剣道なイメージですが…。
八雲に勝負を挑めるとは思わなかったので(苦笑)
いえ…設定が無理やりなのも、話が強引なのも分かってますから(滝汗)

だって他に浮かばない…(爆)


おまけ。

約束の部分


「何で僕がしなきゃいけない?」
「だって、後藤さんやる気満々だよ?」
「…大体僕は、道着の着方なんて知らない。」
「あ、私知ってるから着せてあげるよ?」
「は?…何で君が知っている?」
「お父さんがやってたの。剣道で?どうするの?」
「………そうだな…。」
少し考えこむ八雲。
「勝ったら…君が何かご褒美でもくれるんなら考えなくもない」
「ご褒美?」
「…そうだ、無意味に試合するのはつまらないからな。」
「物によるわね」
「君が決めてくれていい、で?どうだ?」
「…いいわよ。私が決めていいのよね?」
「あぁ。」





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