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ここは「文風月」内、FF置き場です. カテゴリに作品名が入っていないものは「八雲」
2024年05月19日 (Sun)
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2006年07月03日 (Mon)
今日ですねっ!
産休でお休みの先生(助手)に代わって、新しい先生が実験の説明をしてくださったんですが……。
その先生が、斉藤先生なんですよ(笑)
白衣、めがね、斉藤…とね、私的ツボポイントがそろったわけですよ(笑)
女の先生ですけどね(爆)


拍手お返事。

連城さん
ぶっちゃけ、2人が絡むならどっちが積極的でもいっか。的な思考になりつつ古谷です(笑)だってどれも好き過ぎて……(笑)
あぁ、でも確信犯(どっちも)はいい。八雲は意地悪く、晴香は無邪気に迫って欲しい(笑)
父親の名前、3巻のプロローグで出てきてますが…。母親に比べて影薄いですからねぇ(イメージ的に)出番…あんまりないし(苦笑)
そして、昨日のネタ。
本文でもありますが、八雲は酔わないタイプだと思うんですよね。
まぁ、我が家の場合晴香がお酒飲むとああなりますので(苦笑)八雲自身はあんまり飲まないイメージです。
が、昨日はなにやらナイーブやっ君でした。
八雲に「煩い」って言わせるかどうか凄く悩んだんですよね。
でも、悩みの深刻さ(?)が伝わったようなのでよし!

いつか泥酔八雲も書いてみたいと思いつつ(笑)




さて、お題今回は
La・campanella ~ラ・カンパネラ~さまよりお借りしました。

花から連想5のお題

1.向日葵。ただまっすぐに光を仰いで。
2.君影草。思い出すのは君の面影。
3.唐菖蒲。抜き放たれた剣のように。
4.睡蓮。穢れなき強さと孤独。
5.薔薇。たとえ痛みを伴っても。


1から消化。


同棲生活で。

La・campanella ~ラ・カンパネラ~さまより『花から連想5のお題』


1.向日葵。ただまっすぐに光を仰いで。




「ただいま~」
玄関から、晴香の元気の言い声が聞こえる。何かあったのか、ご機嫌で鼻歌を歌っている。
そんな同居人を迎えるべく玄関に足を向ける八雲
「お帰り、早かっ……」
玄関に顔を出すといきなり目の前が黄色に染まる。
「………?」
「あははっ…八雲君、間抜けな顔~」
視界の黄色が消え代わりに晴香の笑顔が飛び込んでくる。
「……君に言われたくない。大体、いきなりこんなものを顔に突き付けられて唖然としない方がおかしい。」
いつもの調子でそういい。晴香の腕に抱えられている花束を指す。
「で?これはどうしたんだ??」
「ぅん?…向日葵だよ?」
「それぐらい見て分かる。」
むしろそれ以外の何に見えるんだ?と突っ込みをいれつつも質問を続ける八雲
「僕が言いたいのはそんなことじゃなく」
ピイィーーー
「て……」
八雲の台詞を切るように…キッチンから何かが八雲を呼んでいる。
「あぁ、もう!」
「ヤカンが呼んでるよ。八雲君」
くすくす笑いながら晴香は自室に、八雲はキッチンへ消えて行った。




「で?どう言う経緯だ?」
ソファーに座り訝しげに晴香を見やる八雲。
「経緯も何も、お花屋さんにあったから買ってきただけだよ?」
窓際に大きな花瓶を置き、向日葵を飾っている晴香
「だから、何で買ってきたんだ?…今日はその…記念日でもなんでもないだろう?」
「記念日じゃないと、花買って来ちゃいけないの?」
「いや…そう言うことじゃ…ないんだが。」
どう言っていいのか分からないのか、言葉に詰まる八雲。
「店先に並んでたの見てね、もう夏だなって思ったの。」
「で?」
「八雲君にも見せたいなって…思ったら。買っちゃった。」
にこりと笑ってそんな事を言われれば八雲が反論をできるわけがない。
「……そうか。」
苦笑気味な笑顔を隣に座った晴香に向ける
「八雲君って、向日葵に似てるよね。」
「は?」
と…思わず間抜けな返事をしてしまう八雲。
そんなことを言われたのは生まれれて初めてだ。
「まっすぐに伸びてて、自分の信念を曲げないところとか。芯がしっかりしてるとことか。」
「……君の感性は、やっぱりおかしいな。」
表情を歪めて八雲がそう言う。
「なによ。」
「…向日葵は僕じゃなく君のほうだ。」
「え?…八雲君のほうだよ?」
「…君のほうだ。」
と…こんな意味のなさないような言葉のやり取りをする中で八雲は思った。

もし僕が…彼女の言うとおり向日葵で、

ただまっすぐに光を仰いでいるのだとしたら。

それは、君が太陽だから。


確りした芯を持つのは
           君を仰ぎ見るために



「…君が、太陽で居てくれるなら…僕が向日葵でもいい。」


向日葵の花言葉は

「あなたを見つめる」





END




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