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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年07月04日 (Tue)


前にも一回ありましたが……。
また出ましたよ「いっしんきょう」(笑)
もぅ……
一巻を読み直し中でただでさえ、一心さんブーム(?)が来てるのに更に追い討ちを…(笑)
一心さんが脳内から離れてくれません。
まぁ、それはいいんです!だから置いといて。
深刻なのはですね、…化学がさっぱりわからないことです。
うぅっ…どうやっても計算が合わない……



拍手お返事

連城さん。
楽しいんですが、さっぱり分からないあたり↑もっとまじめに聞かなきゃ(苦笑)
そして、お酒トーク…
ですよねっ!!確信犯ならああなりますよね!
泥酔八雲は確かにいろいろ普段と違いそうです…いろいろと(爆)
肝心なところでヤカンがなるのはお約束です(笑)
八雲は夏なイメージがないのであえて向日葵にしてみました。
今日もお粗末さまでした。

18時
お楽しみいただけて光栄です!
連載物の続きは一応書いてます……一応(苦笑)
ある程度の長さまで書けたらUPするつもりですので、どうか気長に待ってやってください(ぺこり)


さて、お題2





同棲設定で(最近多いなぁ…)
あ…若干外伝のネタバレ含みます。

La・campanella ~ラ・カンパネラ~さまより『花から連想5のお題』



2君影草。思い出すのは君の面影。



「んと…。人参」
「ある。」
「ジャガイモと卵とティッシュ」
「ある。」
「鶏肉、小麦粉、お砂糖、パン、シナモン、牛乳」
「全部ある。」
「じゃぁ、今日の買い物は終了!」
手に持ったメモ用紙から顔を上げて晴香がそう言う。
「余分にいろいろあるがいいのか?」
カートの中を見て八雲がそう言う。
「いいの。」
にこりと笑う晴香。
家の財布を握っている晴香がいいというのだから八雲に反論するすべはない。
カートを押してレジへ向かう八雲。それにぴったり寄り添う晴香。
そう、2人は…買い物に来ていたのだった


「買いすぎかな?」
袋を下げて、帰路に着く2人。
「だからいいのかと聞いただろう?」
「だって、腐らないものは安い時に買っておいた方がいいじゃない?」
ティッシュとか、洗剤とか…油とか…。
「……それを持つのは僕なんだが?」
「うん。頑張って!」
と…あの笑顔で言われては…八雲お得意の皮肉も出てこない。
一体、僕はどれだけ惚れてるんだ
そんな事を思いながら晴香のほうが見づらいのか、視線を道路側に落とす。

角を曲がり、中学校が見えてきたら家までもうすぐだ。

中学校のグラウンドでは部活動に励む生徒達が居る。
「中学生は元気だよね。」
晴香がグラウンドを見てそう言う。
「…そんなところを見てないで、ちゃんと前を向いて歩け。転ぶぞ。」
「何にもないところで転んだりしないわよ!」
「そうか?覆水盆に帰らずだぞ。」
「え?」
「卵は君が持ってるんだろう?全部スクランブルエッグにするなよ。」
「しませんよーだ。」
いーっと歯を見せてそう言う晴香。
「ならいい。」
少し笑った八雲。
そうこうしている間にグラウンドを過ぎて、校舎の横を歩くようになる。
中学校の教室から聞こえてくる歌。
ぴたりと足が止まる八雲
「八雲君?」
不思議に思って八雲の顔を覗き込む晴香。
「………」
それを避けるように、その歌が聞こえてくるであろう窓を仰ぎ見る。
それは晴香も聞いたことがある歌だった。
「どうしたの?」
「いや…なんでもない。」
それだけ言うと再び歩き出してしまった。
「…この歌、何の歌だっけ?」
「さぁね。」
知らないわけがないのに、そう言う八雲。
だが、晴香に八雲を上手く追求できるわけもなく…。
黙ったまま隣同士で歩き出す。
「Dreames come true together」
八雲の口から流暢な英語が聞こえる。
「?」
「夢を捨てないで。Dreames come true together 必ず叶うから」
「あ!思い出した…そんな曲だったよね!」
「…なんだ、知ってたのか?」
「うん。聞いたことあるなぁっておもってたの。…八雲君、この歌好きなの?」
「僕じゃない。あの人が…」
「え?」
晴香の声に言葉を引っ込めてしまった八雲。
「いや、…僕が好きな歌だ」
苦笑しながら八雲がそう言いゆっくり歩き始める。


あなたがよく歌っていた曲。


当時は、そんなもの気にも留めていなかった


夢を捨てないで。必ず叶うから。


自分自身も辛かったのに

この歌を歌うたびにそう言ってくれた。

僕はそれを、受け入れることはできなかったが…。

「?どうしたの?笑ったりして」
「いや。なんでもない」


だんだん、こいつが

あなたに似てくる様な気がします。

どこがどういう風にとは…具体的に言えないけれど。



先生……。


僕は、僕の信念を貫きます。


今のところは…

「八雲君。早く、早く!」
エレベーターに乗り込み八雲をせかす晴香。


この愛おしい人を守る事が、最重要課題ですけどね…。



END



補足説明
君影草=スズラン=谷間の百合。
谷間の百合と聞いて↑曲を思い出したのです(私が)
曲名は「この星に生まれて」作詞・作曲:杉本竜一

小学校の卒業式で歌って以来、大好きな曲です。

や、微妙なのはいつものことですからっ!(逃亡)


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